オリーブ農園にご一緒しませんか?
今日は
キヨミさんの愛猫、ティティです。
蝉の声が響き渡るトスカーナは、今日も33度。
キヨミさんはオリーブオイルの作り手、
ファンチュッリ農園のエンリコを訪れました。
「いや~、毎日暑いね」
ポロシャツの袖をめくり、エンリコはドカタ焼けの後を見せ付けます。
「2週間ほど前からオリーブの花が咲き始めたんだ。
しかし、この暑さだろ?
おまけに風が吹くから乾いてしまって、この始末。
大半の花が枯れちまった」
5月下旬から6月の上旬にかけてオリーブの花が咲き、
その後、花は小さい緑の実となり、秋の収穫に向け、少しずつ成長を続けます。
実が虫の攻撃を受けないことも重要ですが、6月の花の状態で、秋の収穫量を予測することができます。
「昨年はこの木にもオリーブの実がたっぷり付いたけど、今年は見込めないと分かったから剪定することにしたよ。今年の秋は見送りでも、2012年は大量の収穫が見込めるからね」
秋の収穫は時間が勝負。
実がたわわに成る木に、人の配置計画を立てなけれななりません。
1500年から家族代々にわたり受け継がれてきたオリーブ農園の規模は40ヘクタール。
2万本ものオリーブの木は、高台や平地、森の隣など異なる地区に点在し、それぞれの土質や気候の影響を受け、地区ごとの出来にも変化が見られます。
自然環境を受け入れざるを得ないオリーブ栽培。
その年の四季を物語った美味しいオリーブオイルが食べたい!
それには、沢山のオリーブの木からより良い状態の実を選んで収穫できるという、ある程度、広範囲の畑を抱える農家が頼りになれそうです。
さて、レストラン「アクアボッラ」には毎月のように日本からお客様が訪れてくださいます。
当店で昼食を楽しんで頂いた後、ご一緒に、ファンチュッリ農園に遊びに行くというのがパターン化されてきました。
気楽に、楽しい一時を過ごす、という感覚なので、見学・アテンド料金など一切発生いたしません!
もし、オリーブ農園に興味のある方、
どうぞ、ご連絡くださいね。
ciao ciao!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント