BGMはロッシーニ
冷蔵庫を開ける度、
「私達を何とかして頂戴~!」と言いたげに
パセリの束が私をじ~っと見つめる。
今日は曇りで、外に出たい衝動もないから、
「やっちゃえ!」と思い立ち、
You Yubeのボリュームを上げて作業に取り掛かった。
洗って水気を切ったパセリ、ニンニク、ケッパー、
そしてアンチョビをまな板に乗せ、みじん切りにする。
それを容器に入れ、
オリーブオイルで浸してたらソースが完了!
野菜のグリル、肉、魚、パスタ用のトマトソースに少し加えると、まるで、カラオケのエコーをかけたマイクのように、料理がグッと上手くなる。
パセリの葉を茎からむしり取るのも、
みじん切りにするのも地味な作業だけど、
この日、私はご機嫌に取り組んだ。
今日の伴奏は、ロッシーニのピアノ曲「アンチョビ」
https://www.youtube.com/watch?v=vvmiGR0cbBU
軽快なリズムで、みじん切りの作業がはかどった。
イタリアの作曲家ロッシーニは大変な美食家で、
アンチョビの他、「ロマンティックな挽き肉」や「ソース」など、料理にまつわるタイトルのピアノ曲を作曲している。
1792年生まれのロッシーニは、
当時、どのようにアンチョビを堪能していたのだろう?
そして、彼の心を射止めた「ロマンティックな挽き肉」とは、どんな料理を指しているのだろう?
パスタソースのボロネーゼのことかしら?
この週末、
皆さんはどんな曲に合わせて、料理をしますか?
そして、完成したお料理を、何て名付けましょうか?
旬の食材と共に、美味しい週末をお楽しみください!
ボナペティート!
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