ヴィンテージバイクのイヴェント エロイカ【最終編】
坂道が始まる手前で小休止をとっていた女性に声をかけてみた。
「どちらから来たんですか?」
「ドイツよ。これ、お婆さんの自転車なの。1947年もの。
家族の自転車なのよ!」
その他、スイスから来た男性二人は、
1960年代の自転車だと言っていた。
今の時代、どの国に行っても流行りの型がある。
ブランドには全く疎いけど、
自分のルーツを語れて、
自分の世界を自己流にまとった人の姿が、
とても眩しく素敵に映った。
数日前、眼鏡のネジが緩んだので眼鏡屋さんに入ったら、
店員の女性に驚かれた。
「こんな眼鏡、捨てなきゃ!時代遅れよ!」
彼女の大きな声とリアクションに、
「そうなのかな・・・?」と委縮したけど、
エロイカのレースを観た後、そんな考えはふっきれた。
自分らしさを楽しむ方が、味があってカッコいいかも!
最後に、自転車愛好家の方の為にも、
このイベントの様子が分かる写真をお届けしますね!
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