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2013年12月

2013年12月31日 (火)

2013年、ありがとう!

2013年、しんどいこともあったけど・・・
不景気だと、ニュースは報道し続けたけど・・・

何度、知らない人と笑顔で挨拶を交わせただろう?!
何度、自然の美しさに心奪われただろう?
何度、美味しいものを食べて、素晴らし音楽を聴けただろう?!

そして、何度、友達と乾杯を交わせただろう!

ありがとう!2013年

ありがとう! 皆さま!

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2013年12月26日 (木)

嬉しいプレゼント!

クリスマスの前夜、パオラから電話がかかってきた。

「キヨミ、明日は誰と過ごすの?」

「あ~、クリスマスはティティちゃんと家にいるわ! 
 一人で居ることに慣れてるから」

「もし良かったら、家に来ない?」

私は動揺して、咄嗟に、
「休日はバスもないから、移動に不便なのよ」
と言い訳を口にした。

イタリアのクリスマスとは、
一昔前の日本の正月と同じで、家族、または、親戚が揃い、家で御馳走を囲んで過ごす。

そこに、私が入り込むのは、正直言って勇気がいる。

内輪の話題についていけないかもしれない。

それなら、いっそのこと、
一人で家にいたほうが、気楽でいい。

パトリッツィオも、そのことを分かってくれるので、
無理に私を誘う事はない。

しかし、パオラの誘いは、
おっとりとした口調で、尚も続いた。

「私、キヨミの家まで迎えにいくから!」

そこまで言われたら、断れない。

クリスマス当日、午前中に1本しかないバスに乗り、
教会のミサに出席した後、駅に向かった。

充てにしていたタクシーが見当たらない・・・

「パオラ、ごめんね
 本当は一人で辿りつきたかったんだけど、
 タクシーが拾えないの」

「あら、駅にいるのね!
 すぐ、アンジェロが迎えに行くわ!」

すぐに、アンジェロが現れた。

「実は、キヨミがいるかと思って、
 少し前まで、駅周辺を走行しながら探してたのさ!」

私は、嬉しさを通り過ぎて、感激で胸が一杯になった。
これ以上、気持が高まると、心から溢れて、涙になる。

「最高のクリスマスだわ。
 誰かが、私のことを思ってくれる、
 その事を知れることが何よりのプレゼントだもの!」

パオラとアンジェロ、パオラのお母様、
そして、従兄弟のフランカとマッシモ。

彼らとは、以前から面識があったけど、
この日はよく喋った。

ニューヨークの大学で美術を教えるフランカ、
そして、博物館の館長マッシモが揃ったので、
文化色を帯びた話題になり、
私は、最近、輸出を手掛けたカゼンティーノの生地の話や、ワインの作り手の話をした。

その後、私たちはバールに移り、
そこでパトリッツィオと合流して、
しばし、お喋りを楽しんだ。

昨日まではクリスマスの過ごし方に無関心だったけど、
神様は、私の欲しいものをよく御存知で、
目には見えない、私自信もはっきりと言葉に表せない抽象的なものでも、しっかりとプレゼントしてくださいました!

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2013年12月24日 (火)

ファンチュッリ農園からのビデオレター

皆様に大変御ひいきいただいております
オリーブオイルの作り手「ファンチュッリ農園」から、
ビデオレター。

クリスマス&新年へのメッセージです!

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クリスマスに祈りたいこと

クリスマスに祈りたいこと。

個人的には、親の健康。

そして、世界から
「虐待」「戦争」という言葉が消え去りますように・・・

悪い事をしていない人や動物が、
心身、凍えて、辛い目に遭いませんように・・・

寂しい思いをしている人や動物が、
愛に触れられますように・・・

結果的に、人や動物、自然環境を傷つける人間のエゴが、
これ以上、拡散しませんように・・・

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2013年12月21日 (土)

プレゼーペ

シエナの駅に飾られているプレゼーペを見に行った。

プレゼーペとはキリスト誕生の情景を人形で表現した
模型で、クリスマスが近づくと各地で見られる。

ホームに面して設置されているのかと思ったら、
目立たぬ、小さな個室に設置されていた。

4畳半くらいの狭い部屋に入ると、真っ暗で、キリスト
が誕生した飼葉桶周辺にライトが当てられていた。

少し経つと、旭が昇り鶏が鳴き、部屋が明るくなって、
私は思わず、「ワ~っ!」と歓声を上げた。

沢山の人形が生活を営んでいて、鳥はさえずり、
小川の水は流れ、私はガリバーのようにそこに佇んだ。

暫く見惚れていると、夕陽が沈み夜となり、
また、鶏が鳴き始めた。

「いつから、このプレゼーペがあるんですか?」

個室の管理人のおじさんに聞いてみた。

「15年前からさ。
 4人の鉄道員の趣味が高じて、こうなったのさ!
 鉄道のコントロールの責任者はナポリの出身でね、
 彼を中心に、シエナ人が3人参加して始めたのさ。
 そのうち3人はもう、年金生活者になったけどね」

「オリーブオイルを搾油している人、
 ワインを作っている人
 ・・・これって、エルサレム?」

「いやいや、エルサレムのキリスト誕生と、
 シエナの50年前までの生活を飾っているんだよ」

おじさんは人形が営む働きを一つ一つ紹介してくれて、
その隣では、気の優しそうな奥さんが嬉しそうに頷いている。

オリーブの実を石臼で挽いていたり、
羊毛を刈り取っていたり、
糸車で作業する人がいたり・・・
飲み屋の外では、お爺さんがパイプをくわえ、
足元には猫がじゃれついている。

人形や動物は動いているから、躍動感が感じられる。

部屋に響く讃美歌も心地よい。

プレゼーペに囲まれて、
思わず、童心に戻った楽しいひと時でした!

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2013年12月20日 (金)

郷土料理で時空旅行

ワインやオリーブオイルの発送を終えると、
解放感を求めて近況の食堂に足が向く。

今日は、パトリッツィオの旧友パオラも誘ってみた。

家ではパスタを食べるので、
メニューでは、肉料理のページに目がいく。

「ん~、どうしようかな? 
 羊、ウサギ、豚・・・ペポーゾ・・・」

メニューを口づさんでいると、おっとりしたパオラが

「ペポーゾって、胡椒がたっぷり使われた牛肉の煮込み料理。ブルネレスキの時代に生まれたのよ!」と教えてくれた。

「フィレンツェの有名なクーポラの建築家ブルネレスキ、知ってるでしょ? あのクーポラを作る際、沢山の職人の疲れを癒す目的で、胡椒をたっぷりと使った牛肉の煮物、ペポーゾが生み出されたんですって。何かで読んだことあるわ!」

「え~、ブルネレスキって、1500年前後の人よね? 
 あの当時からあるレシピなの! 
 じゃあ、私、ペポーゾにするわ!」

胡椒と言えば・・・
1555年フィレンツェとシエナの戦争でシエナは敗北し、
貿易の権利をフィレンツェに握られ、
シエナ人は胡椒を入手するのが困難となった。

肉を保存するために、どうしても胡椒は必要。

でも、フィレンツェは法外な金額をふっかけてくる。

そこでシエナ人は野山に入り、
ウイキョウを採集し、胡椒の代わりとして使い始めた。

この時から、シエナの名産、
ウイキョウ入りのサラミが生まれた、
という話を、惣菜屋のジーノから聞いたことがある。

ソムリエのコースでは、
「葡萄の出来が悪い年は、ワインの味を隠すために、ウイキョウ入りのサラミを添えて、ワインを売っていたよ!」と先生が言っていた。

郷土メニューから、
時空を超えたトスカーナ旅行が楽しめる!

当たり前のようで、それが新鮮に感じられた、
美味しいランチでした!
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2013年12月15日 (日)

大人の女になりたい!

MOZARTのコンサート、無事に終了!

今回は、一部のピアノ伴奏を担当した。

「どうしたら、あがらないで弾きこなせるかな?」
と考える日々が続き、何人かに聞いてみた。

説得力があったのは、テノール歌手ウンベルトの助言。

「作曲家の通訳をする、とう気持で臨めばいいんだよ。
自分の良いところを見せびらかそう、とか、
自分の技術に焦点をあてて、間違えないように・・・
なんて考えるのではなく、‘皆さんに紹介するのさ!」

なるほど。

イタリア人と日本人の間に立ち、通訳をする時、私は、
(何とか、両者の気持ちを交わそう)、
と一生懸命になるけど、
「文法を間違えないようにイタリア語を話さなければ」
なんて、緊張することはない。

コンサートが開始され
次々に、モーツァルトの歌曲が披露されていく中、
衣装の着替えが間に合わず、
間があいてしまうことがあった。

そんな時、主催者のクララは、
堂々と笑顔で舞台に登場し、
コンサートやモーツァルトにまつわる小話をして、
会場を沸かせた。

40歳を過ぎてから、
私は、人を惹きつける人を観察するクセがついた。

彼らの持つ魅力をはっきりと定義できないけど、
彼らは、魔法を使うかのように、
何気ないシーンに息吹を吹き込み、
皆を一つにまとめる力がある。

50代にして、40代に見える髪型、とか、
少し痩せて、セクシーになりたい、
なんていう願望は全くない。

そんなことより、
ファンタジーと、ユーモア、そして、肝っ玉を身につけた、クララのような大人の女になりたい!と思う、今日この頃です。

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2013年12月 6日 (金)

食べて、歌って、愛しての国、イタリア!

12月14日のモーツァルトをテーマとしたコンサートに向け、練習中。

私はこの日、
リゴレットと魔笛のピアノ伴奏を受け持つ。

いつもは、女性歌手だけ集まる音合わせだけど、
この日は、テノール歌手の姿があった。

何だか、いつもと場のテンションが違う!

皆、いつもより女性を意識し、浮かれていて、
オバチャンの年齢だけど、可愛いらしい!

そういえば、女子高の時も、
男性教師は、モテモテで、
私も、ちょっとクールな理科の先生のファンだった!

イタリアは幾つになっても、
マンジャーレ(食べる)、カンターレ(歌う)、
そして、アモーレ(愛する)の国です!

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2013年12月 3日 (火)

露店で賑わうシエナ!

シエナのカンポ広場で、特産市が開かれた。

商業施設でのショッピングは快適だけど、
寒い中、露店に集まる人の活気に囲まれると、
ある種の参加意識が高まってワクワクする!

お客様として、うやうやしく敬語を使われるよりも、
仲間言葉で話しかけられると、嬉しくなる!

店のお兄さんとの会話が弾むと、
買うつもりの無かったものを、つい買っちゃうけど、
露店の楽しみ方は、そこにある!

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