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2017年1月

2017年1月30日 (月)

休日は小さな町散策

目的もなくドライブをしていると、
〈 BEL SEDERE 綺麗なお尻 〉
という道路表札が目についた。

家に帰って、奥さんに

‟あなた、何処に行ってきたの?”と聞かれて、
 ”綺麗なお尻”に行ってきた”と返事したら、
一悶着ありそうだ。

更に車を走らせ、トレクワンダという小さな町に到着。

中心の広場に向かう途中、
壁から顔を覗かせる糸杉があった。

普通だったら、壁が崩れるので切り取ってしまおう、
と考えそうなところだが、
万が一の危険より、特殊性を生かすところに、
この町の人の大らかさを感じる。

メインの広場に行くと、一面記事が貼り付けてあった。

そこには

『プールにカビ発生。利用者が抗議』と書かれている。

なんとも長閑なトップニュースだ。

バールに入ってお茶をしていたら、
賑やかな家族が入ってきた。

旦那が奥さんに一言放つと、
奥さんは思いっきり旦那の腕を叩いた。

旦那の悪ふざけと、
それに抗議する奥さんの姿に皆は笑ったが、
犬は、奥さんに向かってワンッワンッと抗議している。

大きな街もいいけど、
小さな町の素顔に触れると、気持ちが和みます!

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春の足音

まだ大寒を過ぎたばかりなのに、
風にのって、春の足音が聞こえてきそうです・・・

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2017年1月25日 (水)

友達の話題は、私にとって新聞一面記事

フランカは数年前、危険を覚悟でパレスチナに出向き、戦争の被害に遭う子供の様子を撮影した。

その彼女から電話があった。

「キヨミ、明日、時間がある?
 記憶の部屋に是非来て頂戴。
 私のビデオの他、興味深い展示があるから」

「記憶の部屋」と呼ばれる記念館は、
70年前までファシスト政権の事務所として使われていて、ファシストと闘って命を落としたパルチザンの市民の様子も記されている。

ファシストと闘うシエナ市民が銃殺されるシーンもあり、なんと、その場所は、私の家の近くだった。

いつもは
「シエナの田園風景って、本当に素晴らしいわ~」
と感嘆しているけど、この歴史を知ってからは、
そこに眠る犠牲者が心をよぎる。

私は、家で過ごしている間は
ラジオをつけっぱなしにしている。

1月27日はアウシュヴィッツが解放された国際ホロコースト記念日、という事もあり、ここ数日は戦争の話題が多い。 

そして、昨年のこの時期、
イタリア人の研究学生ジュリオが
エジプトの警察に拷問を受け、
殺された話題も頻繁に取り上げられている。

そのテーマのバックには、
Joan Baezの「 Here's to you」がよく使用される。


この歌は、1920年のアメリカで、
無罪にも関わらず、当時の偏見と冤罪で処刑された
イタリア人Sacco と Vanzettiにささげられた歌。

権力に対し、無名な庶民の存在は取るに足らない。

この事件は、
権力に不当に扱われる事は許されてはならない、
というスローガンのシンボルとなった。

この歌の事は、以前、パトリッツィオが教えてくれた。

語っている時、彼の目尻から涙がツーと流れ落ちた。

日本のメディアでは、イタリアの話になると

・イタリア男は女ったらし
・時間にルーズでいい加減

その他、美味しい料理等・・・

このような情報に偏りがちなのが、残念だ。

ここシエナで、身の回りの友達が語る会話は、
新聞のトップ面よりも、
色濃く、私に意味を与えてくれます。




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2017年1月24日 (火)

1月23日のグランデミャオ!

仕事が一段落したので、
声楽の先生をしているクララの家に通い始めた。

私は趣味で、歌の伴奏を引き受けている。

この前は、
モーツァルトのBenedictusとExsultate,jubilate、
そしてヴィヴァルディのLaudamus teの楽譜を渡された。

何とかなるかな?と思ったけど、
実際に弾いてみると3声になっていて難しい!

ページ数もかなりある。

繰り返し弾いても一向に慣れず、
指がもつれにイライラしてきた。

「あ~、やめた! 私には荷が重すぎる」

パタッと譜面を閉じて、
丸くなって眠るティティちゃんの隣に寝転んだ。

「これを引き受けるのは止めよう」と言う私と、
「そう簡単に諦めたくない」という私が同居していて、

頭がすっきりしない。

ふと考えた。

「試験じゃあるまいし・・・
 趣味で引き受けている伴奏なのよ。
 歌い手をサポートできればいいじゃない。
 完璧に弾きこなそうとしなくてもいいじゃない!」

鍵盤に向き合い、譜面を追った。

「この和音、
 この一音を外すだけで指の運びが滑らかにいく。
 一音、消しちゃおっかな?」

作曲家には申し訳ないが、
修正液で、都合の悪い音を消していった。

だいぶ弾きやすい譜面になって、練習が楽しくなった。

そして「グランデ ミャオ!」と唱えた。

最近、パトリッツィオと私の間で、
満足を得た時には「偉大なミャオ!」
という猫語を使っている。

今まで、私は型にはまった考えと行動をしていた。

楽譜があったら、それ通りに弾かねばならない。

それが出来るようになる努力をすべきで、
それが出来ないのは、私の能力が劣っているから・・・

以前はそんな風に考えていた。

でも最近では、型よりも自分の声に耳を傾け、
自分を気遣ってあげるようになった。

変だけど、自分の中に私が二人いる。

少し前まで、もう一人の自分は
型にはまった考えをしていて堅苦しく、
近寄りがたかったけど、

そのもう一人の自分が柔軟になってきたから、
私はもう一人の自分と相談できるようになって、
自分が受け入られる感覚に楽になってきた。

クラシックの楽譜に修正液で細工するなんて・・・

まったく、グランデ ミャオだ!

もしクララに「これじゃ、ダメよ」と言われたら、
「私には、荷が重すぎる」とはっきり言おう!

今度のレッスンは金曜日。

それまで、やるだけ、やってみよう!

グランデ ミャオ!






 




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2017年1月20日 (金)

偉大なるミャオ!

パトリッツィオに本を買ってもらった。

タイトルは「IL GRANDE MIAO 偉大なるミャオ」

主人公は野良の子猫で、
居心地よい生活環境を整える為に、
人間をどう操っていくか?という作戦が書いてある。

まずは、年配夫婦を見つけ、女性を味方に付ける、
との事。

作戦が成功する度に、
「グランデ ミャオ!」と心で叫んでいる。

「この本、
 ティティに読まれないように気を付けろよ!」

とパトリッツィオから忠告を受けた。

そして今朝、パトリッツィオにメッセージを送った。

「手遅れよ! もう、ティティに読まれてる~🐾」

すると、
パトリッツィオのモッラちゃんから返信が届いた。

「私は、勉強好きじゃないから、テレビでいい!」

私とパトリッツィオの間では、最近、満足する度に
「グランデ ミャオ!」と言い合うようになった!

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真冬でもホットなボローニャ散策

日本からいらした熊さんこと小熊さんと、
ボローニャを散策した様子をご紹介♪

トスカーナの旅行の拠点として、
フィレンツェに宿をとる方が多いのですが、
フィレンツェから急行電車で30分に位置するボローニャもお勧めです。

バス付・広い部屋の近代的なホテルは居心地がよく
良心的なお値段で見つかります!

そして街には、
イタリア庶民の生活が垣間見れる場所が沢山!


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2017年1月18日 (水)

1月17日は、動物の守護神、聖アントニオの日

カトリックの国において
1月17日は、動物が祝福を受ける日です。
シエナでは、サン・ドメニコ教会で礼拝がありました。

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2017年1月12日 (木)

シエナのファンチュッリ農園から1月11日の作業風景です

2011年 1月11日
シエナにある無農薬オリーブオイルの作り手「ファンチュッリ農園」から、今日の作業の様子をお伝えします!

この日は、
シエナに遊びに来てくれた元の職場の上司、
小熊さんと一緒です。

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2017年1月 4日 (水)

ワインを飲みながらオペラ 「椿姫」

ワインを飲みながら、オペラ鑑賞をしたい方に
「椿姫」をお届けです!

オペラのあらすじを読んでから、
ビデオを鑑賞する事をお勧めします♪

オペラ「椿姫」のあらすじは、
↓こちらをクリックしてください



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2017年1月 3日 (火)

日常会話



最近会う友達は、誰もが「腰が痛い」と言っている。

私にとっても他人事ではない。

時々やってくる腰痛は、運動不足の他に、
10年以上使い続けているベットが原因している気がして、ネットで調べてみたら、やはり、それに触れていた。

柔らめのマットだと背中からお尻の部分が沈み、
寝返りを打てないまま、
そこに重量が掛かって腰痛が起こるらしい。

分かってはいても、
すぐに買いに行けるような品物ではない。

もう少し調べてみたら、
腰がマットに沈まなくて済む情報を見つけた。

バールでパトリッツィオとお茶をしている時に、
そのノウハウを彼に得意気に話した。

「あのね、バスタオルを使うのよ。
 ほら、あの青いバスタオルなんて、
 大きくて長いから最適!
 帯状になるように折りたたんで、腰に巻くのよ。
 その上からパジャマやタイツを被せると、
 固定するでしょ!」

すると彼は一言。

「何て、セクシーなんだ」と呟き、

「まるでマリリン・モンローのようだ」と付け足した。

「え? どういう事?」

「マリリン・モンローは、
 寝るときにシャネルの5番だけを羽織ってただろ?」

それまで、腰への効能ばかり考えてたけど、
バスタオルを腰に巻いて、その上からパジャマのズボンをかぶせた私の着ぐるみのような姿は想像もしてなかった。

幾つになってもセクシー願望を持つイタリア。

この手の話題は、
女子の間に留めておいた方がよさそうだ・・・










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2017年1月 1日 (日)

今年も宜しくお願いいたします


明けましておめでとうございます!

年を重ねても、
弾ける時には弾けながら、
新鮮な感性でまいりましょう!

今年もどうぞ、
宜しくお願いいたします!


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