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2018年6月 3日 (日)

珈琲一杯の贅沢

シエナのカンポ広場の近くにあるキジャーナ音楽院。

そこの小さな中庭にカフェがオープンした。

スピーカーから流れるのは、
モリコーネやリスト、バッハ、スメタナ等々・・・・

日替わりの音楽を味わいながら、時にはスプマンテもオーダーしようかな?


思えば・・・小学生の頃は「喫茶店」という響きに
大人の世界を感じた。

外からは覗けない小さなドアの向こうに、
タバコを吸う人や新聞を読む人、カップルの姿があって、
店内にはポールモーリアなどが流れているような、
そんなイメージ。

当時、私の家は、ちゃぶ台に布団の生活だったから、
ソファーに座る事も、遠い世界に感じた。

ガロの喫茶店をモチーフにした曲も覚えてる。

いつの頃からか、喫茶店がカフェと呼ばれるようになって、
同じ店構え、同じ接客の店が点在するようになり、
気付くと私も何気なく使っている。

シエナには沢山のバールがあって、シエナ人は、
フィーリングの合うバールで珈琲を飲む習慣がある。

普通のバールだと珈琲1杯は1ユーロだけど、
キジャーナ音楽院の珈琲は、2.5ユーロする。

私は、友達と食堂に行く事はあっても、レストランに行く事は滅多にない。それを思えば、このくらいの贅沢はOK!

日本は来週から梅雨入りだと聞きました。

シトシトと雨が降る日、皆様のフィーリングのあったお店で珈琲を味わえたらいいですね!



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