トスカーナの自然に、春支度の気配?
暦には〔1月20日は大寒〕とあるけど、
一体それは、いつの時代の事だったのだろう?
私がシエナに来たばかりの頃は、
雪で覆われた街や葡萄畑を見る事もあったが、
あれから20年。
自然に目を向けると、
休眠期で眠りについているはずの薔薇は目を覚まし、ミモザもそろそろ、咲き始めようとしている。
朝の空に響く鳥たちの声も賑やかで、
クロウタドリが美しい声で奏でていると思いきや、
カササギは相変わらず風邪をひいていて、咳払いをしているし、
鳩は朝から、絶望的な声で何かを叫んでいるようだ・・・
カレンダーを見ながら
「春の到着まで、まだ時間があるね」
とのんびり構えていると、
早めの到着に慌ててしまうかもしれない!
アーモンドや杏の花が咲き出したら、
気持ちが浮きだって、じっとしていられないから、
面倒で地味な作業は、
今のうちに、片付けておかなければ・・・
| 固定リンク