« トリエステ | トップページ | 親愛なる友、和恵ちゃんへ »

2012年3月13日 (火)

只今!タイムスリップ中

皆さん、今日は

大多和聖美(おおたわ きよみ)です。

突然ですが、3月11日の朝に成田に到着、
その足で教会に直行し、夕方から約30年ぶりの再会となる中学校の同窓会に向いました。

教会では、幼少の頃から私を知る方々から
「聖美ちゃん!」と声をかけられ、
その後、約30年ぶりに再会する友達たちに触れ、只今、タイムスリップの時差ぼけです。

登下校は制服でも、学校生活はジャージで過ごしていた中学の頃。

都内の女子高に入った途端、
有名校の男子生徒の視線が気になったり、
放課後、自由が丘のお洒落なお店でお茶をするお金がなくて、隠れてアルバイトをするようになったり、ブランドものの洋服を買えず、肩身の狭い思いをしたり・・・

その頃からでしょうか?

お洒落なもの、カッコイイことを身にまとって、それを自分のアイデンティティにしようと、違う世界観のコーディネートにお金費やすことを覚えたのは。

自分がかっこよくないと、

世間に振り向かれずに、孤立していくのでは?

そんな考えから目を醒まさせてくれたのが、
素朴なスローライフのイタリアでした。

イタリアでは、素で生きる人が輝いて見える。

子供でも、お婆さんでも、畑を耕すお爺さんでも、太っちょの郵便局の局長でも・・・等身大の自分で生きてるから、人間として自然に堂々として見える。

そして、それと同じ風が、昨日の同窓会にも吹いていた!

「俺は、熱血教師、I先生が好きだったな。あの先生の殴り方は、助走つきだったよな・・・」

「9組の先生、情が深くて、それは合唱際の選曲にもよく表れてたな・・・」

M先生によく反抗したね! 先生、(私は帰る)って教室を出て行ったもんね」・・・・

先生の特徴や、同級生の癖、部活のことなどなど、
中学の頃の私達は、人と付き合っていたんです。

大人になると、

人を見ているようで、実は、その人の背景にある世界を見て、お付き合いすることが多い。

どうしょうもない冗談で笑って過ごした昨日は、

私の身についた変な価値観の錆を擦り落としてくれました。

何だかすっきりな今日この頃です!

|

« トリエステ | トップページ | 親愛なる友、和恵ちゃんへ »