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2017年12月

2017年12月31日 (日)

2017年の大晦日に思うこと

2017年は、これまでとは違った年だった。

2月24日に父が脳出血で倒れ、
要介護5と認定された。

父が倒れる5カ月前、
金婚式を祝って家族で囲んだテーブルの光景が
別世界のものへと変わった。

父は退院をした後、2か所のリハビリ施設を経て、
今はある施設に落ち着いている。

施設を変わる時、そして、何度か病院に戻された時、
お母さんは一人で対応した。
今までに見た事もない父の行動に戸惑いながら、
この状況をどう解釈して、どう向き合っていくか?

正面から受け入れながら、
毎日欠かす事なく父を訪ねている。

大晦日は、昼から夜の8時まで、父の傍らで過ごすと言っている。

「父の為に尽くしてあげている」のではなく、
お母さんがそうしたいからしている、と言っている。

だから、見返りなんかも求めていない。

寝ているお父さんの傍らで新聞を読んだり、
図書館で借りた料理本のレシピをノートに書き写したりしていて、面白いな、と思った話題をスカイプで語ってくれるお母さん。

介護の時間を上手くプラスに捉えている。

そんなお母さんの姿に人が引き寄せられ
以前にもまして社会性を感じる。

それに比べ、私はどうだろう?

日本帰省の際には、
脳の痺れを心配してMRIを受けたり、
耳鳴りがするから耳鼻科で検査を受けたりしたけど、
検査結果に異常は見られず
「ストレスですね」と言われた。

その他、蕁麻疹、動機、腰痛、胃痛、倦怠感等・・・
病院に行くと「ストレスですね」と言われた。

お母さんは現場に生きて
「この状況をどう生きようか?」
と楽しく変換しようと努め、充実させている。

一方私は、自分の思考から無駄な病気を生み出して
お母さんに泣き言を聞いてもらう事が多かった。

「2017年、やっと終わって良かった~。
 2018年はいい年になるよ!」

と2017年を否定的に捉えるのは違うような気がする。

全てのものに意味があると信じ、
2017年の肥しを生かす事が2018年に関わってくるような気がする。

お母さんみたいに、与えられた状況を賢く生き抜く、
そんな強い精神を実らせたい。

今年も沢山の方に支えていただきました

本当にありがとうございます<(_ _)>

皆様が過ごした2017年。
皆様の土壌に、更なる幸が実りますように・・・

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2017年12月25日 (月)

心地良いクリスマス

冬本番。
外気は冷蔵庫よりも鋭く冷たい。

どんよりとした日は暖房の効いた部屋でぬくぬくしていたいけど、青空と太陽が現れた日は気分が暖かくなって、散歩を楽しむ。

2017年は、年老いていく親の事、
自分の体力の衰えを突きつけられ、
心がかじかんで委縮したような、
冬気分を長く感じた年だった。

今年より来年は、もっと衰えていく事があるし、
失うものもある。

でも、こうして冷たい空気にさらされながらも、
お日様と青い空の元、いい気分でいられるように、
辛い空気から逃げたり、誤魔化そうとしなくても、
その中で、充ちた気分で今を過ごす事が出来る!

さっきのスカイプでお母さんが、

「最近ジャム作りに夢中なのよ♪」と言って、
覚えたてのジャム作りのコツを楽しそうに語った。

「お母さん、まるでパディンドンね」と言ったら、

パディンドンファンのお母さんは、

「That's right!」と叫んで大笑いした。

家を出る前、大家のアンナおばさんを訪ねたら、
おばさんは孫の服のほころび直しをしていて、

裁縫の話をする彼女の表情はとっても穏やかだった。

今日はクリスマス。

本当だったら、
パーティー色のある華のある記事とか、
琴線に触れるクリスマス曲をご紹介しようかな?
と思ったけど、何だか私も、
読み心地のよい事を綴りたくなって、
ありのままを綴ってみる事にした。

家族、大切な友達、応援してくださる皆様、
私を癒してくれる愛猫のティティちゃん・・・

神様から頂いたプレゼント。

時々、一度手にした途端に他の玩具を欲しがる子供のように、有難味を感じなくなってしまう時がある。

今日は、沢山をプレゼントを感じられて、
穏やかな気分です♪

皆様にも、心地良いクリスマスがありますように!

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2017年12月17日 (日)

時に、日本酒


隣街に住む華子さんとはいつも長電話になるので、
冷蔵庫にあったチーズと日本酒を傍らに置いた。

彼女の話に耳を傾けながらも、日本酒とチーズを口にした時、その相性の良さに驚いてしまった。

そして今朝、改めて
日本酒とチーズのテイスティングに臨んでみた。

日本酒は、先日シエナを訪れてくれた兼三さんからいただいた神渡(みわたり)の純米吟醸PETILLANT。

チーズは、羊乳で出来た柔らかめの熟成タイプ。

日本酒からは良く熟れた洋ナシ、青林檎の酸味が香り
フルーティーな清涼感がありながらも、天草と柔らかなニュアンスの苦味が旨みある厚みを醸し出している。

日本酒に続いてチーズを頬張った。

日本酒の甘味とチーズの塩、
日本酒の仄かな苦味とチーズのコクが見事に融合し、
一つのお菓子のような余韻が口中に漂っている。

次に、チーズの上にチェリモヤという珍しい果実で出来たジャムを乗せてみた。

これもまた日本酒とのマリアージュが最高で、
口中に美味しさのエコーが響いた。

普段は珈琲の余韻を楽しむけど、
この日は朝から、御猪口1杯分の酔いを纏っていい気分♪

ちょっと気が早いのですが、
お正月休みは、昼から日本酒も楽しいですね。

微発砲の日本酒、神渡の純米吟醸酒PETILLANT

白みそを使ったおつまみに合いそうです🍶

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2017年12月14日 (木)

有難い友達

パトリッツィオと友達Aと私の三人でいた時、
移民の話題に触れた。

「アフリカからの移民が増え、彼等による犯罪の
 報道が目立つようになったもんだから、
 夜道を歩くのが怖くなったわ」

彼女に続いて私も

「夜のバスでね、ある日、運転手と私以外は
 アフリカ人男性のグループになった事があるのよ。
 前方に座っているアフリカ人が、後部座席の
 仲間に向かって彼等の言葉で大声で話していたの。
 何だか怖いな、って思った」

と述べた。

駐車場や店の前で小銭を求める彼等について、

「右の手の平を上に向けたまま、左手は
 しっかりと携帯を握って誰かと話してるの。
 お金があるって事じゃない?!」とAが言い

私も彼女に同調する類の意見を口にしようとした時
パトリッツィオが意見を述べた。

「彼等の生活環境は、俺たちのそれとは
 比べ物にならないくらい悪いよ。
 仲間と携帯で連絡を取り合う事は、彼等にとって
 もの凄く意味のある事なんじゃないか?」

そえを聞いて「確かにそうだ!」と思った。

そういう意見を口にする友達がいる事、
そういう友達から影響を受けられる事を
スペシャルに感じた。

パトリッツィオから動画が送られてきた。

彼らしい動画だな!と感心した♪


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皆様の酔い時間に乾杯!

私はレストランもバールも買い物も・・・・
気に入るとそこばかり通う。

レストランに関しては、
郊外にあるCEPPOが専らのお気に入り。

〈街中でのお気に入りは?〉となると、
ハリネズミ地区にあるヴィナイオ(IL VINAIO)。

小さなシエナの街は17の地区に分けられていて、
地区をコントラーダと呼んでいる。

各コントラーダはシンボル、教会、集会所を持ち、
年に2度開催される馬の競技「パリオ祭」を通じて
地区住民の結束を固く保ちながら、
小さな自治団体として機能している。

ハリネズミ地区にあるヴィナイの店内には、
こうしたコントラーダが垣間見れる写真が掲げられていて面白い。

「これは1961年の写真か~。当時 俺は9歳。
 俺もここに居たって事だな・・・」

とパトリッツィオが呟いた。

「キヨミ、この写真 見てみろよ! 
 子供のテーブルにもワインの瓶がある!
 子供のグラスにもワインが注がれてるぞ!」

「ほんとだ!」

土地の人に聞くと、
小さな頃にワインを飲んだ経験のある人ばかりだ。

「この騎士の写真は?」

「あ~。彼は宿敵 狼地区の馬の手綱を握ったまま
 先に行かすまい!と意気込んで半周走行し
 英雄視された騎士さ」

「なるほどね~」

天井に目を向けると

「ノンアルコールのビールは、
 豆を肉に似立てて作られた団子と
 くそ人生の為に生み出された飲物」とか

「俺はアルコール依存症ではない。
 アルコールの主人だ」

と書かれた紙が吊るされいる。

このような店には、常連客があちこちに座っている。

「いらっしゃ~い(また来たね)」

と言いたげな笑顔で迎えてくれる店。

女一人でも居心地よく乾杯が出来る店。

今年はあと数回、ここに通う事とします!

皆さんも、味のある行きつけの店がありますか?

そんな店で一呼吸し、師走のテンポを
スローライフのリズムに調節しましょう!

皆様の酔い時間に、サルーテ🍷

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2017年12月10日 (日)

寒くても温かいイベント

自家製のチーズケーキがお目当てで、週に2回は
キャンティ地区のとあるバールを訪れる。

この日はラッキーな事に
「農民フェスタ」が主催されていた。

1912年に使用されていたトウモロコシの脱粒機は
100年以上経った今でも稼働して、
機械から弾け出たトウモロコシでポレンタが作られた。

栗は昔ながらの方法で火にかけられ、
大鍋には、シナモンやナツメグ、オレンジ、レモン、
そして砂糖と一緒に温められたワインVin brule'(ヴィン・ブルレ)があった。

スピーカーからは脱粒機と同じ年代の曲が流れ、
気持ちが小躍りする。

その土地の人による、食文化と歴史が感じられるイベントは、質素だけど、どこか豊かさを感じさせてくれる。

今では効率化がどんどん進み、
ボタン一つで機械が処理してくれる。

でも、こうやって人の手を介して食事が施されるって、やっぱりいいな~♪

日本でいうと、
餅つき大会、おしるこ、甘酒って感じだね!

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冬の田園

愛犬のモッラのお陰で、
どんなに空気が冷たろうが、
愚図ついた空模様だろうが、
私たちは近場の森を散策するようになった。

メルヘンチックな森のパッチワーク、
不意に出くわす大きな樫の樹、
車内で聴く
アンドレア・ボチェッリのデビュー当時の歌声

師走を知らぬトスカーナの田舎風景に、
どこか温もりを感じる今日この頃です♪

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2017年12月 9日 (土)

健康をまとう為の食生活

健康を維持する為には、
バランスのよい食生活を心がけましょう!

今更、言うまでもないセリフなのですが、
もう一つ、食品業界の知識が加わる事によって、
自分の健康、大切な人たちの健康を守れる食生活が実現するようです。

今回は、肉の業界に携わる人の動画をアップします。

ここで言われている事は、
オリーブオイルの世界でも言える事。

イタリア現地にて、
エキストラヴァージン オリーブオイルを生産するには、ある程度の原価がかかります。

日本に輸出されるとなると、運送費や通関料、間に入る流通のマージンなどが加算されるはずなのですが、日本のスーパーなどでは、イタリア現地の原価と同じような価格で販売されているオリーブオイルも時々見受けられます。

得体のしれない油の臭みを抜き、
オリーブオイルらしい色を着色し、
オリーブオイルをほんのチョッピリ加え、
オリーブオイルの風味を添加して販売される偽物のオリーブオイル。

間違った肉やオリーブオイルを摂取し続け、
気分だけ健康生活に浸っている、
というような事がないように心がけたいものです!

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2017年12月 4日 (月)

黄金に輝く葡萄畑

ここ数日、気温がぐっと低くなったトスカーナ。

キャンティ地区を散策すると、
葉を落としきって春までの眠りにつく葡萄畑もあれば、
ひと仕事を終えた達成感に、
葉を黄金色に染めて謳歌する畑もあった・・・

葡萄の樹が生き抜いた2017年の季節は戻らないけど、
もう少し経つと、ワインに姿を変えて、
私たちの生活を潤わせてくれる。

ワインに酔うってことは、
この景色が体内に流れるって事なのね!

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