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2014年2月 8日 (土)

暖冬のトスカーナ

オリーブ農園を訪れた。

今年のトスカーナは暖冬で、
2月だというのに、日中は13度もある。

人は、寒い外気にさらされると筋肉が緊張し、
引き締まるように、
オリーブの木も、冷たい空気にさらされていると、
細胞が閉じ、成長が止まる。

本来、この時期は、5度くらいでなければならない。

しかし、この暖かさで気が緩み、細胞が開き始め、
その状態に於いて、
太陽と雨を受けるものだから、成長が始まって、
新芽が出ようとしている。

まだ2月。
これから先、極寒が訪れるかもしれない。

柔らかな新芽が元気に出てきた後、
極度に寒くなると、
柔らかな新芽はダメージを受けてしまう。

生まれたてのオリーブの葉っぱが、寒さにさらされ、
黄色っぽくなる現象も現れはじめた。

私は寒いのが苦手

でも、コートや暖房で、いとも簡単に温度調整ができ、
命に別条はない。

オリーブのこと、
そして、自然のサイクルを考えると・・・

また寒さが戻り、オリーブの成長が止まりますように。

春のポカポカ陽気は、3月にあるべきだな、
と願う今日この頃です。

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