玉ねぎ、大好き!
Ciao ciao !。
愛猫のティティです。
Kiyomiさんの大好物は赤玉葱。
グリルで焼いた途端にコロッと甘く豹変する赤玉葱はなんと魅力的なのでしょう。
また、仕上げにネギのみじん切りが覆いかぶさると、味覚の構造が膨らみ、食べ続けたいという欲求に駆られてしまうし、すりおろしたニンニクが料理にエールを送ると、味覚はグンと挑発的に迫ってくる。
この3点の素材には、全く飽きることがありません。
パトリッツィオは、kiyomiさんが口臭も気にせず、バリバリと玉葱を食べる姿が大好きで、時折、花束の変わりに、茎付きの玉葱の束をプレゼントしたりします。
そんなkiyomiさんの冬季限定ニックネームは玉葱。
ある日、寒さをしのぐために何枚重ね着をしているか、という話になりました。
「このざっくりセーターの下に薄手のセーターでしょ、その下にカーデガン。そして防寒下着。まだまだ続くのよ!この下にもう1枚、防寒下着を着てるでしょ・・・・!」
得意げに自慢するkiyomiさん。
「まるで玉葱だな~。そんな自慢は止してくれ。女の服を30分も脱がし続けたら、どんな男だって萎えちまう」とピーノはうんざり。
そして一昨日、パトリッツィオからは、こんな台詞が漏れました。
「kiyomi、心根は優しいけど、外見は鬼婆なんていないだろ? もっと女性らしい身なりをしてくれたら嬉しいな・・・・」
以前、友達のエリーナからも、「髪型と靴を整えるだけで、全然違った印象になると思うわよ!」と言われたことを思い出します。
いくら玉葱が美味しくても、、玉葱化した女はまずい。
周囲の警告を受けとめ、今日はちょっとしたお洒落を試みます。
黒のタートルネックにジーパン、黒いブーツを履き、髪はポニーテール。
なんてことない組み合わせですが、今までの服装からすると大分まとまった感じ。
鏡を覗き込むと、結ききれない髪が顔にかぶさり、何だか貧弱そう。
(ピンで留めよう。あれっ?ペアピンが見当たらない・・・いつもは目につくのに、どうしていざという時には見つからないのかしら!)
貴重なヘアピンが見つかり、(ちょっと決ってるかな!)と優越感が湧き上がると同時に、
今度はカバンの留め金が壊れていることに気をとられます。
(格好つけても、このカバンをみられたら恥ずかしいかな~)
(ブーツ、もっと磨けば良かった。これじゃ、見栄張りに見えちゃう・・・)
昨日までの玉葱女が抱えなかった悩みがポコポコと浮かび始め、歩きなれたシエナの石畳もブーツの踵には厳しく、足は悲鳴を上げ始めます。
(やってられないな)
せめて、1週間に一度は脱玉葱化を試みますが、
あとは、気軽で美味しいスタイルに戻って伸び伸び生活を満喫します!
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