ストライキ
今日は
キヨミさんの愛猫、ティティです。
「パトリッツィオ、ちょっと大変!
来週の火曜日、イタリア全土でストライキなのね!
日本から来るインポータの方のアテンド日と重なってるのよ。昨日、国鉄の窓口でチケット買った時に一言、
えてくれればいいものの・・・・頭に来るわ!」
こんな時は決まって、
キヨミさんはパトリッツィオに不満をぶつけます。
「訪問先の受付いわく、
当日、バスの運転手によって、走る便と走らない便があるんですって。1時間に1本しか走らない便なのよ!
運転手にかけてられないでしょ!」
「おいキヨミ、頼むから声のトーンを下げてくれよ」
パトリッツィオは、困った様子でキヨミさんの攻撃弾を受けてます。
「はけ口がないと、やってられないわよ!
シエナの国鉄のインフォメーションに電話したら、
電話に応答した男性は、ストライキのことをまだ知らなの!
背後で、同僚が9時~17時だ~って叫んでいる始末。
昨日買った電車の切符、払い戻しの情報も教えてくれないんだから」
「よし、当日は俺が車出すから、安心しろ!」
とパトリッツィオ。
「ありがとう。でもね、私が頭にくるのは、ストライキの件だけじゃないの。
ここ数日、いろいろと確認事項を交わしているけど、
イタリア人ったら、以前、交わした話をコロッと忘れて、今度はまた違うことを言い出す。
日本のインポータの方に、そんなことは通用しないでしょ?そこへきて、このストライキ。
だから、不満が漏れちゃうのよ!
それに、日本では台風が近づいて、
飛行機の発着に影響があるかもしれないし・・・・」
すると、パトリッツィオは落ち着き払ってキヨミさんにアドバイス。
「キヨミ。日本のインポータの方にイタリアの長所を伝えてほしい。
~日本には、台風や洪水が不意に訪れますが、イタリアにはありませんので、ご安心下さい。
ただ、不意にストライキが訪れるだけです」
「・・・・」
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