アンドレア・ボチェッリ(1)
トスカーナの小さな町で生まれたアンドレア・ボチェッリ
12歳で失明しますが、その後も障害を乗り越え、
法学博士号を獲得し、見事、弁護士へ。
更に、小さな頃からの夢である歌手としてのデビューも実現させる、逞しい精神の持ち主です。
普段、彼が歌っている映像を目にすることが多いですが、 今日は、彼の語りをご紹介です。
以下、ユーチューブの映像で語る内容は、こんな感じです。
私の祖国、イタリアで出会った愛しの父リック、そして子供達。
皆を感じることができる感動、そして、少しでも役に立てること、感謝します。
私にとって、とても大きな喜びで、この先もずっと続きますように。
今日は特別な日。
なぜなら、私にとって とても大切なことを祝う日だからね。
そこで、皆さんに小さな物語を贈りたい。
物語は、こうです。
ある若い妊娠した新婦が、盲腸のため病院に運ばれてきた。
医師は、妊婦の腹の上に氷を当て、この手当ての終いに、
「子供は諦めたほうがいい。これが最善の策だ。何故なら、子供は確実に障害をもって生まれてくるだろう」と中絶を勧めた。
しかし、若く勇敢な妊婦は、中絶しないと決め、子供を産んだ・・・・
その新婦は私の母で、子供は私です。
選択は正しかったと思う。
そして、このことが、困難に遭遇しつつも、子供をも守りたいと願う沢山の母親の勇気付けになってくれればと思います。
この時期、仕事が忙しく、旅行が続くけど、是非、またある日、ここに戻ってきたいです。
皆様に祝福がありますように。
最後の挨拶として、昔の小さな歌を捧げたいと思います。
私の子供も大好きな歌。だから、皆さんにも気に入ってもらいたいです。
素敵な歌です。
何故なら、陽気で幸せを示唆してくれるから。
こう歌ってます。
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私はこう生きたい
太陽に向い、幸せな歌を、至福に満ちて、
私はこう喜びたい
山の空気、この魅惑にお金は要らない
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