お久しぶりです!
ご無沙汰しております。
お陰さまで、皆様から沢山のご注文をいただきました。
心より、感謝・お礼申し上げます。
尚、御注文は、いつでも受け付けておりますので、
ご入り用の際には、お気軽にお問合わせください。
仕事のピークが過ぎたところで、
また、ブログの再開です!
久々に、動物シェルター「猫の家」を訪れました。
「チンツィア~、キッチンペーパーが切れてるわ!
どの棚にストックあるの?」
個室をモップがけしている時に、
床に落ちている糞を拭き取ろうとして気がついた。
どのキッチンペーパー容器も、紙切れ状態です。
「紙がないのよ・・・
不況で市に要請しても、なかなか送ってくれないの」
「動物シェルターに紙がないのって、とっても不便じゃないの! 私、駅前のコープに行って、買ってくるわ!確か、今月の目玉商品にキッチンペーパーがあって、40%引きで買えるはずよ!それに、コープの会員カードに溜まっているポイントを使うから、もっと、安く買えるわ!」
「でも、悪いわよ」
「いいのよ。
市がお金を出してくれたら私に返金してちょうだい!」
「昨日、去勢手術をした猫ちゃんを引き取りに来る人がもう少しで現れると思うんだけど、私、ここに残らなくちゃならないわ」
「だったら、私、先に入って、買い物してるわね!
13時にコープに迎えに来て頂戴。私、車無いから」
コープに到着し、キッチンペーパー、ゴミ袋、トイレットペーパー、猫の餌で山積みになったカートを押し、レジに並びます。
ふと、前に並ぶご婦人のカートをみると、
そこにも、猫の餌がたくさん!
イタリアだと、
前後左右の人に突然話しかけるのは、当たり前です。
「お宅、猫を何匹飼っているんですか?」
「ん~!」、困ったわ、というジェスチャーをして、
「沢山!」と答える彼女。
「私の猫は6匹なのよ。でも、野良猫が餌を食べに来て、妊娠している猫が赤ちゃん連れてくるから、もう、数えきれないくらい!私の手に負えなくなってきているわ・・・」
「それだったら、ボランティアの人に相談してみてください。施設の仕事の一つに、野良猫の去勢もあるんです」
そこに丁度良く、チンツィアが登場してくれて、私達は、外国人でガイオーレキャンティという素晴らしい地区に住んでいるご婦人の話に耳を傾けた。
チンツィアは、
御婦人の住む場所を聞いて、すぐに反応した。
「この地区には、去勢反対の女性がいて、仕掛ける罠のカゴが消えてしまうことが続いたから、野放し状態なんですよ。野良猫が増え続けているんですね」
「でも、彼女の庭に罠を仕掛けることは出来るわよね?」
「そうね。やってみましょう」
私達は、動物が好きで、
彼らの生きる権利を守れたら、どんなに幸せでしょう!
でも、動物シェルターで保護できる数に限りがあって、
収容される動物が増え続けると、
可哀想な結末を迎える猫も増えていくのも事実。
動物好きな方、もし宜しかったら、
近くの動物シェルターに電話をしてみてください。
「何か、足りなくて困っているものは、ありますか?」
もし、御自宅に、使わないまま棚に入っているタオルとか、古新聞とか、洗剤とか・・・
皆様がちょっとしたモノを送ってくださると、
とても助かるんです!
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