絞りたてオリーブオイル、ファンチュッリ農園、稼働しはじめました!
今年もオリーブの圧搾が始まった。
オリーブ農園のスタッフは、1年かけて、剪定や堆肥に取り組み、
オリーブが実をつけるよう、働きかけた。
人間とオリーブのコラボレーション。
やるだけやったけど、多雨には太刀打ちできない。
これが、正真正銘、今年の味。
トスカーナのオリーブオイルは、
苦味と辛みのパンチがあることで有名だけど、
今年はそれが薄れ、まろやかで、
柔らかなグリーンピースのスープのようなニュアンスがある。
5月下旬、オリーブの花が咲いた段階で、
今年の収穫量は少なくなる事が予測できていたけど、
ここまで収穫量が少なくなることは、誰もが予測していなかった。
人間の都合に合わせた出来栄えにするため、畑に無理強いすることをせず、自然と協調して出来たオリーブオイル。
豊作年の勢いとは違った、
愛おしい気持ちで、絞たてのオリーブオイルを見つめる生産者たち。
誕生したてのオリーブオイルと共に、
これから1年の食卓、お世話になります。
大事にいただきます!
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