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2019年4月

2019年4月29日 (月)

今日のトホホ・・・な事

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2019年4月28日 (日)

野の花が咲き誇るトスカーナより今日は!

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2019年4月26日 (金)

日常生活の中の、ちょっとした緊張

今日4月25日は祝日で、
私の家から街行きのバスは3本しかないけど、
運行しているだけでも有難い。

限られた時刻故に、
バスの乗客は、往復共に同じ顔触れが見られる。

街行きのバスに乗り込むと、
イタリア在住歴が長いフランス人の婦人がいて、
私を見るなり手招きをした。

81歳になる彼女はとにかくお喋りが大好きで、その話題は
幼少の頃の思い出話から世界情勢に至るまで本当に幅広い。

私は決まって聞き役で
「ヘ~」とか「ホントですよね~」などの相槌を打ち続けると、
婦人のおしゃべりネタはどんどん湧いてくる。

途中、真っ黒な服に身を包んだ中年男性が乗車してきて
私たちの向い合わせの席に着いた。

フランス婦人は声のトーンを落とし、私を肘でつついた。

ちょっと変わった雰囲気の男性で
左手にシャンプーの容器を握っている。

彼はその後、リュックを座席に置いたまま、
少し離れた場所に移動した。

フランス婦人も私も、
置き去りにされたリュックが気になったので、
なるべく離れた後部座席に移動した。

街に到着し、フランス婦人と別れた2時間後、
私たちはまた、家路に向かうバスで隣同士に座った。

途中、スキンヘッドの背の高い男性が、箒を持って乗車してきて、婦人の声は、さっきと同様にすぼまった。

この男性もなぜか、バスの中央部席に箒と鞄を置き、
後部座席に移動した。

フランス婦人は気が気でならない。

「全く落ち着かないね~。
 なんだって荷物から離れるんだい?」

爆破事件の報道が珍しくない昨今。

時々、こんな光景にビクッとしてしまう今日この頃です・・・

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2019年4月24日 (水)

・・・てな訳で、シンプルランチします!

「怒っちゃダメ、怒っちゃダメ・・・・」

そう唱えながら、息を大きく吸いこんだ。

今日は、北イタリアからワインが届く事になっていて、
今朝の運送会社からの電話によると、
昼前に到着するとのこと。

しかし、朝からトラックの運転手から何度も電話が入り、
隣町から私の居場所を聞いてくる。

「近くにいる人、もしくは、お店に入って、
誰かに電話を代わってもらえるかしら? 
土地の人に私の居場所を説明するわ。
その方が、あなたに方角を説明しやすいから」

代わってもらった電話で私の居場所を説明する度、

「あ~、それなら簡単さ」と言う案内人の声が聞こえるので
てっきり分かったものと思ったけど、
経験が浅いこの運転手はなかなか辿り着く事が出来ない。

3回目の電話で、運転手は不満を口にし始めた。

私は売られた喧嘩を自動的に買ってしまうタイプなので、
私も声をあげて返してやりたかったけど、ぐっと抑えた。

(ワインを受け取らなくちゃ・・・)

その後、運送会社に電話をして、
運転手に道順を教えてあげて欲しい旨伝え、
改めて運転手に電話をしてみたら、彼の声は晴れていた。

「あと5分で到着する!」

やれやれ、一安心・・・

私は、駐車場でトラックを待った。

気付くと、こんな時に限って、
リモコンで開くはずの門が壊れている。

このままだとトラックが敷地内に入る事ができない。

慌てて大家のアルドオジサンを呼び、
手動で門を開ける方法を教えてもらい、
再び駐車場で、道行く車を見張った。

私のいる敷地内には、家具屋もあるので、
頻繁にトラックが出入りする。

私はトラックを見ると、手を大きく振って、
「こっちよ~、こっちこっち!」と言って迎えたけど、
最初の2台は、家具屋さん宛の要件だったので、
運転手にキョトンとされてしまった。

やっと、ワインを積んだ運転手が到着!

ワインは割れてない!

ルーマニア人の運転手と冗談を言い合って、
終わりよければ全てよし!

これからランチを作る気にもなれないので、
手を抜いたシンプルパスタ。

トリュフが練りこまれたパスタに、
オリーブオイルとパルミジャーノチーズをふりかけて、いただきま~す!

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私たちの幸せ、彼らなしでは語れません・・・

パトリッツィオの傍らにはいつもモッラちゃん 
私の傍らにはティティちゃん

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2019年4月21日 (日)

いつの日か、シエナをご一緒に散策しませんか?!

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2019年4月19日 (金)

春の味覚のお知らせまで、もう少々、お待ちくださいませ<(_ _)>

「春の味覚」のお知らせメールを、4月27日(土)頃に送信できますよう、準備を進めております。

ワイン&オリーブオイルの発送は、
5月中旬以降を考えております。

小さな作り手と連絡を取り合っておりますが、
彼らは日中、畑や醸造に勤しんでおり、
注文確定にこぎつけるまで、時間を要しております。

「春の味覚」「ワイン&オリーブオイルリスト」をお待たせしてしまい、申訳ございません<(_ _)>

もう少々、お待ちくださいませ。

お問い合わせをいただくようになりましたので、
この場にて、ご説明させていただきます。

いつも、ありがとうございます!

素敵な週末をお過ごしくださいませ(^^♪

 

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キャンティクラッシコ、入荷しました!

「優良ヴィンテージ」と聞くと誰もがそれを選びたくなるけど、
天候に恵まれた年のワインが美味しいとは限らない。

どんなに葡萄が健康でも、醸造の工程で手を抜き、
樽に滓がたまったままの状態で熟成されたりすると、
ワインに動物臭などが移り、残念な出来となってしまう。

逆に、恵まれないヴィンテージが不味いか?
というと、そうとも限らない。

キャンティクラッシコの作り手「フィエトリ農園」に関しては、
2014年の多雨で葡萄の凝縮感がやや薄まった年に、
醸造に携わる人の苦労が凝縮された。

大胆に葡萄のセレクトを行い、
ストラクチャーを与える為、メルロー品種を若干加え・・・

加えて、
2016年にボトリングされてから今までの時間の経過が
より、ワインをスマートに仕上げてくれた。

軽快さと透明感が感じられる
爽やかテイストのキャンティクラッシコ。

2014年のヴィンテージは、生産本数が3000本。

こちらのワイン、この春のリストに登場です!

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2019年4月16日 (火)

ティティちゃんの手術、無事に終えました (#^.^#)

 

 

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2019年4月15日 (月)

シチリアの食材、検討中です!

ヴィニタリーでは、ワイン以外に、こんな食材も見つけた。

南イタリアはシチリア島の味覚たち。

パンに塗ったり、茹でたてのパスタにあえたり、
トマトソースに混ぜてみたりと用途は自由自在。

こんな味覚がキッチンにあると、
いつでもホームパーティーが楽しめる!

今、こんな商品の仕入れを検討中


【イワシのパスタソース】

フェンネル、イワシ、凝縮トマト、玉ねぎ、アンチョビ、
エキストラバージンオリーブオイル、ワインヴィネガー、
塩、胡椒


【ピスタチオのペースト】
ピスタチオ、エキストラバージンオリーブオイル、
塩、胡椒

【アーティチョークのペースト】

アーティチョーク、エキストラバージンオリーブオイル、
ワインヴィネガー、塩、ニンニク、唐辛子

【Capuliato piccante】

ドライトマト 、エキストラバージンオリーブオイル、ケイパー、
ワインヴィネガー、塩、唐辛子、オレガノ、ローズマリー

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ティティちゃんと月曜日・・・

月曜日は、ティティちゃんの脂肪腫を取り除く手術。

塊が小さなうちは放っておいても大丈夫らしいけど、
大きくなって血が滲みだしてきたので、これは危ない。

虫が卵を産み付けてしまっては大変だ。

ティティちゃんは15歳という高齢、
そして、おデブさんなので、全身麻酔が出来ず、
局部麻酔をかけるらしい。

そして、手術は私の家。

獣医のパトリッツィア曰く、

「猫は、術中、痛みを一切感じないわよ。
 でも、動かないように、横向きにしっかりと固定しなければダメよ。
 キヨミ、大丈夫?」

全身麻酔が出来ないんだったら、抑え込むしかない。

でも、私以外に、人手がいる。

こんな時 頼れるのが、隣町に住む華子さん。

電話して事情を説明すると、

「了解! 行くわ!」と言ってくれた。

ありがたい<(_ _)>

そして、術後服はというと・・・

インナータイツの太ももの部分を使ってアレンジしたいところだけど、丸いティティちゃんにはキツイので、インナーシャツを使おう。

早く過ぎ去って~、月曜日~!

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2019年4月13日 (土)

週末は新鮮野菜でメンテナンス

 

何という優越感!

「これください、あれも頂こうかしら・・・あっ、これもね・・・」

値段を聞かずに、
気になるものをバンバン指さしながらの衝動買!

毎年、この時季に2週間だけ出回る新ニンニクは外せない。

普段の乾燥ニンニクに比べ、2倍ほどの大きさがあり、
鼻を近づけると擦り下ろしたような香りがプーンと漂うけど
水分が多くて辛味がマイルド。

そのほか、野草や新ジャガなど、
土や虫のついたままのオーガニック野菜をはじめ、
ミニトマトやフェンネル、アスパラ、ラディッシュ、パセリ等々
色とりどりの野菜を買い込んだ。

野草を洗うのに30分以上かかったけど、
その手間を通じて、鮮度が伝わってきて嬉しい!

ここ数日、ワインの試飲会で寝不足、栄養不足、
アルコール摂取が続いたので、
今週末は新鮮野菜で心も体もメンテナンス。

皆様も、心身健康な週末をお過ごしください!

 

 

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2019年4月12日 (金)

シエナに戻ってきました!

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2019年4月11日 (木)

ワイン試飲会での出来事 その7

ヴィニタリーの会場にいると、アンナからメッセージが入った。

「キヨミ、私とマウロもヴィニタリーに向かっているところ。
 14時には到着するわ。会いましょう!」

アンナの仕事は不定休で、この日が休みとなったため、
当日の朝にヴィニタリー行を決めたとのこと。

シエナからヴィニタリーの会場まで車で片道3時間半。

1日の入場券も85ユーロと1万円を超えるため、
ノリで気軽に来れるようなイヴェントではないが、
そういう事をサラッとこなしてしまうところがアンナらしい。

そして、私たちは会場で落ち合った。

「チャオ、アンナ! チャオ、マウロ!
ごめん、さっきは電話に出れなくて・・・」

「会えたね~♪ 知ってる?
私たち、入場して真っ先に日本酒をテイスティングしたのよ?」

「えーっ? 日本酒も出展してるの?」

「そう。 連れてってあげる!」

「悪いよ~。閉館までの時間、貴重でしょ。
 私に付き合って同じブースに戻るの、勿体ないわ。
折角だから、色々なワインを試してちょうだい!」

「平気、平気! 日本酒のブースに行きましょう!」

そう言ってアンナとマウロは、
まだワインを十分に試飲していないにも関わらず、
私を日本酒のブースに案内してくれた。

彼らはこの前、日本旅行から戻ってきたばかり。

アンナにとって、日本旅行は長年の夢だったけど、
マウロは渡航の直前まで、乗り気ではなかった。

にも拘わらず、
マウロの方がすっかり日本に惚れてしまっている。

日本では、沢山の日本人に助けてもらったらしい。

駅では、英語が話せぬご婦人が話しかけてきて、
二人をホームまで連れて行ってくれたこと、
ホテルのスタッフによる丁寧で親切な対応・・・

尊重をもって接してくれる日本人の態度にすっかり惚れてしまい、日本食やお酒も存分に楽しんだ。

面白いのは、数年前、私の家でディナーをした際、
日本人の友達がわざわざ日本から持参してくれた上等の日本酒を彼らはあまり好まず、スプマンテを堪能していたこと。

その彼らが今「ものすごく美味しい!」といって、
慈しみをもって日本酒を味わっている。

日本での思い出が酵母のように彼らの心に付着し、
イタリアに戻ってきてからも日本への思いが発酵し続けている、っといった感じだ。

少し古いデータになるけど、
関税局の2018年の統計によると、
2017年度の清酒の輸出は前年度に比べ19%の増。

全体の4分の1近くが米国であるのに対し、
イタリアへの輸出はまだまだ小さい規模だけど、
2015年の万博以来、ゆっくりと成長を遂げ続けていて、
前年に比べると20.1%の伸びとのこと。

万博の効果、
そしてイタリアで寿司の店を開く中国人の存在に加え、
日本に行くイタリア人がとても多くなってきている事が、
日本酒の伸びに繋がっていると感じた。

私が思うに、イタリア人は情報に触発され、
目新しい商品にホイホイ飛びつく事はしないので、
物事が一過性のブームとして過ぎ去り忘れ去られていく
という事はない。

故に、一度日本酒を知った人は、
日本酒とのつきあいが定着していくんだろうな~
という感じがする。

これからオリンピックに向けて、沢山の人が日本を訪れ、
彼らの日本での体験が世界に発信されていく。

「観光案内」をメインとする都市ボランティアの方をはじめ、
日本の皆様の外国人に対する対応が「日本酒」をはじめ、
その他、日本の輸出に大きく関わっていくことを感じた今日この頃です。

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2019年4月10日 (水)

イタリア人は車が大好き

ランボルギーニのパトカーに、
美人の婦人警官。
まるで、ドラマみたい・・・

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2019年4月 9日 (火)

ワイン試飲会での出来事 その6

ビオをテーマとしたカンファレンスに出席した。

かつてイタリア農業省の大臣を務め、
現在はヴェネト州の知事であるLuca Zaia氏をはじめ、
地産地消連合(Coldiretti)の代表、
イタリア最大手の有機専門スーパー NaturaSiの代表、
欧州農業委員会などによる解説は非常に興味深かった。

イタリアは、世界一のビオの生産国。

ビオとは、研究開拓されるものではなく、
自然科学の発見と共に、その土地の特性を生かして展開されていく故、クオリティの高い産物を生み出せる土地は限られる。

幸い、イタリアには、
ビオに向いた自然環境が沢山残されていて、
その中でもシチリアでのパーセンテージが非常に大きく占めている事に驚いた。

その土地の自然を尊重・共存する農家には
勇気と知識と労力が必要で、故に、彼らには、
それに見合った然るべき報酬が保証される事、

ビオの表記をしていながら、偽りの商品が出回る中、
情報の公開、透明性をどう唱っていくか・・・等々、

この日に聞いた内容(データ、マーケティング、課題、方向性等々)は、ゆっくりとブログで紹介していきたく思います。

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ワイン試飲会での出来事 その5

  小さなホテルでの朝食はとてもアットホーム。

近所に住む馴染み客がやってきて、
新聞に目を通しながら、オーナ―のドリアーノと世間話を交わしている。

私も、何の躊躇もなく、皆の会話に加わりながらカプチーノとブリオッシュで朝食をとった。

親日家のドリアーノは日本について色々と語りだす。

「この時期、日本は桜で賑わってるんだよね!」

「そうよ!お花見の話題でいっぱいなの!」

ドリアーノは、1900年初頭に日本がアメリカに桜をプレゼントした事から京都の桜の事まで良く知っていて、彼の日本ツウぶりに感心してしまった。

「キヨミに聞きたい。
  桜が咲いた後は、どうしてるんだい?
 国民にプレゼントするのかい?」

「プレゼント?」

「そう。サクランボだよ。あれだけ沢山の花が咲くんだから、
 その後、サクランボも沢山実るだろう?
 それを日本国民はどうやって食べるんだい?」

「サクランボは成らないのよ。お花だけなの」

すると、隣のテーブルの男性も驚いた様子で、

「花が咲いて受粉して、実をつけるんじゃないんだ!」

と声をあげた。

そんなイタリア人の感覚に、私も驚いた!

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2019年4月 8日 (月)

ワイン試飲会での出来事 その4

世界の半分は男性なのに、
どうして彼じゃなきゃダメなんだろう?

世界にこれだけ沢山の人がいるのに、
どうして、この友達と強く繋がっていたいんだろう?

「条件」を満たしていても

「どうしても、この人と関係していたい」という本当の理由は
言語化するのが難しい。

ワインも同じ。

香を吸い込み、口で味わい、
果実味や酸味、タンニンを吟味する一瞬の手前で、

「これ! これこれ!」

と心の枠にピタ~っとはまるようなワインがある。

今日も沢山のワインを試飲してみた。

ある名の知れたワイナリーのブースには、人だかりがあり、ワインを試飲できるまで辛抱強く待った。

北イタリア故、白ワインの品ぞろえも多い。

まずは、デリケートな品種、
ピノ・ビアンコのステンレスタンク仕上げをお願いした。

思ったより、大分甘い仕上がりになっていた。

ピノビアンコでこの甘さだから、
他の白はもっと甘味が秀でていると思いブースを去った。

ピノビアンコは、フレッシュな果実にフローラルな感じがあって、透明感があるものを選びたい。

どんなに珍しい品種でもタンニンが強く、
口中を乾かせてしまうような赤は、ちょっと難しいかな?

このワインは樽香が強すぎて、新築の家にいるようだな?

このワインは酸味の躍動感が足りないな・・・

色々なワインを試してみるけど、
ピタ~っと気持にストライクで入ってくるワインとの出会いは難しい・・・

幸い、今日は素晴らしいワインとの出会いを得た!

「どう、売ろうかな?」というより、

「この美味しさ、是非 皆様に紹介したい!共有したい!」

という衝動に駆られ、興奮してしまう。

明日もまた、惚れるワインとの出会いを求め、
ヴェローナで過ごします!

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ワイン試飲会での出来事 その3

宿泊しているホテルの裏には、中華レストランがある。

そこで夜食を済ませ、気分を変えて、
ホテルの隣にあるバールで珈琲をとる事にした。

バールにいる客たちは、お酒が入っているせいで、
元々 風変わりなキャラの人たちがもっと緩くなっていて、
東洋人の私の存在は、もっと浮いてみえた。

「珈琲ください」

カウンターでそう告げると、テーブル席の男性が、
「おごる!」と声を上げた。

咄嗟の声に状況が掴めず、

「私があなたに珈琲をおごるんですか?それとも、
 貴方が私に珈琲をおごってくれるんですか?」

と尋ねると、

「女性に珈琲代を払わすわけにはいかない!」

と言って席を立ち、
私の隣に来て、2€のコインをカウンターに乗せた。

呆気にとられ、

「いいです・・大丈夫ですから」と答えると、

「そんな目で見ないでくれよ。あれ、奥さん」

と言って、同席のテーブルの女性を指した

それを聞いた途端、警戒心が解け、
このシーンが面白く思えてきた。

この男性は小柄で、前歯が全部ない。

私の名前を聞くと、「イヨ~ミか!」と言って、
イタリアの歌謡曲に私の名前を入れて陽気に歌いだした。

他のテーブル客もバリスタも、
私たちを遠目に楽しんでいるのが分かる。

珈琲を飲みほし、お礼を言うと、
男性は握手を求めてきたので、右手を差し出すと、
手の甲にキスをした。

この手のアクションは、イタリアでは時々あることで、
女性に対して敬意を示す態度でもあるので、嫌な気はしない。

彼の奥さんも笑ってる。

私は奥さんの席に行って握手をし、お礼を言った。

シエナ人の気位が高すぎるのかな?

それとも、この町、この空間だけが特殊なのかな?

それとも・・・
東洋女が一人でいる、という状況が、
緩い空気を作っているのかな?

出張にも関わらず、とっても和んでます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ワイン試飲会での出来事 その2

ビオ専門の試飲会で試飲をしていると、
今晩お世話になるホテルのオーナーの娘、
アンジェリカからメッセージが入った。

「キヨミ、何時頃、ホテルに来れそう?」

「18時には会場を出るわ。
 ホテルまで歩いて行ける距離よね?
 18時半~19時には到着すると思う」

少しして、またメッセージが入った。

「兄が迎えに行くから。2匹の犬と一緒にね!
 終わったら、この番号に電話して!」

「え~、嬉しい! ありがとう!」

会場を出ると、アンジェリカの兄ピエトロが
2匹の秋田犬と一緒に来てくれた。

早朝からの移動、
そしてワインの試飲で疲れを感じていたけど、
2匹の犬に触れた途端、出張モードが吹き飛び、まるで
普段の日曜の午後を過ごしているような気分になった。

ピエトロは雄のエボノを、
そして私は雌犬のエリサを連れて散歩をした。

心地よい疲れと共にホテルに到着。

フロントではオーナーのドリアーノが笑顔で迎えてくれた。

「やあ、キヨミ。元気だった?」

「元気よ! 秋田犬との散歩で疲れが吹っ飛んだわ!
 色々とありがとう!」

「明日、皆で食事しよう。
 明日の夕方、私と妻はヴェローナに用事があるから、
 妻は食事を作る時間がないかもしれない。
 その場合はレストランだ。いいよね」

「まあ、皆で揃って食事! 嬉しいわ~」

このホテルとの出会いは、昨年のあるトラブルが原因だった。

予約をしていたホテルに到着したら、部屋がないと言われ、
予約代行のBooking.comに連絡をしたけど、埒が明かない。

暫くして、Booking.comが探してくれたのが、
ドリアーノのホテルだった。

その時も、2匹の秋田犬を連れて迎えに来てくれた。

この時期、ヴェローナのホテルは
★★★ホテルでも200ユーロ近くする。

それに比べ、ヴェローナからバスで1時間のこのホテルは一泊42ユーロ。

ちなみに、昨年、私の予約を無碍に扱ったホテルは倒産し、
売りに出されていた。

親日家のドリアーノ一家との出会いは、
神様からのプレゼント。

これも、予定通りに進まなかった故のストーリーです!

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ワイン試飲会での出来事 その1

早朝のバスに乗りヴェローナの街に到着。

ワインの試飲会「ヴィニタリー」で3時間 過ごした後、
少し離れたチェレアの街で行われているビオ専門の試飲会場に向かった。

ヴェローナからチェレアの街まで、バスで約1時間。

私はてっきり、終点で下車するものかと思っていたけど、
到着予定時間を過ぎてもバスは走行を続けるものだから
運転手に尋ねると、下車すべき駅はとっくに通り越していた。

どうしよう?
引き戻りたいけど、2時間待たなければバスがない。
ビオワインの試飲会は今日が最終日。
何としてでも会場にいかなくちゃ・・・

大通りに面していたので、
思い切って親指を立て、ヒッチハイクを試みた。

車が停まってほしい、という願いと、
車が停まっちゃったらどうしよう?怖い・・・

という相反した気持が錯誤して、
親指の立て方が曖昧になってしまう。

5分続けたけど車は停まってくれない。

辺りを見渡すとホテルがあったので、
フロントに尋ねる事にした。

「すみません。このホテルの客ではないのですが・・・
 バスを乗り過ごしてしまったんです。
 今日が最終日の試飲会に行く必要があるんですけど、
 車を呼んでくれますか?」

するとフロントの男性は、すぐに電話をしてくれて、
「10分で来ますよ。そこのテーブルで待っててください」
と言ってくれた。

テーブルを向くと、
そこには年代モノの高級家具のようなピアノがあった。

「あっ、ピアノだ! ちょっと見ていいですか?」

「なんなら、弾いてもいいですよ」

ロビーには人がいなかったので、
私はピアノに向かってショパンのノクターンを弾いた。

弾き終えると背後に人の気配を感じたので、振り向くと、
お父さんと二人の子供が立っていた。

「もっと聞かせてください。エリーザの為に、弾けますか?」

私はリクエストに応え、弾き終える頃には人が増えていた。

そしてもう1曲を弾き終えた頃に車が来た。

皆に温かく見守られ、嬉しいのと、照れてしまったのと、
場慣れしていない感覚が交差して、とてもじゃないけど
50の女とは思えぬほど落ち着かぬ態度で皆に挨拶をし、
車に乗り込んだ。

ハイヤーのような車が来たものだから、
(高くつくだろうな、まっ、しょうがいない)と覚悟したけど、
請求されたのは15ユーロ。

とても良心的だった。

イタリアでは、予定通りに運ばない隙にちょっとしたストーリーが生まれる。

時に、そっちの方が面白かったりするのです!

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2019年4月 7日 (日)

4月6日、シエナのドーモから今日は!

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2019年4月 4日 (木)

お洒落をしたくて、情報収集!

シンプルに見えるお洒落をしてみたいな!と思った。

シンプルに決めたいのに、パンツ一つとってもチョイスが難しい。

くるぶしが見える丈?

幅広? もしくはストレットなタイプがいいのかな?

パンツに合わせる靴は、ヒール? 
それともスニーカー?

流行を追う必要はなく、
2年まえにアップされているこんなビデオも参考になります!

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女友達

 

いつ、何がきっかけだったのか思い出せないけど、
レーダとは18年の付き合いになる。

昔、クリスマスをローマで過ごした事がある。

翌日「そうだ!シエナに戻る前にナポリでランチしよう!」
と思いつき、私たちは計画性もなくナポリに立ち寄り、
旅の興奮に疲れを感じる間もなく岐路に向かった。

当時、私はシエナの一つ手前の駅に住んでいた。

でも、この電車はシエナまで直行で、
その駅を通過してしまう。

そこで、私とレーダは運転車両に行き、扉をノックした。

「一つ手前で降りたいんです」

運転手ともう一人の車掌さんがいて、

「この電車はシエナまでノンストップだ!」と断られた。

私たちは大人しく座席に戻ったが、
少したって、車掌さんがやってきた。

他の乗客にバレぬよう、私たちを手招きしたので、
私たちは彼についていった。

「いいかい、電車は止めないけど、減速するからね。
 飛び降りるんだよ」

そう言って、鍵でドアを開けてくれた。

私たちは持っていたキャンディを全部、車掌さんにプレゼントして、「グラッツェ!」を何度も繰り返しながらホームに飛び降りた。

その他にも、レーダとのエピソードは沢山ある。

レーダといると、無垢な感覚になれるから不思議。

今日も、アペリティーヴォをしたお店で、

「これ、何ですか?凄く美味しかった!」とか
「このチーズ、凄く美味しかった!」等・・・

バリスタに話しかけながら、和気あいあいと過ごす時間が心地よかった。

「年を重ねても、輝いた女性でありたい」と願いつつも、
1人でいると、どうしても無表情になってしまう。

パートナーの男性とばかりいると、
彼との居心地の良さから、社会への接点が疎かになってしまう。

幅広く人と付き合おう、とすると、
価値観の相違から疲れを感じてしまう事も多々ある。

だから、フィーリングの合う友達の存在って本当に大事だな~、と感じる今日この頃です!

 

 

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2019年4月 3日 (水)

4月2日、フォルテッツァから今日は!

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