東京駅発、日本の未来行き
皆さん、今日は
シエナの大多和聖美(おおたわ きよみ)です。
ヴェネト州、ヴェローナの街で行われたワイン見本市にて、輸出ワインの商談を終えて戻ってきました。
5日間の不在で溜まった着信メールの中、
皆様にも知っていただきたいお知らせがありましたので、是非、御報告させていただきます。
詳細は以下のサイトでご覧になれますが、一部を抜粋させていただきます。
http://japanroad.exblog.jp/15230696/
谷根千工房の森まゆみです。
熊谷産業では赤煉瓦の東京駅の修復のため、屋根瓦をていねいに外して、北上に運び、使えるのと使えないのを選別して、汚れを取り、結束して東京へ持っていく直前でした。
この瓦のほとんどは戦後の修復の際の登米産の良質なものです。
それが津波に洗われ泥だらけになりました。
しかし調べたところ、2万枚は回収が不可能でしたが、4万5千枚は洗って塩気を取ればじゅうぶん使えると熊谷さんは言います。
ところが残念なことに、JR東日本の設計部と施工会社(鹿島・清水)は工期が遅れないよう、スペインにスレートを発注すると言っているそうです。
今回,打撃を受けた当地の人たちはスペイン産のスレートに変わったとしたらどんなにがっかりなさるでしょう。
反対にJRがそれでも泥のなかからよみがえった登米さんの瓦を洗って使ったらどんなに元気が出るでしょう。
JRは全面広告で新幹線の復旧や東北復興に全力を注ぐといっています。
高い広告料を払うより、べつのかたちで東北を支援してほしいものです。
被災地の方の気持ちを踏みにじってまで、
東京駅の修復作業を工期内に終えることが、
本当に必要なのでしょうか?
ご賛同いただけましたら、署名をお願いいたします。
メール本文に、
氏名、住所、肩書き(主婦、高校1年などなど)を記載の上、小林良雄氏 ckk-so@nifty.com までお送りください。
尚、締め切りは4月13日(水)です。
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