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2017年4月

2017年4月29日 (土)

ようこそ、ワインたち!

4月、2か所の試飲会で惚れてしまったワイン達が
着々と到着!

「ワインがまだ届きませんけど、
 今、どの辺にあるか、調べてもらえますか?」

と電話をいれると、どの作り手も、声色が曇る。

「まだ届きませんか?」

家族経営の小さな作り手だから、
オーナー自らが荷造りを整えて、運送業者を呼び、
自分たちの蔵から、初めて旅立っていくワインを見送った故に、届いていないと、不安になる。

北イタリアからのワインは、
2つの運送会社にバトンタッチされながら、
ここ、中部トスカーナの私の元に到着する。

ワインが届くと、作り手にすぐ連絡をいれる。

「ボンジョールノ。シエナのエノテカトスカーナです!
 今、ワインを受取りました。
 破損なく、全て無事です!」

すると、作り手の声にパ~っ陽が差す。

「それは良かった!」

今度は、私が発送人となって
皆様のご自宅にお届けする番です。

上手く言葉に出来ないのですが・・・・

ワインを通じて、沢山の気持ちを共有しましょう!

皆様の健康に、サルーテ🍷

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2017年4月28日 (金)

イタリア人のオペラ魂

普通の日常の出来事も、
イタリア人にかかると、ストーリー性が加わって、
話に巻き込まれてしまう事がよくある。

何でもない事でも、
イタリア人は、豊かな表情と身振りで、
舞台のセリフのように語る事がよくある。

こと、表現を大切にするイタリアオペラ。

シチリア島カターニャで生まれたテノール歌手
Salvatore Fisichellaのマスタークラスを通じて、
イタリアオペラの魂に触れてください!

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2017年4月26日 (水)

思い出の歌

ふと、ユーチューブで
ミスターチルドレンの「終わりなき旅」を聴いた。

イタリアに留学をしたての頃、
何度、繰り返して聞いただろう?

せめて、歌詞に慰められたくて、
20回くらい繰り返しながら聞いていたあの頃、
今思えば、普通じゃなかったね。

イタリアに来たばかりの頃は、
意志はあるものの
イタリア語で相手に伝える事ができない。

人と居たいのに、
相手の言っている事が分からなくて、
自分の居場所がなくて、
委縮してしまっていたあの頃。

自分が惨めに思えて・・・
でも、周囲に媚びる事はしたくなくて。

時々、高級な商品を買ってお店の人の気を惹いたり、
一度面識があるだけの、肩書ある人の名刺を、トランプのジョーカーのようにちらつかせたりしながら、

「私は、それなりの人間なのだ」

というメッセージを発信していた。

どんなに日本で色々な事をしてきたとしても、
イタリアに来たばかりの頃は、
「表現がうまく出来ない」という事だけで、
まともな対応をされない度に、
自尊心が傷つき、もがいていた。

30歳代だったから、頑張って乗り越えられた。

ふと思う。

高齢になって突然倒れてしまった人、
病気になってしまって、
今までのような生活を送れなくなってしまった人は、
「今」社会に対して表現が上手く出来ないという事で
劣った人のように扱われるような事があっては、
絶対にならない。

若い頃の私が、自分の意思で留学を決め、
環境の変化に戸惑っているのとはわけが違う。

突然、環境の変化を強いられ、
それに向き合う体力・気力も限られている。

残された貴重な時間、
小さな幸せにほほ笑みながら、
今日を愛でながら穏やかに過ごしてもらいたい。

自尊心が傷つけ、気持ちが委縮してしまうような過ごし方はしてほしくない。

心が亡い忙しい状況が、
無意識のうちに弱者や高齢者を傷つける事がありませんように。

ふと「終わりなき旅」を聞いて、
あの頃の窮屈だった気持ちを思い出した。

思い出せて良かった・・・


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2017年4月25日 (火)

コンサートにご招待

今宵は、エンリコ モリコーネの世界に
包まれてみませんか?


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2017年4月24日 (月)

そよ風が気持いい今日この頃、

「いつでも変わらずに、私は君を愛するだろう・・・」

と歌う、Alma del coreが聴きたくなりました。


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つばめさん、今日は!

今年もツバメたちがやってきた。

時々、窓から部屋に入ってきて、
ビービービービーっと鳴きながら2~3周して出ていく。

そんなツバメをティティちゃんは眺めているけど、
狩をする気は全く見せない。

パトリッツィオ曰く、つばめは、

「おい、間抜け猫!よく聞け!
 これから子供が生まれて、飛行の練習をするんだ。
 手を出すな真似したら、
 お前の目玉を突っつくぞ!」と言っているらしい。

ホントかな?

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2017年4月23日 (日)

シエナ人の、ちょっとした贅沢

今日は生産者直売マーケットに行って、
沢山の野菜と熟成20日の若い羊のチーズを買った。

普通のお店と違って、
ここに陳列されている野菜には値段が書かれていない。

にも拘わらず、客は

「ラディッキョとアスパラ1束、アーティチョーク、
 そしてソラマメを頂戴・・・」

と、次々に品を注文する。

スーパーより高いけど

「ちょっとマケてくれない?!」

という声は滅多に聞こえてこない。

1か月ほど前の新聞に、
Bloombergによる健康食生活ランキングが掲載されていて、イタリアは見事、1位に輝いていた。

イタリア、というと
スパゲッティやピザ、フィレンツェ風ビステッカ、
それにチーズやドルチェなど・・・

高カロリーなものが挙げられるけど、
実際のところイタリア庶民は、
野菜や果物を沢山食べる。

季節外れの野菜や、遠くから輸入されたものではなく
地元の食材と、地元の八百屋に信用を置いている。

八百屋と客の賑わいに触れていて、
ふと、昭和時代の商店街を思い出した。

当時、八百屋の前を通ると、
店の兄ちゃんが威勢の良い声を張上げて、
かごに乗った野菜を売っていたな~

今でも、あの頃の商店街のおじちゃんやおばちゃんの顔を覚えているのは、対話で商品を買っていたからなのね。

ますます賑わうシエナの生産者直売マーケット。

ここでの買い物の時間、楽しいです!

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2017年4月22日 (土)

葡萄畑 春の試練

スローライフの国、イタリア。

自然と穏やかに共存する情景を連想しがちだけど、
実は、自然から試練を突きつけられる事も多い。

朝、庭先の畑に行くと、
大家のアルドおじさんの植えたトマトが、
しょんぼりと萎えていた。

「昨夜の寒さで、トマトがこんな始末だ。
 引っこ抜いて、植え替えなきゃならん」

なかには、何とか耐え抜いた茎もあるけど、
それは、プラスチックの容器をかぶせておいたから。

路を挟んだ向こうには、
キャンティの葡萄畑が広がっている。

ついこの前まで、初夏のような気温に触発されて
グングン成長する葡萄はどうなってるんだろう?

畑に入ってみると、若々しい緑の葉は
お日様に向かって光合成をしていたのでホットした。

時々、ワインの作り手からこんなセリフを聞く。

「大変な事があった年だったけど・・・結果的に、
  自分達の想像を超える美味しいワインが出来た事に
 とっても満足してます」

私はイタリアに来てから、大なり小なり、
喜びを沢山、感じ取れるようになった。

それは、イタリアに来てから運気が好転して、
いい事が起こるようになったわけではなく、
むしろ逆で、
日常生活で発生する(ちょっと、シンドイな・・・)
と感じる問題を乗り越える度に湧きあがる爽快感が、
嬉しいだけ。

ワインが作り手の元を離れると、
市場に陳列されたワインは値段やラベル、
ヴィンテージが優良年であったかどうか?
などで評価されがちだ。

以前、日本のインポータの方と仕事をしていた時、

「このヴィンテージについて優れた点、
 プレミアムを受賞した内容等を書いてください」

と言われ、いい事ばかりをレポートしていた。

でも、自然と共存する作り手、
その作り手に共感する事から、
もっとワインが美味しく飲めるような気がして・・・

スローライフの国、イタリアが生み出すワインに
「共感」という工程を加え、
ワインに響きを与えたい。

ここ数日の霜で被害にあった作り手に、
エールを送りたいです。

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2017年4月20日 (木)

パバロッティと彼のお父様

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ワクワクしながら学ぶって、素敵な事だな

教える人と学ぶ人。

どちらも、本当にいい表情している。

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2017年4月18日 (火)

悪戯メールにご注意ください

私の名前、kiyomi otawaを装った
いたずらメールにご注意ください。

皆様、こんなメールが届いたら、
削除してください。

絶対に開かないでください。

「こんにちは!あなたはその前にクールなものを見たことがあるかこのようなものは、素晴らしいと思いますご覧ください」

お騒がせてしてすみません。

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イースターでいい事があった(その2)

イタリアでは、イースターの翌日も休日になる。

一昨日も昨日も友達の家で過ごしたので、
今日はノンビリと家で過ごそうと決めていた。

朝、愛猫ティティちゃんを見ると、
表情が何となく、いつもと違う。

「唇、虫に刺されちゃったのかな?」

と思い、観察してみたら牙のように歯が飛び出ていた。

「歯が折れかかてる。痛いのかな~?
 困ったな、今日は休日で動物病院も休みだし・・・」

ネットで調べると、
獣医さんに診てもらって抜歯すべきだ、
と書いてある他(最悪の場合は・・・)などの症状が綴ってあるから、すっかり憂鬱になってしまった。

15時過ぎに、
パトリッツィオが愛犬モッラを乗せてやってきた。

いつものように、近所の川でモッラを遊ばせた後、
バールに行ってカフェをした。

バールの隣には、動物病院の診療所がある。

バールを出たら、ちょうど、診療所の鍵を開けて、
中に入っていく女性が目にとまった。

私は思わず、走り寄った。

「すみません。獣医さんですか?」

「いいえ、アシスタントです」

「あの~、私の猫の口が、こういう状態なんです」

そういって、今朝写した写真を見せた。

「先生の携帯に電話をして、
 明日の予約をとったらいかがでしょう?」

「休日なのに、電話しちゃって いいんですか?」

「いいと思いますよ」

私はすぐに、獣医さんに連絡を入れた。

獣医さんとは、もう10年以上の付き合いだから、
友達のような感覚だ。

獣医さんは

「1時間後に診療所に行くから、猫を連れてきて」

と言ってくれた。

祭日だというのに、「直ぐに診ましょう」
と言ってくれる彼女に心から感謝した。

私は家に戻り、
ティティを抱えてパトリッツィオの車に乗り込んだ。

後部座席にいるお転婆なモッラは、
初めてみるティティに対して、わざと見ない振りをしてくれているかのように、大人しくしている。

診療所につくと、獣医の彼女は、
ティティを優しく迎えてくれて、
手際よく処置をしてくれた。

お会計をお願いします、と言ったら、

「大した事してないから、いらないわ」と言われた。

それではあんまりなので、心付けを置いていった。

13歳のティティちゃんは、
キャットフードのゼラチン質が原因で、
歯が相当悪くなっていた。

このままだと、年を重ねる毎に歯が無くなってしまう。

ここ数年、パートナーや親の健康、
そして愛猫まで老化による病症が現れだした。

(皆が健康だったら、どんなに幸せな事か・・・)

でも、本当にそうだろうか?

皆が健康だった数年前、私達の間には、
今ほどの思いやりとか、慈しみとか、
相手を気遣う心が通っていたのかな?

旅行をしたり、外食を楽しめていた頃、
幸せを噛みしめた会話をしていたのかな?

「何食べよう?」とか「何を買おう?」とか、
または、会話を探していたり・・・

あれから数年たった今、
気が付くと、誰かの事を思いやっている自分がいる。

そして「○○さんの状態、どう?」と、
家族やパートナー、友達の間で思いを寄せ合っている。

その中で、小さな事に感謝・感激したりしている。

「健康=幸せ」「病気や老化=不幸」

とは言い切れないんだよね。

将来に対して、ネガティブ妄想に走る事なく、
今の状況で起こりうる、有難いこと、
感謝の出来事を味わいながら生きていく年代なんだな~と思う今日この頃です。

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イースターでいい事があった!

イタリアでは、クリスマスとイースターの祝日は、
昭和時代の日本の正月のように、家族で過ごす。

一人暮らしの私は、
ここ数年、パオラの家族と過ごしている。

パオラとパートナーのアンジェロ。
そして従妹のマッシモとフランカ。
そして、90歳になるパオラのお母さまと私。

パオラの家でのんびりとランチを過ごし、
夕方からパトリッツィオが途中参加をする
というパターンだ。

イースター当日の朝、パオラから電話があった。

「キヨミ、祭日だからバスがないでしょ。
 迎えに行くわ!」

「気にかけてくれて、ありがとう。
 ネットで時刻表を調べてたの。
 バスを乗り継いで、13時には辿り着けるから大丈夫。
 もし、何かあったら電話するかもしれない」

日曜の時刻表によると、
私の家の近くはバスが走っていないけど、
3キロ先のバス停まで行くとバスに乗る事が出来る。

清々しい天気の中、45分の道のりは、
運動不足の私にとって、恰好のウォーキングになった。

時刻表通りにやってきた5番のバスに乗り、
Due pontiで下車した。

ここから3番のバスに乗るとパオラの家に辿り着ける。

ところが、3番のバスが見当たらない。

バス会社の制服を来た男性が通りかかったので、
訪ねてみた。

「3番のバス、来ますよね」
「今日はイースター。普通の日曜とは違うんだ。
 15:30まで、バスは運行しないよ」

私は慌てた。

「え~、たった今 5番のバスに乗ってきたばかりです。
 運行してましたよ」

「あれは、午前の最終の便さ。5番のバスだって
  この後は15:30まで運休するんだ」

私の他に、褐色の肌をした女性も目的地に行けずに
困惑していた。

そんな私達の様子を見て、バス会社の男性は、

「どこに行きたいんだい?」と尋ね、行先を伝えると、

「おいで」と行って、彼の車に乗せてくれた。

彼女と私は同じ場所で降り、男性にお礼を言った。

「本当に助かりました。
 何てお礼を言っていいのやら!」

すると男性は

「今度あった時、珈琲を御馳走してくれたら嬉しいな」

と言って、私たちは握手をし、
それぞれ別の方向に向かった。

彼にまた会えるかどうか、分からないけど、
会えたら、喜んで珈琲を御馳走したいです♪

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2017年4月14日 (金)

小さな作り手の美味しいワインを手に入れるのは
とっても難しい。

連絡を取りたくても、
メールアドレスをもっていなかったり、
携帯の電波が入らない所で仕事をしていたり・・・

なので、昼食の為に家に戻るタイミングに
電話をするしかない。

このワイナリーも凄く気に入ったんだけど、
2ヘクタールで作るワインは、ほぼ、予約客で一杯、
と奥さんに言われてしまった。

ある小さな町で行われたワインの試飲会では、
ワインの作り手や醸造関係の人で賑わっていて、
各ブースで交わされる会話も専門的。

そんな人たちで、
この老夫婦が手掛けるワインのブースは賑わっていた。

ランチ時に、作り手のおじさんに交渉。

少しでもいいから手に入れたいな・・・

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私のワインリストに欠かせなくなったジーノのワイン

ここで手掛けるワインの全てがいいか?
というと、そういう訳でもないのですが、
絶対に外せない3本、今年も押さえました。

赤、白共に威風堂々とした存在感を放つワインは、
第一線で活躍するソプラノ歌手のような
実力と気品を放ちます。

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2017年4月13日 (木)

伝統を語るワイン、仕入れます♪

もう10年以上前の事。

シエナでソムリエコースを受講している時に、
講師がこんな事を言っていた。

~ピエモンテ州は
トスカーナと並ぶイタリアワインの名醸地。
 
その中でもランゲ地区で育つネッビオーロ種は有名だが
実は、ガッティナーラ地区のネッビオーロも実にいい。

ランゲ産ほど大金を払わなくても、
素晴らしいネッビオーロが楽しめるんだ!~

このワイナリーと出会ってから
あの講師の言葉に大きく頷ける。

ここのワインは、
挑発的に存在感を主張するパワフルなタイプではなく、
澄んだ果実と共に凛とした美しいオーラを放っている。

以下、
ブースで聞いた父と息子さんの会話をお伝えします。

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(父)
1750年~1800年、ここアルプス山脈の麓にある
「森の家」と呼ばれる地区に祖先が住み始め、
1860年から葡萄作りを始めたのは確かです。

私と息子で7代目にあたりますが、
もしかしたら、もう少し遡るかもしれません。

(息子)
2014年は非常に難しかった。多雨の為、葡萄は簡単に
病気になりやすく、しなびれて枯れてしまう。

だから葡萄の房と葉に間隔をとり、通気性をよくして
葡萄を清潔に保つ事に細心注意を払いました。

そして8月には、凝縮感とストラクチャーを持たせる為
半分の葡萄を間引きしなければならなかった。

半分を切り捨てるなんて、
目をつぶりたくなる心境だったけど、
もし、全ての葡萄を残していたら、
熟成に耐える葡萄にはならなかったでしょう。

その結果、
自分たちも満足いくワインが誕生しつつあります。

2010年、2013年のように20年間保存できるポテンシャルはないけれど、十分に美味しいです。

剪定時期の畑仕事の他、
5月~7月の成長期は樹が病気にならないように見守る必要があるので、ここから離れられません。

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40ヘクタールある土地のうち、葡萄畑は5ヘクタール。
その他は栗やオークが育つ森で覆われている。

このブースに並ぶ3種類のワインの生産本数は
各種4,000~5,000本。

ただでさえ少ないのに、2014年の収穫では
半分の葡萄を切り捨てなければならなかった。

その事がどういう事なのか?

想像すると、こちらも胸が痛むけれど、
その引き換えに美味しいワインが出来た事に、
2倍の喜びを味わいたい♪

樽で熟成された2014年ヴィンテージワインは、
オレンジがかったルビー色。

ザクロや花のニュアンスを持つ
エレガントさが秀でたタイプ。

2014年ヴィンテージワインは、秋以降に
市場に登場するため「秋の味覚セット」でご紹介。

今回の「春の味覚」では、
ポワっとした飲み口が心地よい、ステンレスタンクのみで仕上げたPramartel 2015をご提供。

熟れたキイチゴのニュアンスが春~夏にピッタリです。

このワイナリーの父と一人息子は、
畑でもカンティーナでも家でも、いつも一緒。

このワインを通じて、
家族の絆が次世代へ伝統・文化を継承する

そんな風味をお楽しみください♪

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ピュアな気持に触れて育ったワイン、仕入れます♪

Viniveriの会場に入ると、
真っ先にフィリッポに挨拶に行った。

彼とは昨年、この会場で会ったばかりなのに、
随分前から知り合っているような気がする。

このラベルを見てご存知の方もいらっしゃると思いますが、このワイナリーでは、障害を抱えた少年たちが働いてます。

ラベルも1枚1枚が手書き。

この日、フィリッポからこんな話を聞きました。

(以下 K=聖美 F=フィリッポ)

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k:障害を持つ少年は、時には気まぐれかしら?
  今日は働きたくない、って言いだしたり・・・

F:基本的には、いい子なんだ。
 でも、僕たち同様、ネガティブな部分も抱えてる。
 怒り出したり、食事を拒否したり、泣き出したり。
 でも、1時間後には笑ってるんだ。
 いい部分も持っているから。

 大事なのは、
 彼等自身が行いを通じて満足を得る事。
 自分自身が満ち足りていて、
 他人に対しても喜びで接する事。

 少年が来たばかりの時は、アグレッシブでも、
 畑やラベル描きに向き合っているうちに、
 アグレッシブが和らいでいく。
 向精神薬の量も減り、気分も落ち着いてくる。

k:障害を持つ少年は、葡萄畑やワインで学ぶの?

F:いいや。
 「これを持ってきてくれ」とか
 「こういう風に植えて」とか
 「絵を描いて」等・・・作業をしてもらう。

  自主的に識別したり判断するのは難しい。
 
  例えば「これはメルローだよ」と教えても、
   2日も経つとメルローという事を忘れてしまう。
   他のワインとの識別が付かないのさ。

   でも「この赤ワインは僕が作った」
 「このラベルは僕が描いた」という事は
  はっきりと覚えているよ。

   25人はかなり重度の障害者。
  そして10人の重度ではない彼等がラベルを描いたり、
   ボトリングをしたり、畑に出たりしている。

  体の状態によって、仕事を選ぶんだ。

「明日は会議があるから、家に居ていいよ。休暇だ」
 と言うと、僕らだったら喜ぶところだが、
 彼等は快く感じない。
 
「ノー、働きたい、働きたい」と言うんだ。

  大事なのは、総合的に良いこと。

  普通の人が施設を見学する前には、
 少し怖気付いてしまう。

「障害ってどんな事?人と違うんじゃないか?」って。

  でも、障害を持つ彼等にとって、
 バリア(違い)は無いんだ。

  世界で最も偉い人だとか、もっとも貧しい人だとか、
  そういう違いがない。

  もし君が優しかったら、
 彼等は両腕を広げて笑顔で迎える。

  外見は関係ないのさ。

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この蔵が手掛けるメルローは、イタリアの中でも評価が高く、私が昨年オーダーした2013年ヴィンテージは蔵では既に完売です。

この秋から2015年ヴィンテージが登場。

ちなみに、2014年は
多雨で葡萄の出来に納得がいかないため、
アグリトゥリズモ等でハウスワインとして使用されるとのこと。

メルローは秋まで待たなければならないのですが、
今年 初リリースのワイン「SARCO 2016」と発泡酒は、
この春から皆様にお届けできそうです。

果実のニュアンスが優しい、飲み口が柔らかなワイン。

ピュアな精神とイタリアの自然が触れ合って出来たワインが、私達の体に「自然さ」を注いでくれる事、願ってます♪

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唐辛子に拘ってみる



ヴェネト州で行われた2つの試飲会に行ってきました。

これから仕入れて5月上旬には皆様にご案内したいな♪
と思う商品を少しずつご紹介。

まずは、唐辛子です。

無性に辛いものが食べたくなったら、
ニンニクと唐辛子が効いた
アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ スパゲッティ。

これまでは、
その時の気分で唐辛子の量を決めていたけど、
葡萄品種でワインの風味が違うように、
唐辛子も香り、味、後味、辛さのグレードと、
色々な風味を味わえたら楽しいですね!

優しい辛味~過激な辛味まで5段階。

21種類の唐辛子がある中、3種類を選びました。


●cajenna (辛味グレード★★)
 バランスよい辛味。
 1人前のスパゲッティに、唐辛子1/2本を使用。
 トマトソースなど、幅広いソースに合います。

●hot lemon(辛味グレード★★) 
 レモンの風味を持つ唐辛子。
 後味がしっかりと続きます。

●habanero orange(辛味グレード★★★★) 
 オレンジと名がついているけど、
 オレンジの風味はありません。
 心地良いアロマを持ちながらも
 鋭く太いトーン辛味がいつまでも響きます。

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ちなみに、この唐辛子を使用した料理は、
ワインではなく、ビールかな!

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2017年4月 7日 (金)

小さくて大きな自己満足

ついさっき「バッハがいい感じ!」
とカレンダーの今日の枠に書き込んだ。

伴奏を頼まれたアリアの楽譜5枚のうち、
1ページは弾けるようになった。

昨日は
「老人ホームのコンサートでピアノ伴奏成功」
と書き込んだ。

生まれて初めて、楽しみながら人前でピアノを弾く、
という感覚を味わえた事は私にとって大きかった。

これまで(緊張する・・・)
と心で唱えてしまっていたから、
それが現実になってしまっていた事に気付き、
昨日は(楽しい~!)と唱えながら向き合う事にした。

そして、演奏中は譜面に従うのではなく、
歌うような気持ちで音と触れながら楽しんだ。

この一週間、カレンダーの書き込みを見ると、

「電話料金を自動引き落としに替えた。スッキリ!」
とか、「バスの格安チケットを店頭で買えた!」
とか綴られている。

これまで私は、目先の計画を書き込んできたけれど、
最近になって、
「今日の小さな業績」を書き込むようになった。

書き込んだ一文を眺めると、
小さな達成感が味わえて気分がいい。

数日前、新聞の2面に渡り
アルツハイマーについての記事が掲載されていた。

現在、イタリアには
60万人のアルツハイマー型認知症患者がいるとのこと。
(認知症は100万人)

ちなみに、日本でのアルツハイマー型認知症患者数は
2015年現在で262万人。

今後、増え続ける認知症だが、
2000年から導入された介護保険システムがあっても、
動ける、歩ける、という事で、
アルツハイマーは身体的障害の視点から認定されにくく、介護保険の援助がなかなか受けられない。

今のうちに自分たちの生活習慣を見直さないと、
大変な事になってしまう。

イタリアの新聞には、アルツハイマーは
ドーパミンの不足による感情の欠陥が関係している、
と書いてあった。

ドーパミンを体内に分泌させる事は、
人間生活を送るうえで大切な事。

清々しい刺激、達成感、幸福感などを感じると、
ドーパミンの分泌が増える。

逆に、精神的ストレスを感じると、
ドーパミンの分泌が抑制されてしまう。

話が飛んでしまったけど・・・

とにかく、
カレンダーに、自分がちょっぴり誇らしく感じられるような業績を書き込む事は楽しい!

大きな問題を抱えてしまう場合、
その事で頭が一杯になってしまうけど、
そんな時こそ、小さな業績を沢山拾いながら、
健全な精神のバランスを保つようにしなければ!

と感じる今日この頃です(^^♪

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2017年4月 5日 (水)

今年も【春の味覚セット】でイタリアの恵みをお届けします!

オリーブと葡萄畑の狭間で垣間見た
午後のシエナの素顔・・・

長閑な大地で、風に撫でられ、陽の光に包まれ、
同じ土壌に生きる生物の呼吸を感じながら成長する
オリーブと葡萄の樹。

そこに農夫の働きかけが加わって、
オリーブオイルやワインが誕生します。

これまでオリーブオイルやワインを紹介するにあたり
人が施す工程や作り手の声を皆様に紹介してきました。

ふと思ったのですが・・・

オリーブオイルやワインって、
自然そのものが主体なんですよね。

これからは、彼等の視線からも、
オリーブや葡萄を取り巻く環境を見つめていきたく思います。

今年も【春の味覚セット】をお届けする予定です。

5月上旬頃にお知らせを送付させていただきます。

是非、シエナ産のオリーブオイルやワインを通じて、
自然の恵みを体内に取り組み、
エネルギーをチャージしてください!

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2017年4月 2日 (日)

体が幸せを感じる食事


今日は農家さんの直売がある日。

小さな店構えの店で、青物を仕入れた。

「これは野生品種のレタス。
 健康な土壌にしか生えてこないのよ。
 よく洗って水切りをして、冷蔵庫に入れると、
 1週間は持つわ」

スーパーで買うより価格は張るけど、
肝心な栄養価が凝縮されていそうだ♪

家に帰ると、大き目のボールを取り出し、
30分かけて泥とアブラムシを洗い流した。

この作業をしながら、少し勉強をしたく思い、
渡辺雄二氏のビデオに耳を傾けた。

自然が生み出したものを私の体内が待ち受けている。

それとは反対に、
人間が作り出した化学合成物質が入ると、それを分解する酵素がない場合は、体がストレスを受けているのね。

食材について「美味しい」という感覚は大事。

いとも簡単に、幸せを感じさせてくれるから。

でも「体がどう感じているか?」という視点でも捉えていかないと、
これから10年、5年、いや、もっと早くにでも
つけが回ってきてしまう可能性がある。

最近、自然と私の体はとっても仲良しです!


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FLiXBUS社のバスチケット イタリア国内での窓口購入について

【クレジットカードがなくてもFLiXBUS社のバスチケットを入手する方法】

イタリア国内を安く移動できる遠距離バス。

最近は、FLiXBUS社の運行が目立ってきました。

FLiXBUS社のチケットは
ネットでクレジット決済をしてプリントアウト。

でも、クレジットカードがなくても、
チケットが購入できるって、知ってましたか?

私は最近、シエナの街にて

『ミラノ 10:25発』→『シエナ』ノンストップ便を
€17.90で購入しました。

チケットはvia Pantaneto 154にある新聞売り場で購入

●Fabbri Emanuele&C.Snc.
  tel:0577-284-352
  月~土曜(7:00-20:00)

自分の乗りたいバスの便、
氏名、電話番号をお店の人に伝えると、
コンピュータに入力してプリントアウトしてくれます。

※予め、ネットでバス情報
(運行日/乗り場/出発時間/料金)を確認して下さい。


支払いはユーロ現金。

ネットに表示された金額を支払うのみで、
発券手数料はとられませんでした。

参考までに・・・・

電車でミラノからシエナに移動する場合、

・チケットを前日購入すると、€64
・時間に余裕をもって購入すると、€49

 フィレンツェで1度乗換えが発生します。

バスの場合は、たったの€17.90

FLiXBUS社のチケット窓口販売に関して、
ボローニャのバスステーションで購入した事もありますが、その際、手数料5ユーロが上乗せされました。

皆さんの街にも、
FLiXBUS社のチケット販売窓口があるかもしれません。

お問い合わせは、こちら

FLixBUS +39(0)2 94 75 92 08



※イタリアでは、よく状況が変わります。

 これは、4月2日時点の情報ですが、
 皆様がチケット希望の際には、
 各自、FLixBUS社にお問い合わせの上、
 正しい状況を把握されてください。

では、快適でお得な旅を♪

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