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2015年6月29日 (月)

ホットした

ホッとして、ちょっぴり涙

手術を終えたパトリッツォから、
「全て順調。これから、寝る」
と携帯にメッセージが入った。

彼は、あまり状況を説明してくれないから、
悪い方の想像力も膨らんでしまったけど、
今は、私の中の血液も、
嬉しそうに体内を巡っているのが分かる。

今朝、クララが電話で、

「キヨミ、一人の時は、私の家に来て頂戴。
 本当に、遠慮しないで。
 パリオ祭の日、もし、一人だったら、
 家で一緒にテレビを観よう。
 一人でいるのは、良くない。
 私も、一人でいる時期を過ごしたから分かるのよ。
 友達でしょ!」

と言ってくれた。

本当に遠慮しないで、絶対に、私のところに来て、
という台詞が、永遠に続いて、
なかなか電話が切れなかった。

嬉しかった。

でも、自分に元気がない時って、
なかなか、人を訪問する気にならない。

相手の家に、暗い空気を持ち込んでしまいそうだし、
訪問先で元気で振る舞う事に、
自分を余計に消耗してしまいそうだし・・・

結局、一人で家にいる事になるけど、
こういう時に、電話で、
クララのような事を言ってもらえると、
こんなに温かな気持ちになれるんだ! 
という事を実感した。

クララの声を聞いていた時、まるで、
隣にいて、肩を組まれているような温もりを感じた。

誰かに気にしてもらえる、って、嬉しい。

自分の成長を求めて目標に向うのも大事だけど、
電話や手紙で、相手の隣にいてあげられる、
そんな事を、日常に取り入れていきたいな。

今まで、そういう事、あまり してなかった・・・・

心に、そういう空間も保っておきたいから、
やっぱり、スローに、自分流に過ごそう、

って思った。


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