今日は、こんな事を学びました!
7人の歌手が揃う練習日。
この日までには咳を止めたくて、もの凄い量の生姜を食べ続け、
手元にある薬を試したけど、やはり咳が続く。
「皆に移したらどうしよう?」「ひんしゅくだな~」とすっきりしない気持ちで訪れると、そこに集まる人は全員、咳をしていた。
先週の集まりでは健康だった私たちは、
同じ日から同一の症状を抱えている。
それを知って、私達は気分がと~っても軽くなった!
気まずく思っている事がある時、「私も同じ!」と
境遇を共にする事でこんなにも気分が晴れてしまう。
今後、問題を抱えた人、気まずい事を抱えている人に会った時は、
まずはじめに、「私も、そういう時あるよ!」と言って、
自分の体験を思い出してから相手に接しようかな?と思った。
順番にレパートリーを歌い、
それぞれが抱える問題点をチェックする。
中国人留学生のサベリオは、
いつも、LとRの発音の違いを指摘される。
間違える度に、クララは歌にストップをかけ、
大袈裟に、LとRの違いを発音し、それにサベリオが続く。
その光景が面白くて、皆、笑ってしまう。
クララは、ランダムに歌手を指名し続け、
また、サベリオが歌う番になった。
いつもミスをするLとRの発音が上手くいった途端、
クララは、「出来るじゃない!」と大声で叫び、
2メートル近くある大きなサベリオに抱き着いて頬にキスをした。
ソファーで聴くメンバーも、皆、手をあげて拍手をし、
そんな空気に感動した私も大きく拍手をした。
歌の先生であり、コンサートをオーガナイズするクララのお蔭で、
その場にいる私たちに、健全な仲間意識が育っている。
私も、クララを見習って明るくありたいな、と思った。
性格が明るい事=面白さを振り撒くという事ではなく、
明るくある事で、そこに居る人が、まるで陽だまりで寛ぐように
リラックスでき、その場に健全な空気が流れる。
このコンサートの伴奏に臨むにあたり、今まで
「間違えちゃったら、どうしよう…」という不安の影があった。
今では「私が好きなこのメンバーの役に立ちたい!」と
ポジティブな願望が芽生えてきた。
友達が発するエネルギーから、色々な事を教わってます!
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