ティティちゃんとお食事
少しの間、シエナを離れる。
その間、いつものように、大家のアンナおばさんが、
ティティちゃんの面倒を見てくれる。
夕方、パトリッツィオが買い物に付き合ってくれた。
「ストックのキャットフードが少し不足気味なの。
私の不在日数分の袋数しかないのよ。
少し買い足しておきたいわ・・・」
すると、
「あまり、大袈裟な量を買いすぎるなよ!
キヨミのいない間、俺とティティで、
レストランに行くこともあるしな」とパトリッツィオ。
「あら、ティティちゃんと、レストランなんか行くの?
何て言うレストラン?」
「Gatto Rosso 赤猫食堂」
「・・・どっちのおごりで?」
「ティティはいつも、お金を持ってないんだ。
だから、俺がいつも、おごることになる・・・」
パトリッツィオとティティちゃんが、
レストランのテーブルに向かい合う様子を想像して、
思わず、スーパーのエスカレータで笑ってしまった!
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