シエナの友達に感謝!
8月末から、兄弟たちと連絡を取り合っていた。
そして、今日、計画通り、
結婚50周年サプライズパーティーをするため、
皆、実家に集まった。
姪っ子から花束を渡された口下手な父は、
照れまくっていた。
いつも陽気な母は、更に弾けてしまって、
日本酒を沢山飲んだ。
シエナの友達の一人、スペイン人のアンナから、
よく、パーティーの話を聞かされていた。
お兄さんの60歳パーティー、
彼の誕生日パーティなど・・・
どれもが、
主役が会場に入ると、沢山の人が待ち構えていて、
「おめでと~♪」を浴びせる、といったパターンだ。
アンナの話を聞いているうちに、
家族の為に、皆で集まりたい、と思うようになった。
私が日本に帰省する度に、パトリッツィオは
「キオミの姪っ子ちゃんに、
何のプレゼントを用意したんだい?」
と聞いてくる。
プレゼントを用意しないと、彼は本気で怒る。
「キヨミ、姪っ子にプレゼントを用意する。
これは、叔母さんの義務だぞ!」
だから私は、毎回、姪っ子へのプレゼントを用意する。
そうしているうちに、姪っ子とも、弟の奥さんとも、
一緒にいて、緊張しない仲になった。
遠い親戚ではなく、家族に近くなってきた。
アンナやパトリッツィオがいなかったら、私は、
家族との繋がりを、ここまで意識していないと思う。
今日は、家族全員にとって、
掛け替えのない、温かな日となった。
人懐っこいスペイン人やイタリア人の友達から、
いい影響を受けて、それを真似しているうちに、
幸せが発芽してきてます!
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