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2023年9月

2023年9月25日 (月)

これから、白ワインも積極的に飲む事にいたします!

何気なくサライを眺めていたら、
嬉しい記事が目に飛び込んできた。

「夕食時には、たいてい妻とふたりで辛口の白ワインをボトル1本飲みます。白ワインは、含まれるミネラル成分の影響で痩せる効果があることがドイツの医学論文で報告されています」

こう述べるのは、糖尿病を中心とした生活習慣病の専門クリニック院長、牧田善二先生。

この他、赤ワインの効能についても、
前向きな意見が書かれている。

こういう記事って、ありがた~い!
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2023年9月22日 (金)

2022年搾り シエナ産のオリーブオイル 日本国内より、1缶から対応いたします!

皆様、いつも大変お世話になっております。

早いもので、今年も搾りたて

オリーブオイルの時期が近づいてまいりました。

皆様のお手元に届くのは、早くて11月末頃。

それまで、お手元のオリーブオイルがもたない方、
9月中に、日本国内より
1缶から対応させていただきます。

2022年搾り ファンチュッリ農園の
無農薬エキストラバージンオリーブオイル

〈缶タイプ〉

●250ml: 1,590円(賞味期限 2024/12/31)

●500ml: 2,650円(賞味期限 2024/12/31)

※上記の金額には、国際送料が含まれております。

※日本国内送料に関しまして、恐縮ですが、
 お受取人様払いでお願いしております。

数に限りがございます。
ご希望の方はメールにてご連絡ください!

最近、送ってくださるメールが私に届かない事があります。

メールを送信された翌日、私からの返信がございません場合、別のアドレスからもお試しいただけますよう御願いいたします。

いつも、ありがとうございます。

大多和聖美

↓2022年のファンチュッリ農園の様子です。

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2023年9月20日 (水)

日本の切手代、イタリアに比べるとかなり安い!

私には年上の友達が多く、
アナログ派の人も結構いる。

ある友達に、
少しの間、日本に帰省する事を伝えると
「KIYOMI、日本からハガキを送って!」
と頼まれた。

この時代、ポストに届くハガキを楽しみに待つなんて、年の離れた彼女だけど、純粋な少女のように思えた。

最寄の郵便局に行き
「イタリアに送るハガキ用の切手をください」
と伝えると、

「70円です。
 でも、10月1日から値上げになるんです。
 100円になります」

と、やや、申し訳なさそうな表情で教えてくれた。

それにしても、日本は何て安いんだろう!?

70円は、今日の為替に換算すると約 0.44ユーロ。

100円になったところで、
たったの約 0.63ユーロだ。

ちなみに、
イタリアから日本にハガキを送る場合、
切手代は2.45ユーロ(約387円)。

日本の5倍以上の金額になる。

日本から友達の家にハガキが届くまで、
携わってくれる人、そして、配達員が走行してくれる距離を考えると、0.44ユーロの切手代でどうやって儲けが出てているのか?

不思議でならない・・

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2023年9月18日 (月)

気が抜けないイタリアのタクシー

シエナに住んでいると、滅多にぼったくられる経験がないのだが、大都市でのタクシーでは、高い確率でぼったくられる事がある。

そこで今回、
フィレンツェ空港近くのホテルから空港まで、
タクシーを使うにあたり事前に準備をして臨んだ。

フィレンツェ市役所のホームページにリンクされた
タクシーの料金表によると、

空港までの料金は一律€22,00

夜間(22:00~6:00)は夜間料金で€25,30

スーツケース1つごとに€1,00とある。

私がタクシーを使用するのは朝の4時。
加えて荷物が2つあるので、
合計 €27.30という事になる。

フロントにお願いしていた時間から10分遅れて、
タクシーが到着。

ホテルから空港まで、たったの5分で到着した。

とても気前のよい若い運転手で、
走行中の会話も弾み気分が良かったが、
やはり、会計を意識すると気が抜けない。

スーツケースをボンネットから出してくれた彼にお礼を言い、「いくらですか?」と尋ねると、

45ユーロという答えが返ってきた。

私は、驚いたと同時に、準備していた資料の出番が来た事に、得意気になった。

「あら? 私が思っている料金とは違うんですね。
 先日、フィレンツェの市役所に電話をしたら、
 料金表のサイトを案内されたので、印刷しました。
 これです。
 市役所の公的価格表によると、
 スーツケースを含み27.30ユーロですね。
 きっちり、この金額を準備しました」

そう言ってお金の入った封筒を渡し

「領収書くれますか?」と付け加えた。

運転手は動揺し

「本来は違うけど、今回は値引きします。
 27.30ユーロでいいですよ」

と言って、白紙の領収書にペンで書き込んだ。

領収書にはタクシー番号が予め印刷されているので、
れっきとした証拠になる。

今回はぼったくられずにすんで、晴れ晴れした気分!

ちょっと面倒だけど、大都市でタクシーに乗る時は、
事前の下調べ+「領収書下さい」の作戦で臨みます!

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2023年9月11日 (月)

モンタルチーノで体験したマンマの料理

今日、モンタルチーノで
マンマの食卓を堪能した!

5代にわたりワインを作り続ける
家族経営のCollelceto農園。

収穫時には遠方からも友達が集まり、
男たちは畑で、女たちは台所で、
皆で汗を流しながら、
もくもくと作業にとりかかる。

朝早くから畑に勤しむ彼らにとって、
昼食は憩いと、
仲間を感じ合う大切な一時。

今日のメニューは

・アーリオ オーリオ ペペロンチーノ
・ジャガイモと玉ねぎのオムレツ
・ソーセージ
・トマトサラダ
・イチジクのタルト

オリーブオイル、唐辛子、卵、ジャガイモ、
玉ねぎ、トマト、バジル、イチジクは自家製で、ソーセージまでもが、農園が飼育している豚で彼らの手によっで仕込まれたもの。

どれもが驚くほどに味わい深く
特別に感じたけど、
彼らにとっては、ごく普通のメニューなのだ。

年月は流れ、
仲間たちはゆっくりと姿を消していったが、
それでも、80歳前後の現役人は5人いて
彼らの孫も収穫に加わるようになった。

この日は大勢でマンマの料理を囲んだが、
家族であろうが、夫婦二人きりであろうが
お互い支え合う同志が、飾り気のない会話を交す食卓には、憩いの時が流れている。

《いかに家族を思い、陰ながら支えようとしているか?》

というスパイスが振りかかったマンマの料理の美味しさは、何度でも味わえる。

今、食卓で口にしている瞬間。
そして、時が過ぎ、
この光景が優しい思い出となって、
懐かしい情景を心で味わう瞬間。

人生をより豊かにしたいから・・・・

食事の時間をもっと大切に考えてみたくなった、今日この頃です。
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2023年9月 9日 (土)

【シエナのフレスコ画《善政と悪政の寓意と効果》その5】

シエナ市庁舎内の「平和の間」に、壁3面にわたって描かたフレスコ画の紹介シリーズ。

良い政治が支配する平和な風景、
そして悪い政治に支配された荒涼とした風景が描かれています。

そろそろ、後者の《悪しき政府》に触れてみたく思ったのですが、なんとなく、暴君や残忍なストーリーを紹介する気にはなれず・・・

もう少し、
良き政府のディテールを紹介させてください!

今日は、ソファーにもたれかかった白い女性、
PAX(pace=平和)のご紹介です。

平和のシンボルである彼女は、左手に、
平和のシンボルであるオリーブの枝を持ち、
オリーブの冠をつけています。

この冠に関して、
月桂樹と説明されている文献も目にします。

月桂樹は勝利の象徴。

右肘をついているクッションの下には武具があり、
彼女の足元にも武具が敷かれいて、

〈平和は戦争に打ち勝った〉

という意味なのでしょうか?

月桂樹だとしたら、もう少し葉が密に
重なりあっているような気がするので、
私は、オリーブだと感じてます。

ソファーによりかかるポーズより、争いごとに悩むことのない、リラックスした心境を感じます。

白い服はシンプルながらも美しく、
光が当たっているようで、明るい感じがしますね。

今日の解説はここまで。

1338年~1339年にかけて描かれた
アンブロージョ・ロレンツェッティによるフレスコ画。

きっと、彼も眺めたであろう
シエナのオリーブの丘の写真もアップします。

只今、10月の収穫に向けて、
実が育っています。

美しい丘で育ったオリーブから絞られるオリーブオイルを通じて平和を心身に取り入れたく思います!

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2023年9月 8日 (金)

モンタルチーノのオークの木から見える自然環境法

世界で一番、世界遺産を保有するイタリア。

歴史的建造物や街、遺跡などの他、
沢山の自然地区も保護の対象になっているが、
「世界遺産」という枠を超えて、
イタリアでは自然保護に対する意識が非常に高い。

1985年、当時の文化環境庁次官のジュゼッペ・ガラッソの提案により、自然景観に関する法律が出来た。

地域とその美しさを保護する景観計画で、
発案者の名をとり、
Legge Galasso(ガラッソ法)と呼ばれている。

この法律のお陰で海や川、
湖、森などの自然景観が破壊されることなく、
今日、素晴らしい風景があちらこちらで見られる。

もし、この法案がなかったら、
大手企業をはじめ、個々の都合と利益のため、
無秩序にあらゆる場所に建物が建設されていたことになる。

イタリア全土を網羅するガラッソ法の他、
各都市ごとに、その地域の自然環境を守るルールがあり、自然生態系や景観を守っている。

一昨日、
ブルネッロの作り手、Colleceto農園を訪ねた時、
その一例に触れる事が出来て感動した。

葡萄畑の中に、大きなオークの木が何本かある。

大規模な農業企業などの場合、効率化を考え、
トラクターが働きやすいように、
木を切り取ってしまうかもしれない。

しかし、ここ、トスカーナのモンタルチーノでは、
私有地であっても、樹齢の長い木に番号を付け
保護の対象としている。

Colleceto農園の敷地内には、
7本の木が登録されていて、
この木を切る事が許されるのは、
木が病気、もしくは落雷などで倒れた場合の危険が予測される等、明確な理由がなければならない。

トスカーナの葡萄畑を見渡すと、必ずと言ってよいほどオリーブ畑や森林も目に入ってくる。

生物多様性の重要性について語られるようになって久しいが、意識だけではなく、法律によって管理・実行されているワインの里の在り方に安心を覚える今日この頃です!
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2023年9月 7日 (木)

モンタルチーノより、葡萄畑の様子をお届けです!

今年、イタリアでは全土において、
春の長雨によるベト病、そして、度々訪れる雹によって葡萄の木がダメージを受けた。

収穫量が減少、
もしくは収穫を諦める農園も続出する中、
モンタルチーノにあるブルネッロの作り手Collelceto農園では、見事な葡萄がたわわに育っていた。

何故、この畑では健康的な葡萄が実っているのか?

農園のオーナ、エリアに尋ねると、
彼はこう語ってくれた。

「2~3月にかけて、雨は約15日毎に降り、
  普通の状態だったけど、
 5月2日から6月21日にかけて、
 毎日欠かさず雨が降り続けたんだ。

 ここ30年の中で、
 こんな多雨な年は初めてだよ。

 雨が8時間続いたとしても、
 その後、風が吹いて木が乾けば、
 深刻な問題にはならない。

 しかし、2時間しか降らなかった雨の後、
 霧が発生したりして湿った状態が続くと、
 病気が生まれやすいんだ。
 
 畑に気象計器が設置してあり、

 温度、風、湿度、そして葉の水分等のデータが携帯で見れるようになっている。

 常に確認しながら、
 適度なタイミングで即、対処を施したよ。

 午後に雨が降り、夜には雨があがり、
 翌朝に銅を散布するなど、
 雨対策の作業を何度も繰り返した。

 この施しは、
 4~8時間以内に行う必要があるんだ。

 もし、2日遅れて作業したとしたら手遅れだ。

 夜中であろうが、何度も畑に働きかけたよ。

 幸い、この畑には常に風が吹き抜け、
 霧も発生しない。

 雹の被害にも遭わなかったのでラッキーだった。

 それにしても・・・
 昨年と全く違い、今年は本当に難しい年だよ」

丁度1週間前、
私はフィレンツェ近郊にあるワイナリーを訪れた。

そのワイナリーのオーナーはとある企業のオーナーでもあり、1993年から無農薬ワインに取り組み、大量な数のワインを生産している。

その畑では、チリチリに干してしまった葡萄も目立ち、

「無農薬だから対処の方法が限られてしまい、
しょうがない結果なのかな?」と感じていた。

しかし今日、ここ、モンタルチーノにある小さな作り手の無農薬の畑を見て、その違いに、驚かざるを得ない。

その年の天候、土地の性質、
作り手の働きかけで生まれるワインの葡萄たち。

今年は特に、葡萄栽培者としての知識と経験
そして即座に畑作業に取り掛かる行動が求められた年。

困難な中、
エリアの働きかけに見事に応えてくれた葡萄たちが
熟成を経てブルネッロ2023がリリースするのは
5年後の2028年。

その時をゆっくりと待ちたく思います!

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