イタリアは第二の家
朝、ローマのホテルを出て再び空港に到着。
ローマ空港の到着ロビーからシエナ行のシャトルバスが出ている。
待ち時間があるので、バールに入った。
「珈琲とコルネット。珈琲はここで飲みますけど、
コルネットは持ち帰ります」
レジの女性の表情は、
相手の言葉を聞き取ろうとしていて険しい。
コルネットを受取り、カウンターに行くと、
バリスタから私の注文を伺ってくれる気配がないので、
「珈琲ね!」と大きな声で言った。
バリスタは「了解」と言いたげに、
珈琲マシーンに向かったまま背中で頷く。
ローマ空港内のバールに笑顔がなく不愛想だけど、
これはこれで何だか楽だ。
私も笑顔で対応する必要がなく、自然体に素のままでいられる。
素でいられるから
イタリアが「家」のように感じられる。
これからバスに乗って3時間後にはシエナに到着です!
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