2018年、シエナ産搾りたてオリーブオイルは、昔ながらの味?!
今年のトスカーナ産オリーブオイルは、
昔ながらの味と出会えそう!
「昔ながらの味?」
それは、ピリっとした辛さと苦味をしっかり伴う、
深みある青々とした風味のこと。
ここトスカーナでは、いくつかのオリーブの品種が栽培されているけど、代表的な一つにモライオーロ種がある。
この品種にはピリ辛と苦味があり、
ポリフェノールの含有量も高い。
ひと昔前までのトスカーナの気候は、
冬は寒く夏は暑く、
1年を通じて空気がカラッと乾いていた。
しかし、ここ数年の気象はというと・・・
温暖、酷い旱魃、水不足、多雨等々、
毎年、何かしらの異常がみられ、
オリーブは育成リズムが乱れからストレスを感じていた。
こと、モライオーロ種に関しては、
収穫量が減ってしまっていた。
2018年、
寒い冬と暑い夏、そして適度な雨を迎えた恵みの年。
昔に比べて湿気が多いものの、
モライオーロ種も生活のリズムを取り戻し、
沢山の実をつけてくれた。
収穫まであと1か月半
自然環境に応じた農作物故、
今後何が起こるのか予測できない部分もあるのですが、
今の状況からすると、
2018年の搾りたてオリーブオイル、
昔ながらのシエナの風味をお届けできそうです!
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