男友達
最近になって、男友達が妙に新鮮に感じられる。
例えば、私と同じ年のエリアは、
仕事中の表情はとても険しいが、
仲間と一緒に食事をする時の、
少年のように声を張り上げる様子や、
ペットのインコを眺める眼差しはとてもドルチェで、
まるで、別人のようだ。
また、少し年上の友達は、
スキューバダイビングやギターを楽しみ、
いつも仲間達と過ごす活動派の男性だけど、
彼女からもらった詩を大事に手帳にはさみ、
彼女が部屋を訪れる時は、部屋中をキャンドルで灯し、
そして、時々、
私にジャズピアノの論理を真剣に教えてくれる。
彼らは私を「女性」というより、
仲間として接し、リスペクトしてくれる。
「イタリア男=ナンパ」というイメージがあるけど、
彼らは、性別や容姿、欲求という上辺のレベルではなく、各々の持つ内面の世界に目を向けて、語り合う。
そんな男友達を持てること・・・
| 固定リンク