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2019年2月14日 (木)

生ハムについて、今更ながら思うこと・・・

キャンティクラッシコの試飲会場の片隅に、
トスカーナ産 生ハムのコーナーも設けられていた。

その様子はいたってシンプルで、
テーブルに生ハムと、生ハム作りに必要な7つの材料
塩、黒コショウ、Ginepro、ニンニク、ローズマリー、ローリエ、そしてトスカーナの空気が小瓶で置かれていた。

イタリア人は職人との会話から生きた情報を得るので、
こういう場に、凝ったパンフレットや映像は必要ない。

イタリアの伝統的な食材には、
品質保証や生産地域を証明する「DOP」の称号が
付けられる事が多いが、トスカーナの生ハムにも
DOPの称号が付けられたものがあり、熟成期間は
12か月、14か月、16、20、24、30か月があるとのこと。

この場に用意され生ハムは16か月ものだった。

仄かにしっとりとして食べやすく、
甘味と塩気のバランスが丁度いい。

ワインの場合、
ヴィンテージ、発酵や熟成期間、樽の種類など・・・
様々な情報を確認するけど、考えてみたら、
これまで口にしてきた生ハムに対して拘った事がなかったな。

今度、お店で生ハムを買う時
「何か月ものですか?」と聞いてみよう。

ビーフジャーキーやスルメイカなど、
酒のつまみには乾きものが合うように、
生ハムも、ワインのつまみには、
熟成が進んでより乾いたタイプが合うのかな?

赤ワインに含まれるタンニンと生ハムの塩気の絡みが気になる。

熟成期間の違う生ハムとワインとの相性を探るべく
(という事を口実に)
明日、女一人飲みを企んでいる今日この頃です🍷

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