2月29日、マルケ州との出会い
シエナに住んでいると、隣街フィレンツェも遠くに感じられます。
ましてや、トスカーナ州の隣、「マルケ州」に関しては、
日ごろからの情報や物流の交流がなく、
近隣諸国(外国)のような感覚です。
見知らぬ土地と出会う一歩。
時に、その土地の郷土料理やワインが、土地を語る大使として、
私達を美味しく、スマートに、そして心地よく
エスコートしてくれますね♪
2月29日(月)、19:00~
あまり知られる事のないマルケ州に触れてみませんか?
場所は錦糸町にあるレストラン「サン・ヤコピーノ」。
この日、マルケ州のワイン6種類、
そしてワインに合わせたマルケ州の料理が堪能できます。
ケンちゃんこと元吉シェフは、
マルケでの生活経験がある故に、郷土の味をそのまま再現。
この日、どんな料理を提供してくれるのかは、
サプライズとしてとっておきますが、
ワインについて、ちょっとだけ、種を明かししょう。
この日、私が日本にいたら、是非、参加したかった!
こちらのワイナリーのワイン、私は飲んだ事がないので、
このワイナリーのホームページを参考に綴ります。
①Spumante Brut Bianco Terracruda
白品種トレッビアーノの古代のクローン、
ビアンケッロという品種から作られた泡ワイのスプマンテ。
麦わらがかった黄金色から、繊細な花、白い果実の心地よい香りが弾け、口中は柔らかさと新鮮さが同居し、気持ちをほぐしてくれる事でしょう!
②Campodarchi Argento – Bianchello del Metauro Doc Superiore
上記、スプマンテと同じ品種で作られた白ワイン。
ほんの一部の葡萄は、バリックの小樽で熟成されているのですね。
故に、エキゾチックな黄色系の果実、リンゴ、プラム、
グレープフルーツ、ミモザの花、軽いトーンのスパイス香といった
複雑味が出るのでしょう。
柔らかさ、フレッシュ、旨味のバランスがとれたワイン。
ケンちゃんは、このワインにどんなお料理を提供してくれるのでしょうか?
③Codazzo – Pergola Doc Rosato
ロゼワイン。
使用されている葡萄は、アレアティコ。
昔は、「ペルゴラのヴェルナッチャ」と呼ばれていた品種とのこと。
クリスタル調の薔薇色をしたワインからは、
花やフルーツの香が届き、
口中に、とても心地よい爽快感を感じさせてくれる、とのことです。
④Vettina – Pergola Doc Rosso
上記、ロゼワインと同じ品種で作られた赤ワイン。
澄んだルビー色をしたワインからは、
スミレ、バラ、フジ、赤い小さな果実、スグリ、サクランボが感じられ、口に含むと、イキイキと躍動感あるワイン。
タンニンは柔らかく、温かみがありながらも、ドライ。
果実と花のニュアンスが交互に感じられる、とのことです。
⑤Ortaia – Pergola Doc Aleatico Superiore
こちらも上記と同じ葡萄品種アレアティコ種ですが、
熟成の際、バリックの小樽が使用されているので、葡萄と木のニュアンスの結婚から生まれた味わいをお楽しみいただけます。
グラスからは、スミレ、バラ、ライラックの花、
そして熟れたサクランボが感じられ、香辛料が存在している。
口中での存在も強く、熟れたチェリーやスグリが主張します。
⑥Visciola
最後に、とっても珍しく面白いデザートワインです。
15世紀から今日に渡り、様々なレシピが存在しますが、
こちらのワイナリーでは、オリジナルに基づいているとのこと。
このワイナリーで最も力を入れて生産された上記の赤ワイン
「Pergola Doc Rosso」に、
Montefeltroの野山に咲くvisciole ヴィッショレと呼ばれる、
野生のサクランボと砂糖が加わった甘口ワイン。
深いルビー色をしたワインは・・・
お楽しみとして、描写を控えさせていただきますね(^^♪
日ごろ、
シャルドネやカベルネ、メルローの品種とお付き合いのある方、
この機会に、マルケ州にしか生息しない葡萄との出会いはいかがでしょうか?
ワイン生産者の方の語り、
そしてマルケ料理を得意とするイタリアで10年以上修行をしたシェフ、ケンちゃんのコンビネーション。
滅多にない、素晴らしい機会ですね!
今から好奇心を膨らませ、
質問を持参して臨まれてはいかがでしょうか?
席には限りがございます。
予約はこちらです! 03-6456-1716
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