大人のワイン時間
今日は
キヨミさんの愛猫、ティティです。
夜風が気持ちよいせいか、
アクアボッラ食堂の外テーブルでは、
一組の客がボトルワインと共に、いつまでも過ごしている。
そんな時は、パトリッツィオもキヨミさんも、
テレビを見ながらのんびり構えます。
何気なく見ている映画は、ツイステッド。
ショートヘアの女捜査官ジェシカが赤ワインを飲むシーンが多く、そこへ、同僚役の俳優アンディ・ガルシアが登場すると、「やっぱりね」と思ってしまう。
ワインの酔いが、男女の体裁をゆっくり解いていくのです。
もし、このシーンで、
女性がオレンジジュースを飲んでたら?
男性が焼酎のウーロン割りを飲んでいたら?
ましてや、健康茶とか、青汁を飲んでいたら・・・!
やはり、艶のあるシーンにはワインなんですね。
ワインを一口含み、グラスをもて弄びながら会話を交わし、時間をかけながら気持ちがゆっくりと解けていく。
高級ワインとか、
ワイン評論家が高得点をつけたプレミアムワインとか、
‘いいワイン’と称されるものは沢山ありますが、
そういうワインは、構造力がしっかりしたフルボディータイプが多く、飲み続けるには抵抗を感じる人もいるかもしれません。
もし、自分好みの味で、ゆっくりと無理なく飲み続けられることが出来るとしたら?
そして、そんなワインと過ごす時間が、素敵なシーンを展開してくれたとしたら?
そういうワインこそ、自分にとって‘ いいワイン ’
ワイン同様、自分もゆっくりと開いていきます。
猛暑ではワインのアルコール分が目立ってしまいがちでしたが、やっと、美味しく感じられる季節が訪れました。
さて、ワイン片手に、艶に浸りたい!
今宵は、先ほどの映画で余韻が残る、
危険な香りのアンディ・ガルシアでキュンと過ごします!
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