« フィレンツェの中央市場 | トップページ | 自然を泣かせる 悲しい合理化 »

2014年6月 1日 (日)

オリーブの花、開花です!

品種や土壌、標高によって時期が異なるけど、
オリーブの可憐な花が咲き始めた。

確か2012年も、6月の上旬には咲いていた。
この年は旱魃が続き、
辛さと苦みが特化したオリーブオイルが出来あがった。

2013年は、6月中旬に満開で、多雨だったので、
辛みと苦みがマイルドな出来となった。

そして、2014年、
今のところ、開花時期も温度も順調に進んでいる、
というのは素人の私の意見。

畑に向き合う無農薬の農夫は、

「今年の冬は暖冬だったろ? 
 だから、虫の生存率が高いんだ。
 この先、害虫の被害が発生しないといいが・・・」

と懸念は絶えない。

今、こうしてトスカーナの太陽を浴びて、
風に優しく撫でられた花達が実に形を変え、
秋になると絞られて、私達の舌を楽しませてくれる。

その後、
栄養となって体内で働き続けてくれるオリーブオイル。

何だか不思議で、とっても贅沢!

Img_8383




|

« フィレンツェの中央市場 | トップページ | 自然を泣かせる 悲しい合理化 »