« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »

2018年7月

2018年7月30日 (月)

イタリアでの仕事の風景

今日は、イタリアで仕事をする中で起こる、
ちょっとした事をお伝えしてみたくなりました。

音声メッセージでどうぞ!



Photo

|

2018年7月26日 (木)

豊かなバカンス

今日は、パトリッツィオがグローセットの病院で
7:30から検査を受ける日だ。

グローセットの街まで車で1時間。

そして、この病院から車で10分の所に、海が広がっている。

これは、バカンスをアレンジしない手はない!

11時に検査を終え、私たちは意気揚々と車に乗り込んだ。

「キヨミ、何処のビーチがいい?
 こっちの道を選ぶとプリンチピーナ。その奥がマリーナ。
 反対の道を選ぶとプンターラだ!」

「名前を言われてもイメージが湧かないから、任せるわ」

「じゃあ、プリンチピーナに行こう。
 人が少ないし、自然そのものだからな」

それを聞いた時
(ん? いつもの場所かな?)という予感がした。

いつもの場所とは、愛犬モッラを連れて訪れる林に隣接した海岸で、周囲には何もない。

でも、今日は違うのだ。

この時期、友達は やれナポリだ、やれ北欧だ・・・
といってバカンスに出かけている。

一方、私たちはいつも通りシエナで過ごしているので、
せめてこの半日は、バカンス気分を味わいたく、
豪華な場所で過ごそう、と企てていた。

プラスチックのデッキチェアーではなく、ソファーベットを借り、
そこでノンビリと本を読みながら過ごす。
ランチは、高級感漂うレストランで海の幸を堪能し、
その後はさざ波を聴きながらうたた寝をする・・・

そういう私のアイデアにパトリッツィオも承諾したので、
それなりの施設を見つける気 満々でいた・・・

車の行き付いた場所は、
やはり、見慣れたプリンチピーナの海岸だった。

上昇していく気温とは反対に、私のテンションはグッと下がった。

エンジンを止め、
パトリッツィオが私の顔色を伺うように言った。

「海の家がいい、というなら、そっちに行くぞ?」

「ん・・・この前は春だったから良かったけど、
 どうするの? 
 パラソルもないし、私たち太陽の元でジリジリじゃない!
 とにかく、行って様子をみましょう」

駐車場から海岸に向かう途中、
見た事もないユリのような花が咲き誇って、
ジャスミンのような甘い香りを放っていた。

パトリッツィオは長い枝を拾き、歩き続けた。

海岸に着くと、彼は枝を柱に見立て、
そこにシーツを覆ってテントを作った。

直ぐに崩れるかと思ったけど、
風を受けながらもしっかりと立っていた。

「え~、凄い 凄い!」と喜ぶ私を見て、

「俺たちのヴィッラ(屋敷)だぞ!」

とパトリッツィオは誇らし気に言った。

海は遠浅で、ずいぶんと沖から離れた所に行っても、
海から私たちのヴィッラはオリジナルすぎて直ぐにわかった。

私はすっかりご機嫌で、海に入ったり、
ヴィッラで昼寝をしたりを繰り返した。

私は《スペシャルな事》と言うと、どこか手厚いサービスを得られる高級感溢れる場面を考えてしまう。

でもパトリッツィオにとってのそれは、
創造して作り上げる事。

決してお金を節約したくてそうしているのではなく、
楽しいから、そういう機会にアンテナを張っているだけの事。

この遊び心があれば、
普段の日常生活がとっても豊かになるんだよね!

イタリア人から、豊かさの定義を学んでます♪

Img_5561

Img_5564

Img_5565

Img_5560

Img_5558

|

2018年7月20日 (金)

夏の夜を楽しんでます

夕方、ふと外出したくなってパトリッツィオと街に出た。

食事を終え、野外映画でも観ようと思っていたけど、
この日はサスペンス。

私たちは、子供向けのアニメを見る事があっても、
血は得意でないので、諦めた。

「これから何処に行こう? 
 そうだ! キジャーナ音楽院で何かをやってるかも!」

アイフォンで調べたら、丁度、21:15分から
生徒たちによるギターのコンサートがあったので、
早速 会場に向かい、当日券を買って席についた。

ホールは美しく、チケットも5ユーロ。

プログラムには、知らぬ作曲家の名前が沢山あり、
奏者の中には日本人男性の名前もあったので、
気分はウキウキだったけど、一つだけ、心配があった。

「ねえ、寝ないでね。イビキが響いちゃうから」

「俺がいつイビキかいた?」

「ずっと前だけど、ピアノのコンサートに行った時、
 船漕ぎながら寝てたじゃない。
 よりによって、ベートーベンの月光のソナタの1楽章、
 すっごく静かな曲の時にイビキかきはじめたから、
 私、焦ったわよ。
 下手につついて、突然に飛び上がられても困るし・・・」

「覚えてないぞ!」

「寝てたから、覚えてないのよ・・・」

コンサートが始まり、
第一奏者がバッハを甘美に奏で始めた。

(素敵だわ~♪)という思いと
(絶対、寝ちゃうヤツだ)という思いが同時によぎった。

しかも、パトリッツィオの前には、
私のホームドクター夫妻が座っている。

二人目、三人目が演奏を終え、パトリッツィオの顔をチラッと覗くと、彼は起きていた。

視線を落とすと、彼は左手で、右の腕をつねっていた。

演奏会も後半にさしかかり、残すは3名。

ハバナ人作曲家による「戦士の竪琴」が
イタリア人女性によって演奏され、
お次は、心待ちしていた日本人奏者だ。

彼が壇上に現れた。

私は思わず「oh Dio! (オー マイ ガット)」と口にしてしまった。

颯爽と現れた彼は、まるで明治時代のバンカラのようで、
最近の若い男性に見られる女性的なイメージが全くない。

洒落た粗野な風貌をした彼が奏でる、
メキシコ人作曲家ポンセの「主題、変奏と終曲」は、
実に美しく、繊細と表現の奥深さを感じさせてくれた。

トリのイタリア人の演奏も素晴らしかった。

パトリッツィオは腕をつねる事なく、演奏に見入っていた。

翌朝、パトリッツィオと電話をした。

「ボンジョ~ルノ、パトリッツィオ。よく眠れた?」

「ああ。昨日のコンサートで眠らなかったからな。
 ため込んだ分、熟睡したぞ!」

この夏も、小さな思い出を少しずつ貯めていきます・・・♪

Img_5518

Img_5525

Img_5524

Img_5538

|

2018年7月19日 (木)

ちょっとした味付け

夕暮れ時、犬を連れたおばさん二人がベンチで寛いでいた。

パトリッツィオが車を停めると、
白い犬が近寄ってきて、窓ごしに、モッラと挨拶を交わした。

「この犬、オスですか? メスですか?」

パトリッツィオがオバサンに尋ねると、

「オスだったのよ~」と返ってきた。

パトリッツィオは 「・・・だった」の部分に苦笑し、

「うちのは、メスでしたよ」と 投げ返した。

ちょっこっと味付けされた日常会話が面白い!

Img_5384

Img_5378

|

2018年7月18日 (水)

オリーブ農園とウサギちゃん

オリーブオイルの作り手、ファンチュッリ農園を尋ねた。

オリーブの実は適度な雨と太陽を浴びながら、
ストレスを受ける事なく健康的に育っていた。

エンリコは朝の5時半から草刈り作業。

埃の雲に包まれながらの作業だけど、
昨夜降った雨の陰で地面が湿っていて、
この日は、涼やかに作業が進んでいた。

遠く離れたトラクターから、エンリコが手招きをしている。

(何だろう?)

小走りして辿り着くと、彼はオリーブの幹を指さして言った。

「野兎の赤ちゃんだ!」

よく見ると、
藁の色と同化した毛が、呼吸で微かに動いていた。

「トラクターで引かれないようにね・・・」

私たちは赤ちゃんにバイバイして、その場から離れた。

暫くしたらまたエンリコがクラクションを鳴らした。

「兄弟だ!」

この子は道端で固まってしまったので、
エンリコは両手を広げ、驚かせなが遠くに追いやった。

私たちが口にするオリーブオイル。

オリーブの実は、
色々な光景を見ながら育っているんだな~♪

自然の恵みと農夫の愛で育つオリーブオイル。

日本の皆様により美味しくお付き合いいただけますよう、
これからも素顔をお届けしたく思います!

音声にてメッセージを聞きたい方は、
こちらをクリックしてくださいね!


Img_5428

Img_5484

Img_5478

Img_5406

Img_5410

Img_5392

Img_5427


Img_5425



|

足元にある小さな世界

草が茫々と茂る野原に腰をかがめ、
低い視線で覗き込むと そこには実に様々な
草花や小さな虫たちの世界があったので、
その写真をパトリッツィオに見せてあげた。

「ちっちゃなバッタ。こんな目してるのよ。
面白い顔でしょ~!」

するとパトリッツィオが言った。

「バッタも同じ事 思いながらキヨミを見つめてたと思うよ。

変な顔してるな~って」

ホント! そうかもしれない・・・

Img_5457

Img_5445

Img_5433

Img_5463

Img_5444

Img_5466

|

2018年7月11日 (水)

ラテン風 日常会話術

スペインのバレンシアから遊びに来たチュース、
そしてダリオとパトリッツィオの4人でランチをした。

パトリッツィオがスマートに会計を済ませ
レストランを出ると、
チュースが耳元で囁いた。

「あらっ? 会計は済ませたの?
 それとも、皆でダッシュで逃げる?」

60歳になっても、咄嗟にこんな冗談が出るとは、
流石、スペイン女性♪

多々、不安な話題を口にして相手に同調を求めてしまいますが、
場を明るく照らそうとするラテンの会話術、
見習いたいです!

Img_5342
Img_5341

|

2018年7月 8日 (日)

日曜の朝のつぶやきです

皆さん、こんにちは~ (*^^*)
いかがお過ごしですか?

今回は音声ブログ。

私の声を通じて
シエナを身近に感じていただけましたら嬉しいです!

|

2018年7月 7日 (土)

ベルギー戦に感動 イタリアで流れているビデオです

ベルギー戦での日本人の行いに感動したアニエッサが、
あるビデオを転送してくれた。

早速、ビデオのイタリア語を日本語にしてみました。

※文法的にみたら翻訳は完全ではありません事、
 ご了承ください・・・
========================

『日本人の品行はどこで生まれるか?』

品行とはどういうことか?を教えてくれた日本人。

試合の後にスタジアムを掃除することは知られているが
日本人はこのマナーを子供の頃から取得する事を、
全ての人は知らないであろう。

学校では、全ての授業を終えるとクラスを整頓しなおす。

ゴミの分別もしつけられている。

学校には清掃員などいない。

もし教室を汚したら、
生徒自身が掃除する羽目になる事を知っている。

もし君たちが、‟生徒にとって酷で退屈なのでは?″
と考えるとしたら、それは大きな間違いだ。

何故なら生徒はこの時、社会生活への適応を学び、
楽しみの中に生きているから。

教育システムは、生徒が独自で掃除をする事により、
尊重、責任感、そして平等の意を身に着けると信じている。

ーーーヴィンチェンツォのつぶやきーーーーー

素晴らしい試合をした後、応援団に詫びを尋ね退場した。
それはまるで、電車が1分遅れた時、
切符の払戻をしてくれる事に通ずる。
最高の文化だ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

ベルギーが勝利を得た。

しかし、我々の心の中では日本が勝利を得た。

日本は、もはや忘れ去られようとしている言葉
〈名誉〉という人生観を与えてくれる
一握りの戦士によって作られたのである。


|

「日本人に、ありがとうと言いたい!」と言われた

午前中、クララの家を訪ねた。

部屋に入るとエリーナもアニエッサも既に到着していて、
夏服に身を包む彼女たちが眩しく目に飛び込んできた。

「まあ素敵! 鮮やかね~♪ お花畑みたい!
 私なんて土みたいな色の服で来ちゃったわ」と叫ぶと、

クララが「コンプリメンティ(素晴らしい)日本人!」と叫び、
続いてアニエッサも「ありがとうと言いたい!」と喋り出した。

私は彼女たちの歓迎ぶりをキョトンと受け止め、

(この前、彼女たちを撮った写真を転送した事を
 喜んでるのかな?)

と思ったりした。

私がソファーに腰かけるとクララが横に座り、

「残念だったわ~。私、日本を応援してたのよ。
 ベルギーに興味ないもの。
 NagatomoもHondaも好きよ!」と言った。

音楽仲間の集うこの場に、
サッカーの話題が出るとは予想もしてなかった。

続いてアニエッサが
演説をするかのように声を上げて話しはじめた。

「私は日本人にありがとうと言いたい!
 日本人のサポーターね、
 ベルギー戦の後、スタジアムを掃除したのよ。
 それだけじゃないわ。
 選手たちもロッカールームも綺麗に掃除し、
 ロシア語で‟ありがとう“のメッセージを残して去ったのよ。
 もし世界中に、日本人の精神があれば!
 スタジアムを掃除するのに、15分で済むの!
 これこそが、礼儀ある市民の姿。
 私たち、感動してるのよ!」

アルメニア人のアニエッサは、アルメニア語の他、ロシア語も話す。

ロシア語でこのような記事が出回っている事を知り、
また、友達が日本を高評価してくれる事を肌で感じ、
胸が熱くなった。

数日前、ユーチューブで見た
中田とバティストゥータのトーク番組を思い出した。

このビデオの8分12秒あたりで中田が

「僕はサッカーはただのスポーツじゃない。
 言葉と思ってるんだ。 世界共通のね。
 だから サッカーを通じて
 いろんなことが出来ると思うんだよ」と言っている。

それに対してバティストゥータは

「サッカーは凄い可能性 影響力をもっていると思うんだ。
 いろんな方法があるよね」

と受けていた。

二人が放つ言葉の意味の一例を、
ここ、クララの家で実感した。

「結果が全てだ」と口にする人がいるけど、
結果とは「勝・負」の白黒だけではなくて、
色々な視点から意味を捉える事が出来るのね。

今回の日本の清掃について、
イタリアの動画でどう紹介されているか?
翻訳して掲載してみたく思います。

ちょっと、お待ちくださいね!


Img_5263

Img_5211_3

Img_5269_2
Img_5244

|

2018年7月 5日 (木)

ハッピーアワーからciao ciao!

シエナに住む日本人仲間とアペリティーヴォ。

ワイン、プロセッコ、カクテルなどなど

一律5ユーロでオーダーでき、
おつまみ食べ放題というシステムが嬉しい。

日常生活をコミカルに語ったり、
シリアスな話題に触れたり・・・

なんだろう? 

アッという間にグラスが空になってしまう。

超ユルユルモードの様子を録音してみました♪

※今日の声は、酔っ払いハイテンションモードです


Img_5152

Img_5124
Img_5122

Img_5137

Img_5160

Img_5156

Img_5161

Img_5163



|

2018年7月 2日 (月)

7月2日のつぶやき 音声メッセージです

今日、寝起きに思った事を録音してみました。

良かったら、クリックしてください(^^♪


|

夏の成長

この前、友達の子供に会って驚いた。
1年見ないうちに、女の子から少女になっていた。

葡萄の房も、ちょっと見ないうちに、
こんなに立派に成長していた!

Img_5043_2

Img_5041_4
Img_5038_2

|

2018年7月 1日 (日)

トスカーナの丘陵が衣替えしました

緑から黄金色へ

トスカーナが夏色に染まっていきます・・・

Img_5013

Img_5005

Img_4936

Img_4940

|

« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »