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2016年3月18日 (金)

今日の散歩

あまりに天気が良いので、沼に散歩に行った。

2羽の白鳥の傍で寛いでいたら、
年配の女性と男性がやってきた。

彼らの後ろに、猫も続いてる。

「可愛いですね~」と話しかけると、

「これ、野良ちゃん。毛並みが綺麗でしょ!」

と言って、おばさんは猫ちゃんのご飯の支度を始めた。

「あ~、来た来た! 黒ちゃん」

おばさんが指さす方角を見ると、
通りの向こうから外国人男性がやってきて、
その後ろに、ぎこちない小走りの猫が続いている。

これも、野良猫だ。

黒ちゃんを見て驚いた。

ティティちゃん、そっくりだ。

2匹が食事を平らげると、

「じゃあ、散歩に行くよ~」

そういって、三人は歩き始めた。

私は、「いってらっしゃ~い!」と皆を見送った。

でも、黒ちゃんは、私の傍で寝転んでいて、
毛繕いをしている。

「黒、行くよ~」

「そのうち、ついてくるでしょう」

三人は振り返りながら歩き始めたけど、黒ちゃんは、
私の傍にい続けた。

少したったら、外国人男性が戻ってきて、
「はい、行くよ~」といって黒ちゃんを抱き上げ、
散歩に行った。

残った私は、
食べていたオカキを小さく割って手のひらにのせ、
白鳥に差し出した。

勢いよくつつくから、最初はびっくりしたけど、
すぐに慣れた。

通りがかりの老夫婦が

「懐いてますね~。2羽とも雄ですか?」

と話しかけてきたので、

「いや、どうなんでしょう?」と答え、
それから、少し、おしゃべりを楽しんだ。

天気が良い日、〈自然と触れよう〉と出向いてみる。

動物がいるところで足を留め、しばし、彼らを愛でる。

そこに集まる人同士、何となく、通じるものがある。

今日の出来事をスカイプでパトリッツィオに話したら

「お~、まさしく、キヨミの世界だな~」

と、彼も喜んでいる。

野良猫も白鳥も、通りがかりの人も散歩の犬も

皆、穏やかで、

この、絵本の1ページのような光景は、
何もかもが自然だった。

気持にまでポカポカになった!

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