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2018年1月

2018年1月31日 (水)

大人の珈琲

コープで買い物を済ませ、バス停に到着。
待ち時間が15分ある。
家に到着したら買った素材を一気に調理し、
冷凍庫に保存しようと決めていた。

そんな作業に突入する前、ちょっと遊び心を挟みたくなって、バス停の傍にあるバールに入った。

「発泡酒? ワイン? 
それとも珈琲にしておこうかな・・・
そうだ!カフェ・コレットにしよう」

紅茶に少量のブランデーを入れる
「ティ・ロワイヤル」があるように、イタリアには
珈琲(エスプレッソ)に少量の蒸留酒を入れて飲む
「カフェ・コレット」がある。

入れるお酒は御客が決めるが、
大抵はグラッパかサンブーカ。

私はサンブーカを指定した。

普段は砂糖を入れないけど、
今回は砂糖を入れて嗜んだ。

一気に飲み干すと、
サンブーカの持つ甘草の爽快な香りが口中に残り、
珈琲が隠し味的な役目になっているのが面白い。

イタリアではどのバールでも2ユーロ程で味わえるカフェ・コレット。

日本のお店では見当たらないかもしれませんが、
ご自宅にて、エスプレッソにブランデーを垂らすなど大人の珈琲タイムを楽しまれてはいかがでしょう?!

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2018年1月30日 (火)

ワインは酔い友!

あるブースで「どんなワインが好きですか?」
と聞かれ、咄嗟に「Dipendeよりけりです」と答えた。

「夏か冬かで飲みたいワインが違ってくるでしょ?
 同じ冬でも、
 お天気の良い昼だと温かみあるワインを求め、
 暗くて凍えるような日だと、
 心身を包んでもらいたくなるような
 厚手のワインを求めるかもしれない。 
 センチメントも関係してくるわ!
 メランコリーな時にワインに溺れたいのか?
 それとも、嬉しい時に一緒に弾けてくれるような
 明るく響きのあるワインを求めるのか・・・
 特別な日を飾るワインなのか? 
 ノンビリ過ごす休日に付き合ってもらう
 気さくなワインなのか・・・」

ワインを注いでくれた若い女性は、
喋りつづける私を面白そうに見つめている。

最近、女性のお客様からメールを頂くようになった。

「今、キヨミさんから送ってもらったワインを
 飲んでるんですよ。美味しい!」

という書き出しに続き、
ワインの感想を詩的に綴ってくれる。

女性たちから頂くメールの影響か、
「共(友)にいるワイン」を意識するようになった。

気分にはバリエーションがある。

音楽に例えると、
クラシック音楽が心地よく感じられる日もあれば、
80年代の元気なロックが聞きたい日もある。

試飲会に臨んだ際、その時の気分で選んだワインが
同じ傾向のワインに偏ってしまわぬよう、
いくつかのライフシーンを想定してワインと向き合う事も必要だな、と感じる今日この頃です。

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2018年1月29日 (月)

今年初めての試飲会

行こうかパスしようか? ちょっと考えたけど、
シエナで行われたワインの試飲会に参加してきた。

この試飲会には、ワイン生産本数が
年間数十万本以上の大手企業の参加が多く、
何かしらの賞を受賞するワインが多く出展している。

昔、ワインの仕事に就いたばかりの頃は、
こういうワインを試飲できる事に興奮を覚えていた。

レストランに例えて言うと
三ツ星レストランに漂う煌びやかでステータスが薫る独特の空間に包まれた感じ。

しかし、今の私は食堂が好きだ。

食材の持ち味を大切にし、伝統を温め、
今年の魚や野菜の味わいや取れ高について
尋ねると教えてくれるような店。

素朴だけど、
自分の生活に関わりを持たせたくなるような空間。

小さなワインの作り手には、そういう空気がある。

自ら畑に働きかけ、
収穫できるのはせいぜい10ヘクタールが限度。

ワイン毎の生産本数は数千本で、その年の自然とどう向き合ったか、というドラマを語ってくれる。

そういった小さな作り手が集まる試飲会は、
簡素な作りの会場で開かれる事が多い。
 
イタリアに料理留学に来る若い料理人が、

「星付きレストランか?」
「マンマが手掛けるような郷土料理か?」

の選択に悩むように、私も

「ラグジュアリー・プレミアム・レアなワインか?」
「生活のワインか?」

と考え、気が付いたら、後者の方を選んでいた。

「一度、飲んだ事のあるワイン」より

「私が付き合うワイン」と共鳴したい。

という事で・・・
今日の試飲会では「仕入れ」を意識する事なく、
会場で出会った知り合いとお喋りしたり、
ワイン以外のブースにも立ち寄るなどして
気楽に楽しんできました。

色々な思いを一度に書くと長くなるので、
いくつかに分けてアップしますね!

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2018年1月27日 (土)

オリーブオイルの作り手 ファンチュッリ農園よりビデオレターです

皆様、今日は!

トスカーナ州シエナ産、ファンチュッリ農園のオリーブオイルを御贔屓くださいまして、感謝・お礼申し上げます。

農園の声をお届けするのが久しぶりとなってしまいました。

申し訳ございません<(_ _)>

皆様のお手元にあるオリーブオイルをより深く味わっていただきたく、2018年もビデオにて、現地の様子をお届けしていきます♪

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2018年1月24日 (水)

冬の日光浴

今日は晴れ。
天気予報によると最高気温は14度。

こんな日は家にいるのがもったいなくて、
私たちは冬の柔らかな陽を浴びに森へと出かけた。

「いいな」と感じる光景を目にすると、
この感覚を持ち帰りたくなってシャッターを切る。

いっぽうモッラは「ここ、いいな」と感じると、
自分のテリトリーにしたくて、背を丸めて力みだす。

「お~モッラ!お前は何てロマンチックなんだ!」

パトリッツィオが声をあげている。

昼を過ぎるとお腹が空いてきた。

一応、生活必需品が揃っている小さくて素朴な店があったので、トマト1個とモッツァレラチーズ1袋、そして魚の缶詰とパンを買い、森に戻って太陽に顔を向けながらランチをした。

陽を浴びたせいか、とても穏やか気分。

今日の日没は17:15。

ゆっくりと日が伸びて嬉しい今日この頃です(*^^*)

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2018年1月19日 (金)

三日目のお楽しみ

あ~、今日のワインはすっごく美味しい!
何故なら抜栓三日目だから。

ワインは抜栓した翌日が飲みやすく、
そして三日目は「違うワインじゃないかしら?」
と疑いたくなるほどに美味しく変化をする。

問題は、美味しく整った3日のワインは、
もはやボトルで少なくなっているという事。

以前「一人で750ml入りのワインは飲み干せないな」
と思っていたけど、3日かけて美味しさを堪能するコツを覚えてからは、理想のサイズに思えるようになった。

皆様もこの週末、一人飲みワインはいかがですか?

金曜日に抜栓し、グラスに1杯。

土曜日にグラス2~3杯。

そして日曜日には、
美味しく変身したワインを飲み干すという贅沢は、
この寒い時期だからこそ、家で密かに楽しみたい。

そうと決まったら
3日目のワイン用のつまみは、どうしましょう?

この投稿を読んでいる方の中には
「そうそう!私もそうしてます!」という方、
いらっしゃるかもしれませんね!

ワインを通じて仕事の緊張をほぐし、
今週末、皆様の世界に陶酔されてください!

Vino fa buon sangue
良い酒はよい血をつくる(ワインは健康のもと)

サルーテ🍷
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2018年1月18日 (木)

聖アントニオ

1月17日は動物の守護聖人 聖アントニオの日。

カトリックの国では、
各地の教会で動物の為のミサが行われる。

私たちもモッラを連れ、
サンドメニコ教会で行われたミサに参加してきた。

会堂に集った犬たちは、愛情を注がれて暮らしているせいか落ち着き感があり、興奮して吠える子はあまりいなかった。

ミサ初体験のモッラは、
すれ違う犬に顔を寄せられても大人しくしていた。

パトリッツィオと別れ、
一人でメインの通りを歩いていたら、
子犬を抱いた男性が前方からやってきた。

子犬をみつめる私に寄ってきて、

「この犬、引き取ってくれないかな?」と言ってきた。

「残念だわ。私の家には猫がいるの。
 それに、アパート暮らしだから飼えないわ」

子犬は状況を察しているかのように、
悲しい目をしていた。

今日は聖アントニオの日。

あの子犬が、幸せになりますように・・・

神様、どうぞ、この願いを叶えてください。

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2018年1月15日 (月)

タバコ

パトリッツィオがタバコを吸う姿を見かけるようになった。

病気を抱えている彼にとって、
お酒や肉、揚げ物、お菓子は彼の体を蝕むので、
今は、それらを避けた食生活を送っているが、
禁止されている食べ物は、
以前、彼が大好きだったものばかりだ。

私はタバコを吸わないので、
タバコを我慢する人の気持ちが分からない。

私は、彼の病気を体験していないので、
彼の抱える恐怖や心配を味わっていない。

パトリッツィオは、これまでの味わってきた楽しみを十分に節約して生活している。

病気と向き合う彼自身がタバコの害を知りつつも、
時々、手をだしている。

そんな彼に
「タバコ、吸っちゃダメじゃない」と言ってみたが
彼から楽しみを取り上げる事に躊躇してしまう。

そこで、彼にタバコを吸うとどうなるか?
という実験ビデオを観てもらった。

彼が映像を見ている間、私は彼から離れ、
観終わった後はタバコの話題に触れなかった。

それから、タバコを吸う彼の姿は見ていない。

隠れて吸っているかもしれないけど、
このビデオを観る前とは確実に、
気持ちが違ってくれていると思う・・・・


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2018年1月13日 (土)

イタリアンポップス

今日は、少し昔のイタリアンポップスをご紹介しましょう。

今でもラジオからよく流れる、
幅広い年齢層から愛される恋心をモチーフとした歌です。

● RAFの歌う「INEVITABILE FOLLIA」

●GIORGIAの歌う「Come Saprei」

●Michele Zarrilloの歌う「in Cinque giorni」

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2018年1月 9日 (火)

私の好きな指揮者

ベネズエラ出身のグスターボ・ドゥダメルは、

奏者と聴衆の気持ちを一つにまとめる天才指揮者。

ベルリン・フィルを指揮したドゥダメルは、
アンコールの「ベルリンの風」の演奏の際、
コンサートマスターのダニエル・スタブラバのヴァイオリンを手にして、ダニエル・スタブラバが指揮台に立つというパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。

日本人ヴァイオリニストの樫本大進氏も大喜び!

気持ちがいいですね!

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2018年1月 7日 (日)

優雅な気分でスタート!

年明け、優雅な気持でスタートしたいですね。

今宵はワインと共に
ウィーンの New Yearコンサートはいかがでしょう♪

いつもより少しボリュームをあげて、
酔いに包まれてください!

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2018年1月 6日 (土)

最近、映画館によく行きます

最近、私とパトリッツィオはよく映画館に行く。

超ソフトな話題に触れたくて、パディンドンを観に行った時は、館内が幼稚園の課外授業のような賑わいぶりだったので、呆気にとられてしまった。

パトリッツィオと私はあるシーンで泣いてしまい、
涙をすすりながら観続けたけど、
小さな観客たちはケロッとしていて、
映画が終わると、館内に可愛い拍手が響いた。

いい大人の泣き顔を小さな観客と若いママさんに見られたくないので、私たちは、逃げるように映画館を出た。

その後、別の映画館に
クリスマスにちなんだ動物アニメを見に行った。

扉を開けると、後部列に若いパパさんと6歳くらいの女の子がポツリといるだけだった。

パトリッツィオに「どこに座る?」と尋ねたら、

「あの女の子の前」と冗談で返したので、
私と若いパパさんは笑ってしまった。

大晦日にはイタリアドラマの映画を観に行った。

私たちの後ろの列には年配客が沢山いて、
携帯が鳴り続けているのに全く気付かない。

本人たちは大笑いしながら映画を観ていたけど、
私もパトリッツィオも、気が散ってしまった。

そして今日も映画を観に行った。

チケット売り場には私とパトリッツィオの二人だけ。

65歳以上は2ユーロの割引があるので
「65歳です」と言うと、「65歳は何人ですか?」
とチケット売り場の男性が聞いてくる。

私は「一人です」と答えたものの
(私も65歳に見える?)と不思議な気持になった。

チケット売りの男性は、終始笑顔で接客は丁寧だ。

「席はどこを希望しますか?」

座席表を表示され、即答しない私たちに対して
「中央のここはどうでしょう?」と言ってきたので、
「それでお願いします」と答え、館内に入った。

客は、私たち二人だけだった。

スクリーンに登場する人物も興味深いけど、
映画館でみかける人も興味深い今日この頃です。

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2018年1月 5日 (金)

八百屋はエンターテイメント

鮮度に拘りたくて、小雨の降る中 バスを乗り換え
生産者さんが直売する八百屋に行った。

番号札を手に、飛び交う会話に耳を傾けながら
自分の番を待つ。

「ラディッキョちょうだい」

「丸いの?それとも長いのですか?」

「長いほう」

すると八百屋の女性は、
棚のラディッキョを次々に軽く握り、

「柔らかいのしかないですね・・・」と言うと

「そう。仕方ないわね。じゃあ、丸いのでいいわ」

と告げ、女性客は次々と野菜を指定して言った。

ブロッコリーの品種にも拘り、林檎を注文する時も
「粉っぽくないやつね」と加えた。

この女性客以外も、
皆、何かしらの拘りを八百屋に伝えている。

そして私の番がやってきた。

「あ~、レタスください。ジェンティーレの品種の」

ただのレタスではなく、品種も伝えてみた。

すると「赤? それとも緑の?」と聞かれたので、

「赤いの」と何の根拠もなく返事した。

(緑のレタスと、葉の先が紫がかったレタスと どう違うんだろう?)と一瞬思ったが、このまま知ったかぶりをして買い物を続けた。

ラディッキョ、ニンジン、玉ねぎにセロリ・・・

林檎を指定する際には「粉っぽくないやつね」
と前客のセリフを真似してみた。

イタリア人は食に対する拘りが高い。

そして、ここに買いに来る人の食材に関する拘りは、
特に高い!

真剣に野菜を選ぶ客の空気に触れるのは楽しい。

いつもはスーパーで「特売」「40%off」のプラカードと対話してしまいがちだけど、生産者さんが販売する店での買い物はエンターテイメント。

ちなみに、この日に買ったレタスは最高に柔らかく
洒落たサラダを楽しみたい時にはこれだね!と
私にも拘りが持てた。

皆さんも地域には、どんなお店がありますか?

パッケージにも様々な情報が印刷されているけど、
作り手さんと触れる僅かな時間が、
エンターテイメント化している今日この頃です♪

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2018年1月 4日 (木)

本音

友達と長電話をしているうちに、

「近々、ランチをしよう」という運びになった。

「明日は(ダメだけど)・・・」と言いかけた途端

「明日は、駄目よ。
 日本人女性の〇さんの新年会に呼ばれているから。
 あら、キヨミさん、呼ばれてないの?」

私は一瞬、ドキッとして、

「うん。呼ばれてないよ」とだけ答えた。

その会に集まるメンバーの顔触れを想像してみると、
普段、馴染のない人が多いので、
仮に、誘いを受けたとしても、
差し障りのない言い訳を作って断っていると思う。

でも「あら、誘われてないの?」と問われると、
動揺してしまう。

こういう事は、結構ある。

今回はあえて、
こういう投稿をアップしてみようと思った。

私は日頃、フェイスブックやブログで
『他人の目から映る自分』を意識してしまう。

出来る事なら、格好よくみられたい。

でも、そういう自分のアピールを通じて、
他の人とどう繋がれているんだろう?

時に、こういう本音をアップした時

「私もそういう時、ある!」

と共感が一つでもあった方がいいんじゃないかな?

イケてない本音ばかりは載せないけど
今回は、こんな記事をアップしてみました(^^)/

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2018年1月 1日 (月)

あけまして おめでとうございます♪

皆様、あけまして おめでとうございます(^^♪

今年もどうぞ、宜しくお願いいたいます。

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今日、私は数年ぶりに走った!

天気予報を見ると、12時から雨マークが続いている。

「ウォーキングするなら今しかない」と思い立ち、

朝の10時過ぎに家を出た。

お世辞にも清々しい天気とは言えず、
景色を楽しむ気分ではなかったので、
友達と携帯で話をしながらタラタラと歩いた。

30分ほど経ったところで、
ポツリポツリと大きな滴が降ってきたので、友達との電話を中断し、今通って来た道を折り返した。

「急ぎ足だと少し運動っぽくなっていいかも!」

その後、激しく降り始めたので走るしかなかった。

走りながらふと思った。

「数か月前まで、腰痛で歩くのも不安定だったのに、
 私、今、走ってるよ~♪」

「膝もしっかりしてて、走れるって有難いな~♪」

「48回目のお正月、雨の中を走るなんて、初めて~♪
 ネタになるかも(-_-;)」

疲れたら歩き、また走り出して・・・を繰り返した。

昔だったら、

「家まで頑張って走るぞ!足元を見れば、
 疲れを感じる事なく坂道を駆け上れるはず!」

と自分に喝を入れてた。

でも今は「疲れたら歩けばいいじゃん!」
という自分がとっても楽。

家に戻ってシャワーを浴び、
昼食の支度をしているところに電話が鳴った。

「キヨミさ~ん、あけましておめでとう。
 実はね、今、キヨミさんの家に来てるの。
 サプライズ!」

大晦日を遠くで過ごしたエリカちゃんが
帰宅の途中で立ち寄ってくれた。

「キヨミさん、何だか清々しくていいね~」

と言ってくれた。

内心、すっごく嬉しかった♪

身の回りの出来事を素材にして、
知己とユーモアのスパイスを加え、
素朴だけど美味しい時間を味わえる。

特別な事を狙わずして、
でも、充実の2018年を作っていけそうな予感が漲る今日この頃です!

皆様におかれましても、
充実の年となりますように(^^♪

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