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2024年9月

2024年9月22日 (日)

スペシャル価格のオリーブオイル 完売です

オリーブオイル 2023年搾り250ml
スペシャル価格: 1,400円は、
お陰様で、完売いたしました!

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遠回りの日本帰省

今回の日本帰省は、
ちょっとした冒険旅行となった。

〔フィレンツェ〕→〔ウィーン〕→〔成田〕
という流れで到着するはずだったが、
悪天候の為、フィレンツェからの出航が2時間遅れ、ウィーンに到着した時には、成田行きの飛行機は、既に飛び去っていた。

もともと、ウィーンでは1時間の乗り換え時間しかなかったので、
何かあってもおかしくない、と薄々感じていたものの、
実際、辿った工程は、私の想像をはるかに超えたものだった。

ウィーンに到着し、
空港係員に飛行機を逃した事を話すと、
サービスカウンターに行くよう教えてくれた。

彼がいう場所に到着すると、
そこは旅客でごった返していた。

「あなたも、乗り継ぎを逃したんですか?」

ある外国人女性に尋ねると、

「そうよ。ここでは、番号札が必要なの。
 あの係員に尋ねて!」

と教えてくれたので、 係員に尋ねると、
彼は、通路のはるか向こう指さした。

彼の話す英語が分からぬまま、
通路を歩いてみるけど、
番号札の発券機は見つからず、戻ってみた。

すると、このサービスセンターはクローズするので、
別のフロアのサービスセンターに行くように、との指示をもらった。

10分ほど、あちこちを見渡しながら歩いていたら、
観光客でごった返しているコーナーがあったので、ここだ、とすぐに分かった。

番号札をとると
私の目の前にアジア人の男性がいた。

「すみません、日本人の方ですか?」

「あ~・・・日本人ではないのですが
 日本に住んでます」

彼は台湾人で、日本人と全く同じイントネーションで日本語を話すが、英語も堪能で、担当官の言う英語を全て通訳してくれた。

少し経つと、三人の日本人家族が目の前を通ったので、
すかさず声をかけ、私たちは5人で共に行動する事にした。

2時間ほどが経過し、
やっと、私たちの番がまわってきた。

カウンターに指示されたのは、
バンコクを経由して成田に行く、というコース。

しかもバンコクで1泊する必要がある。

これ以外のルートを希望する場合、
日本に戻るのに、もっと長い時間がかかるとの事だったので、
私たちはそれを受け入れるしたなかった。

「急にバンコクと言われても・・・?」

まるで、ミステリー旅行のような、
不思議な感覚だった。

ウィーンに到着して12時間後、
深夜2時に飛行機はバンコクへ出発。

機内は満席だが、
タイ人やバカンス目的で渡航する人より、
私たちのような事情の客層が目立っていた。

10時間の飛行を経て、
バンコクのスワンナプール空港へ到着。

お香? お茶? 
 

アジアンテイストな香りに包まれ、
本当にバンコクに到着したことを感じた。

ウィーンのサービスカウンターからは

「到着したらすぐ、
 ルフトハンザのカウンターに行き、
 指示にしたがってください。
 ホテルの手配も、そこでします」

と言われていたので、
何人もの空港従業員に尋ねてみるが、
誰も分からない。

インフォメーションで尋ねると、
それは、出発フロアにあるとのこと。

私たちは、入国審査を経て、
空港を出る必要があった。

出発フロアに行き、
ルフトハンザのコーナーに行ってみると

「19時過ぎにスタッフが来るので、
 出直してください」

と言われた。

私たちはまた、不安な気持ちになった。

「19時からですか?
 19時なったら閉まる、というケースは聞きますが・・・」

私たちは、待っている間、
バンコクのルフトハンザに電話をしてみたが、
17時で事務所は閉まっていて、
音声ガイダンスが流れるのみ。

日本のルフトハンザの電話番号も入手できず、
この会社に働いている友達にも電話をしてみたが、
応対なし。

19時になり、ルフトハンザのカウンターに戻ってみると、
さっきまでいなかったスタッフたちがいて、
ホテルの手配をしてくれた。

準備されたホテルは、空港近くにある
ノボテル バンコク スワンナプールエアポートホテルで、5つ星の素晴らしい客室だった。

食事券までついていて、
私たちは、ビュッフェに並ぶ珍しい数々のタイ料理を満喫した。

豪華なレストランでタイ料理を満喫し、
大きなバスタブで湯につかり、
広いベットで体を休めると、
翌朝、私たちは笑顔になっていた。

このホテルでは、
朝食ビュッフェが朝の3時から始まる。

成田行の飛行機は7:00発。

朝の5時に朝食をとり、
シャトルバスで空港に向かい、
そこからANAのカウンターに進むと、
もう、気持ちは日本に到着したも同然。

成田に到着し、飛行機を降りると、
ホワイトボードに私たちの名前が大きく書かれていて、
担当者の女性から、荷物が未着であること、
それに関する手続きカウンターのマップをもらった。


荷物が遅延でも、私たちは笑顔だった。

ここは日本。
たらい回しされる必要がない。

ロストバゲージの手続きを担当してくれた係員は、
何度も「申し訳ございません」と謝ってくれるが、
そんな彼らに同情してしまう。

考えてみたら、
他の国では、謝ってくれる人がいるだろうか???

今回の件で感じた事。

バンコクで用意されたホテルには、
本当に癒された。

疲労した心と体を、たっぷりとした贅沢でリセットする、という方法は効き目があった。

もしホテルが手配されず、
次回の飛行で使えるポイントが獲得できたとしたら?


これまでの疲れが増していき、
怒りの感情が沸いていたと思う。

帰省をした今、
バンコクのホテルでの楽しい思い出がよみがえる。

そして、台湾人の青年Jさんに心から感謝。

彼は決して威張る事なく、
常に温厚で、惜しみなく情報を提供してくれた。

彼の完璧な語学力があったからこそ
私と3人の家族は、
空港でイレギュラーな行動をとる事が出来た。

空港内での移動に苦労したが、
それぞれのシーンで、担当者が紙に書いてくれると
私たちは移動に安心できた。

成田空港の荷物の紛失に関しても、
紙の伝票控えが渡され、
到着まで安心して待つ事が出来た。

日本に帰省し、ルフトハンザに務める友達とメッセージを交わしていたら、トラブルを回避する為、あるアプリに登録するよう、勧められた。

しかし今回、トラブルの渦中にあって、
ルフトハンザのアプリに届いた情報は、
飛行時間の遅延や、ゲートの説明のみだった。

「フィレンツェ空港にいた時、
 アプリで路線を変更すればよかったかもね」

とも言われたが、英語で書かれたアプリで、そんな操作する勇気と能力は、私にはない。

トラブルがあった時、
気持ちに余裕がない時、
そして、日本にはいない時・・・

デジタルでは安心できないのです。

その場でどう動いてよいか?
現場の人間に聞きながら、動いていくしかない。

航空に関してだけではなく、社会全体に言いたい。

デジタル化もいいが、
万が一のトラブルがあった時には、
せめて、人間の担当者と話せるスペースを残してもらいたい。

私はどんどん、歳をとっていく。

弱者にやさしいスペースを社会に残してほしいのです・・・・

帰省の疲れがとれた今、
空港で一緒に過ごした人達が懐かしく、
愛しく思える今日この頃です。

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2024年9月21日 (土)

【お手元に本物のオリーブオイル、ございますか?】

今年も、搾りたてのオリーブオイルが香る季節が近づいてまいりました。

11月上旬から発送する予定でおりますが、

「オリーブオイルを切らしてしまいました」
というメッセージを頂くようになりました。

そこで、絞りたてのオリーブオイルをお待ちいただく間、使い切りやすい250ml缶をご用意させていただきました。

●価格 
 通常価格1,950円+国際送料のところ、
 今回、スペシャル価格1,400円でご提供!

(数に限りがございます)

●作り手:I Terzi di Monte Oliveto
●無農薬
●オリーブ収穫年:2023年秋
●賞味期限:2025年12月

★日本国内から発送させていただきます。

梱包のサイズ、お届け先によって送料が違ってきます故、日本国内送料は、お受取人様払いとさせていただきます。

今回、ご紹介させていただくオリーブオルの作り手「I Terzi di Monte Oliveto」は、
トスカーナ州、アッシャーノにある
〔モンテ オリヴェート マッジョーレ修道院の近くに位置し、
オリーブ畑は、岩肌の景観が見事なクレーテの向いにございます。

この地では、紀元前からオリーブオイルが作られていました。

歴史と文化と修道院の息吹が感じられる、
トスカーナの風格を帯びたピリ辛風味のオリーブオイル。

今回初めて、日本にご紹介させていただきます。

「本物のオリーブオイルを試してみたい方」
「プレゼントにご使用になられたい方」
「消費量が少なく1缶だけお手元に欲しい方」

是非、トスカーナから持ち帰った本場の風味を
この機会をご堪能くださいませ。

メールにてお便りをお待ちしております!

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