7月の葡萄畑
葡萄の房は、
幼少期から青年期のような風貌に成長してきた。
これから畑では、良質の葡萄だけを選び、
残りの葡萄を切り捨てる
グリーン・ハーヴェストが行われる。
こうする事によって、
秋の収穫に向けて残された葡萄に栄養が集中し、
健康でポテンシャルの高い葡萄で
良質のワインを手掛ける事になる。
葡萄畑をみると、
ベト病で光合成が難しい葉も見かける。
そんな葉の元で、ひっそりと生きている葡萄をみると、
なんだか、感動してしまう。
ワインにはならないんだけど・・・
切り捨てられちゃうんだけど・・・
人間の都合から見たら、将来は見えなくても、
他の葡萄同様に、もしくは、それ以上に
一生懸命成長を続けてるように感じられる・・・
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