日本酒も面白い!
智恵ちゃんと一緒に、
日本酒のテイスティングが出来る
「KURAND SAKE MARKET浅草店」に行った。
何度も日本酒を飲んできたけど、
こうやって向き合うのは初めてだ。
最初に選んだ甘口の純米酒は、
香りにマンゴー、パイナップル、洋ナシなど、
トロピカルなフルーツが感じられ、
智恵ちゃんが選んだ甘口の日本酒には、
青リンゴの香りがあった。
次の日本酒は、煮詰めた果実の香りがあり、また、
他の日本酒は酸が際立って、
シャープな余韻が気持ちよかった。
途中から、食材と日本酒の相性の実験もしてみた。
お豆腐に冷酒は合わなかったけど、
ぬる燗には驚くほど良くあった。
でも、他の銘柄のぬる燗で試したら、
酒の香りが圧倒的に勝ってしまい、
豆腐とは釣り合わない。
そのぬる燗を今度は、
醤油や味噌煮のようなタレと合わせてみた。
意気投合。ハーモニーがあった。
冷たいお酒から受けるストレートなコクや甘味は、
塩気を含んだ生ハムと息が合っていた。
とにかく今日は、手当たり次第に飲んでみて、
「色々なパターンがあるんだな!」
という感触を得た。
私たちは店を出て、近くの立ち飲み屋に行った。
そこには、浅野温子に似た、でも、ノーメークのお姉さんがカウンターで愛嬌良く客に対応し、店頭では、滅多に笑顔を見せなさそうな渋い男が焼き鳥を焼いていた。
ここの客たちは、日本酒の製造方法や分類など、
理論は知らないかもしれないけど、
こういう客がいるからこそ、
日本酒が今日まで続いている。
彼等のその日の気分や情の熱さが、
安酒をいい頃合いの燗にする。
高級酒から安酒まで色々あるけれど、
様々なシーンで楽しめる日本酒。
もうすぐ日本を離れるけど、
日本にいたらこの秋は日本酒にはまっているはず(^^♪
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