子供の頃の感覚、拾いました
出番を間違えたかのように春が顔を覗かせたので、
この機会を逃すべく、私たちは海に向かった。
砂浜で綺麗な色の石や貝殻を拾ったり、
モッラと走り回ったり、
柔らかい日を浴びたりして過ごした。
風は丸みを帯びていて、
上空をカモメが音痴に歌いながら飛んでいった。
いつの頃からだろう?
気の利いたサービス、
素敵な内装、小粋な音楽・・・
ラグジュアリーな空間で過ごす事を
幸せの象徴のように感じていたのは・・・
ただ、五感とファンタジーを働かせるだけで、
純粋に輝いた時間を過ごせる。
そんな単純な事だけど、
大人になるにつれて忘れてしまった事が思い出された
今日この頃です。
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