ヒマワリの生長
今日は
キヨミさんの愛猫ティティです。
青く澄んだ空、カラッとしたそよ風が吹き抜けるトスカーナはスポーツシーズン。
先週は、近くのサーキット場でのイベント客、バイクのツーリング、自転車などなど、グループ客が毎日のように訪れ、仕込みから注文まで調理に追われましたが、
その波も治まり、のんびりムードが戻りました。
気がつくと、アクアボッラの周辺では向日葵がスクスクと生長しています。
「あっちの丘も、こっちの丘も向日葵が育ってるのよ!今まで気がつかなかったわ。
この調子だと7月には開花するかな?
8月に日本のお客様がいらっしゃるから、その時まで咲いてくれるといいんだけどな~。枯れちゃって下向いてたら、残念」とキヨミさん。
「そしたら、(ほら、向日葵がお辞儀してます)って言えるぞ」とパトリッツィオ。
「なるほど!そうよね」
いつものように、たわいの無いお喋りをしていると、業者が使い古しのテーブルクロスの交換にやってきました。
「チャオ、どう、調子は?」とパトリッツィオ。
「最悪。仕事ばかりで疲れちまう」
小太りの若僧は額に汗を浮かべてます。
「お前、生まれた時から疲れちゃってるからな~。生まれた第一声は、‘年金、いつから貰えるの?’ だろ?」
お世辞にも上品とは言えないトスカーナ節。
しかし彼らの日常会話で使われる素の表現はカラッとしていて気持ちが良い。
社会の目を意識すると、品格よく振舞うほうが無難かもしれません。
でも、トスカーナの、しかもアクアボッラの空気を吸っていると、いい意味で野暮ったく成長している今日この頃です。
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