« 2018年5月 | トップページ | 2018年7月 »

2018年6月

2018年6月30日 (土)

芸術と文化のある生活

通い慣れたバールの傍にある、
チェーザレ・ブランディの邸宅を訪れた。

チェーザレ・ブランディとは、
1906年~1988年にシエナに生きた文化人で、
貴族出の彼は十分に財産を持っていたけれど、
大学の教授として教鞭を執っていた。

修復の権威として知られているが、
修復以外の本や詩も手掛け、
絵画や音楽を愛し、旅行と食事を楽しんだ。

彼の元に世界各国から様々な芸術家が訪れ、
チェーザレの手厚いもてなしのお礼に、
沢山の作品が寄贈されていた。

以前、1945年の古い映画
「A Song to Remember 楽聖ショパン」を見た時、
ショパンとリスト、ジョルジュサンドがサロンやカフェに集うシーンに偉く惹かれた。

この部屋でも、文化や芸術の話題が飛び交っていた事を想像すると、「ワ~っ」と胸が一杯になった。

来客との食事の部屋には大きな暖炉があり、
調理道具が作品のように並んでいた。

「これ、何か分かりますか?
 チョコレートポットなんですよ。
 そしてこれは、アイスクリームを作る道具。
 これは銀のフォークとナイフを収納する為の箱・・・」

案内係のマヌエーラのフレンドリーな口調とパッションがこもった説明のお陰で、ここに並んでいる道具に温もりを感じた。

2階にはゲスト用の寝室があり、どの部屋にも
ひざまずいてお祈りをするための台(inginocchiatoio)と十字架があった。

昔は、どの部屋にもinginocchiatoioがあったらしい。

イタリア人が芸術と文化をこよなく愛し、共に生きる豊かな精神とその生活模様に触れ、深い感銘を受けた今日この頃です(*^^*)

Img_4973

Img_4994

Img_4995

Img_4959

Img_4991

Img_4972

Img_4974


Img_4976

Img_4947

|

2018年6月25日 (月)

素敵な年の重ね方

私の家から車で15分ほどの所に、
Villa a Sestaという小さな集落がある。

ここの小さな広場で、
クララ主催によるイベントが行われた。

出店があるわけでもなく、
同じTシャツを着たスタッフ達の姿がある訳でもなく・・・

聴衆自らがプラスチックの椅子を運び、
時々、ツバメの群れが頭上を走り抜け、
拍手にまぎれ、犬が喜びの声を上げている。

フラメンコのグループは踊りを披露する前に、
フラメンコ発祥の地、
アンダルシアのセビリアとイタリアの関係を語った。

中世から伝わるシエナのパリオ祭りにも、
スペインの絶頂期カルロス1世の影響の痕跡が沢山ある事を知って驚いた。

ローマ軍がフランスにワインをもたらした事や、
フィレンツェのメディチ家がフランスの食文化に
影響を与えた事をフランス人が語らないのと同様、

イタリア人も、スペインからの恩恵や影響を
口にしないものなのかな?と思ったりした。

盲目のピアニスト、ドゥッチョとジョージア人の奥さんが歌うロシア民謡やナポリ民謡も心に響いた。

この日、彼等が奏した曲には、
彼等のこれまでの生活が詰まっている、と言っていた。

イベントの構成としてはとってもシンプルだけど、

壇上から届く彼等のメッセージには

「自分の技術をお披露目する」という自己顕示欲はなく、

作品への探求心や生活との関わりが感じられ、
歌や踊りの本来の魅力が伝わってきた。

イベントに関わるクララや出演した人達は、
私よりずっと年上の人ばかりだ。

感性を磨いて内面が輝くってこういう事なんだ!

シンプルな自分をもって、素敵にコミュニケーションをとりながら生活を謳歌していきたい。

ローマは一日にして成らず。

ほんの僅かな時間であっても、日々の生活に、
探求心や好奇心を取り入れ、感性を育てていきたいな、
と思った今日この頃です。

Img_4911

Img_4913

Img_4923

Img_4915

Img_4905

Img_4929

|

私の好きな絵画

気が付くと、神様が手掛けた絵画に呑み込まれていた!

神様の手掛ける作品には、
〈人間が自然を支配する〉というモチーフはなくて、
自然との共存がバランスよく描かれている!

Img_4879

Img_4881

Img_4899

Img_4883

Img_4903

|

2018年6月22日 (金)

一杯分の優雅な時間

キジャーナ音楽院の中庭にあるカフェでは、
毎日、19時から学生によるミニ演奏が行われる。

この日は、三人の青年がベートーベンを披露した。

奏者が登場すると、パトリッツィオが耳元で囁いた。

「キヨミ、写真撮って!
 後で、シルビアに見せてあげたいんだ」

「了解!」

演奏が終わると、パトリッツィオは夢気分。

「俺、性別を変えたいって思った!
 あの青年に恋した!」

青年の写真をパトリッツィオの携帯に送信し、
それを、娘のシルビアちゃんに見せると、

「パパには若すぎるわよ!」という返事が戻ってきた。

弦の動きと共に、ウェーブした髪が柔らかく揺れ、
鼻筋の通った甘いマスクは、曲の情緒に合わせて、
明るさを放ったり憂いを帯びたりしている。

優雅なアペリティフを満喫しました♪

Img_4846

Img_4849

Img_4850

Img_4859

|

2018年6月20日 (水)

明日、気持ちが晴れますように

今日の心境を呟いてみました



Img_4799

|

2018年6月18日 (月)

小さなチーズの作り手を訪れて感じた事

友達のモニカに誘われ、
シエナの郊外にあるチーズの作り手を訪れた。

神様と鷹しか愛でる事の出来ないようなトスカーナの美しい大地を眼下に丘を登っていくと、馬やヤギ達の長閑な群れがあり、その小径の奥には、チーズの作り手、マリアの家があった。

マリアはやせ型の背の高い女性で、
白髪を無造作に束ねていた。

そして、何処となく影と焦燥感を漂わせていた。

色々な事がやり掛けのように散らかった台所で、
彼女はパン作りの為の小麦をこねながら話を始めた。

彼女の語る「勇気がないと先に進めない」という話の内容は、先ほど見たトスカーナの光景とは相反していた。

彼女の話を聞いている時、正直言って
「ネガティブな事を口にする人だな・・・」と思ったけど、

彼女の作るチーズを味わって私の視点がガラッと変わった。

これ以上 恵まれた環境で健全に育つヤギはいない。

その乳を使って手作業で作られた美味しいチーズ。

マリアだけではなく、
正直農家が経営難に直面しているとは、
一体、どういう事なんだろう?

数日前、友達と食事をした時、
アフリカで事業を展開する中国人や、
トランプ政権と北朝鮮、そして、人類のルーツ、
昔のソビエト連邦の話題があがり、
私の知識不足でついていけない部分が多く、
「私も世界情勢を勉強しなくては・・」と心底思った。

でも、世界情報を知るより、
身近にある問題に触れ、そこに問題意識を感じつつ、
微力でもいいから参加できる方がいいかな?とも感じた。

無償にファブリッツィオ デ アンドレの
「Via del campo」を聴きたくなった。

歌詞の中に

「ダイアモンドからは何も生まれないが、堆肥からは花が咲く」という節がある。

マリアが手掛けたチーズをつまみに、
ワインを飲みながら私の気持ちを録音してみました。




Img_4812


Img_4811

Img_4826

Img_4817

Img_4820

Img_4828

|

2018年6月16日 (土)

大人も赤ちゃんも、緩む時は一緒!

心を緩ませて週末を過ごしてもらいたく、
今回は、このような動画をお届けです!

|

2018年6月15日 (金)

オリーブに小さな実が成り始めました!

皆様、今日は!

オリーブ農園を訪れると、つい最近まで満開だった白い花は小さな実に姿を変えていました。

今年はオリーブの豊作年となりそうです!

エンリコは、朝の6時から草刈り作業。

トラクターの振動を6時間受け続け、

お疲れ気味の肉声ですが、

これも、普段の日常の光景なので、

そのまま、皆様にお届けしますね♪


Img_4735

Img_4734

Img_4732

Img_4725

Img_4738

|

2018年6月14日 (木)

友達に「ノー」と言ってみました

今日は!
皆様、いかがお過ごしですか?

今日は、友達について呟いてみました。
宜しかったら聞いてください(^^♪



35224867_10156209764489765_21566120

35273597_10156209764814765_68921274

|

2018年6月 8日 (金)

映画は、昔のものが好きです

今週末、関東は雨ですか?

もし愚図ついた天気であっても、

映画を通じて気分爽快に過ごすことは出来ますね!

今日は、ユーチューブで観た映画について録音してみました。

宜しかったら聞いてくださいね(*^^*)



|

2018年6月 5日 (火)

今日は、昼から飲んでます

ciao ciao!

今日は、緊張から解き放されて、
お昼から白ワインを飲んでます!

いつも以上に、素の私のメッセージ、
宜しかったら、お付き合いください(*^^*)


|

パトリッツィオ風、私の言葉の矢の交わし方

パトリッツィオと一緒に居ると、
時々、文句を言いたくなる場面がある。

「まあ、いっか!」と何も言わずに過ごす事もあるけど、
気分によっては、痛切な言葉で彼をチクリと刺す。

そんな時の彼の様子を録音してみました。

宜しかった、聞いてくださいね(*^^*)



Img_4582

Img_4584

Img_4594

Img_4580

Img_4573

Img_4578

Img_4613

|

2018年6月 3日 (日)

珈琲一杯の贅沢

シエナのカンポ広場の近くにあるキジャーナ音楽院。

そこの小さな中庭にカフェがオープンした。

スピーカーから流れるのは、
モリコーネやリスト、バッハ、スメタナ等々・・・・

日替わりの音楽を味わいながら、時にはスプマンテもオーダーしようかな?


思えば・・・小学生の頃は「喫茶店」という響きに
大人の世界を感じた。

外からは覗けない小さなドアの向こうに、
タバコを吸う人や新聞を読む人、カップルの姿があって、
店内にはポールモーリアなどが流れているような、
そんなイメージ。

当時、私の家は、ちゃぶ台に布団の生活だったから、
ソファーに座る事も、遠い世界に感じた。

ガロの喫茶店をモチーフにした曲も覚えてる。

いつの頃からか、喫茶店がカフェと呼ばれるようになって、
同じ店構え、同じ接客の店が点在するようになり、
気付くと私も何気なく使っている。

シエナには沢山のバールがあって、シエナ人は、
フィーリングの合うバールで珈琲を飲む習慣がある。

普通のバールだと珈琲1杯は1ユーロだけど、
キジャーナ音楽院の珈琲は、2.5ユーロする。

私は、友達と食堂に行く事はあっても、レストランに行く事は滅多にない。それを思えば、このくらいの贅沢はOK!

日本は来週から梅雨入りだと聞きました。

シトシトと雨が降る日、皆様のフィーリングのあったお店で珈琲を味わえたらいいですね!



Img_4428

Img_4429

Img_4431

Img_4446

Img_4357

Img_4366
Img_4380_2

|

2018年6月 2日 (土)

オリーブのファンチュッリ農園より 喜び満開です!

オリーブオイルの作り手、ファンチュッリ農園を尋ねると、
オリーブの木には白い花が鈴なりに咲いていて、
いつもは鳥の声で賑わう農園に
子供達の明るい声が響いていた。

8月で3歳になるエンリコの双子の子供たちは、
剪定して切り落とされた枝を一か所に集める作業を
駆けっこしながら楽しんでいる。

エンリコの弟、ルイージには2人の子供がいて、
長男のレオポルド君は11歳になる。

彼はこの日、剪定した事を誇らし気に語ってくれた。

11歳の少年が樹に登り、鋸を手にして枝を切る。

勿論、エンリコが見守る中での真似事の体験だけど、
こうして農園の少年たちは、
頭より先に、体で色々な事を学びながら育つ。

この時期、暑すぎる事なく、寒すぎる事もなく、
オリーブ達は最高のコンディションの中で次々に開花を続け、そよ風にのって順調に受粉している。

ここ数年、厳しい自然環境に耐えながら育つオリーブの
報告が続いたのですが、こんなに清々しい気持ちで
近況報告出来るのは久しぶりです!

農園のスタッフ、子供達、そして私の喜びを、
皆様もご一緒に味わってください!

農園の様子を音声で聞きたい方は、
こちらをクリックしてくださいね♪



Img_4562


Img_4461

Img_4462

Img_4496

Img_4555


Img_4538


Img_4534

Img_4523

|

2018年6月 1日 (金)

6月は、こんなスッピン気分でスタートです!

皆さん、こんにちは!
6月に入り、夏に一歩近づきましたね(*^^*)

さて、今日の自分の気持ちを呟いてみました。

宜しかったら、一緒にお茶を飲んでいるような気分で、
お付き合いください(^^♪




Img_4457

|

« 2018年5月 | トップページ | 2018年7月 »