寒くても温かいイベント
自家製のチーズケーキがお目当てで、週に2回は
キャンティ地区のとあるバールを訪れる。
この日はラッキーな事に
「農民フェスタ」が主催されていた。
1912年に使用されていたトウモロコシの脱粒機は
100年以上経った今でも稼働して、
機械から弾け出たトウモロコシでポレンタが作られた。
栗は昔ながらの方法で火にかけられ、
大鍋には、シナモンやナツメグ、オレンジ、レモン、
そして砂糖と一緒に温められたワインVin brule'(ヴィン・ブルレ)があった。
スピーカーからは脱粒機と同じ年代の曲が流れ、
気持ちが小躍りする。
その土地の人による、食文化と歴史が感じられるイベントは、質素だけど、どこか豊かさを感じさせてくれる。
今では効率化がどんどん進み、
ボタン一つで機械が処理してくれる。
でも、こうやって人の手を介して食事が施されるって、やっぱりいいな~♪
日本でいうと、
餅つき大会、おしるこ、甘酒って感じだね!
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