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2011年3月20日 (日)

復興へ向けて

災害にあわれた方の心情を察し、泣けてきます。

そして、原発の危機を知るたびに、恐怖に脅え、

平常心を失う自分がいます。

しかし、そんな中、両親を失ったにも関わらず
老人の看病に努める女性は、
「こんな時だからこそ、笑顔と優しさが大切です」と・・・

家が流されてしまったのに、
塞ぎこむことなく救援物資を運ぶ高校生は、
「同級生と、こうして一緒にいられることが嬉しい」と・・・・

周囲に元気を与えている。

計画停電の不便な経験を、

ちょっとした笑い話に変えて、周囲を明るくされている方がいる。

「絶対復興してみせる!だから、元気に明るく、先に進まなければ!」と自分を奮い立たせてらっしゃる方がいる。

【東北の方に比べたら、これくらい何でもない】
というキーワードを抱え、
助け合いの精神と共に変わっていく日本国民。

イタリアでも、ネットを通じてNHKテレビを見ることができます。

被災地の方の頑張り、ボランティアの方の様子をイタリア語に通訳すると、パトリッツィオやダリオは涙を流して画面を見つめています。

今後、世界は、日本に対し、
経済・テクノロジーに加えて、国民性でも大いに評価をすることでしょう。

情けないのですが、何の不自由もないはずなのに、塞ぎこみかけていました。

今から、甘えは脱ぎ捨てます。

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