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2011年8月12日 (金)

ソドマとモンテ オリヴェート マッジョーレ修道院

今日は シエナから30キロほど離れた
モンテ オリヴェート マッジョーレ修道院をご紹介

この修道院の回廊には、聖ベネディクトの生涯が描かれたフレスコ画があります。

このフレスコ画について、
Carlo Capucci著の「トスカーナの伝説」の文中に面白い記事を見つけました。

早速、ご紹介しましょう。

この回廊のフレスコ画を手がけたのは、
ルカ・シニョレッリ と ソドマ。

1498年、
ルカ・シニョレッリから仕事を引き受けた頃のソドマはまだ若く、
画家として駆け出しの彼に、修道士は僅かな賃金しか払いませんでした。

仕事欲しさに、顔で笑って心で泣いたソドマ。

(いつかは、このケチ臭い修道士に仕返しをしてやるぞ)という、彼の思いが作品に表れたのでしょうか・・・・

修道士と生活を共に送りながら、
彼らの俗な面も描き出しているようです。

Come San Benedetto ottiene farina in abbondanza e ne ristora i monaciの絵では、修道士が隣の修道士のパンを奪っている様子が描かれています。

その隣のフレスコ画では、
この2人の修道士が寝床に就いた様子が描かれていますが、
パンを奪った修道士の右手は掛け布団からはみ出し、
まるで、悪夢にうなされているかのよう。
一方、パンを奪われた修道士は安らかに眠っています。

そして窓の上には、
いざかいのない日を送れば、甘い夢の夜を送れる
と記されています。

聖ベネディクトの生涯・奇跡を表すフレスコ画。

よく見つめてみると、
ソドマが、当時のエピソードを耳打ちしてくれるかもしれません!

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