葡萄の樹のように!
今日 見かけた葡萄畑。
この冬、土を掘り起こしたから雑草の背丈は低い。
葡萄は秋に収穫を迎え、
房を支えた枝は冬に切り落とされる。
房を支えた枝は冬に切り落とされる。
だから、樹の主幹に残る枝の切り口を数えると、
これまで、何回の収穫を経てきたのかが分かる。
これまで、何回の収穫を経てきたのかが分かる。
昔、あるワイナリーを訪ねた時、
50メートル違いに植えられている同じ品種の葡萄から出来たワインを試飲した事がある。
50メートル違いに植えられている同じ品種の葡萄から出来たワインを試飲した事がある。
一つは樹齢12年。
もう一方は樹齢70年。
樹齢12年から作られたワインは果実が溌剌と香り、勢いを感じた。
一方、樹齢70年の方は、
何とも言えない複雑味があり、
穏やかでいて知己と経験の深さが漂っていた。
何とも言えない複雑味があり、
穏やかでいて知己と経験の深さが漂っていた。
考えてみたら、樹齢の高い樹は、旱魃や多雨、雹、病原菌に脅かされながら、ここまで生き抜いてきたんだよね。
それなりの経験が味に出るはず。
私は50歳を過ぎたにも関わらず、凹む時が多い。
収穫を終え、冬の間 休眠していた古樹が
これからまた新芽をつけるように、
これからまた新芽をつけるように、
私もゆっくりとスタートをきりたくなった・・・
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