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2010年10月22日 (金)

オリーブの収穫 近況報告

今日は

愛猫のティティです。

今、トスカーナのオリーブ農園はバッタバタと大忙し。

「もしもし、ルイージ?kiyomiです。あのね」と言いかけると、「ごめん、kiyomi。後で電話するから」と小声で応え、
ツーツーツーという回線の切れた音だけが残されます。

その後、30分経過して電話しても、晩御飯時に電話しても彼は携帯には応答しません。

翌日、高齢のお母様が住む自宅に電話をしてみると、

「あら、kiyomiさん。元気ですか?ルイージと話たいんでしょ。ちょっと待ってね。
(ルイ~ジ~、ルイ~ジ~!)
今、ここに居ないみたいだけど、私が必ず電話させますからね。安心して頂戴」とはっきりした応答。

お母様の押しは強い!

いつものように、5分も経たないうちに、ルイージから電話がかかってきました。

「ゴメン、kiyomi。昨日はちょっと会話しにくい場所にいたんだ。今、オリーブ収穫の件で色々あって・・・分かるでしょ?」

「分かるわ。夜、掛けなおす?」

「いや、今、話せるから大丈夫」

「来週、私も収穫に行くわね。日本人で何人か興味がある人がいるから、彼らと一緒にタクシーで行くわ」

「了解!もし雨が降ったら収穫作業はできないけど、そうなったら農園を案内するよ。今朝も霧がかかっていたから10時までは収穫できなかったんだ。濡れたオリーブに触れると、痛むからね」

さて、モンテプルチャーノの作り手も気になります。

早速、ルチャーノに電話をしてみると、やはり彼も携帯に応答せず、自宅の電話には奥様のローザが出ました。

「あら、kiyomi、久しぶり!ルチャーノ、今、ここにいないけど、必ず、電話させるから」

その後、ルチャーノから電話があり、モンテプルチャーノでは着々と収穫が進み、来週半ばには瓶詰めして納品してくれるとのこと。

ワインとは対照的に、オリーブオイルは収穫してから出来上がるまでの工程が短時間。

それ故に、瓶のふたを開けた瞬間、濃厚でフレッシュなオリーブ香と共に、農園の賑やかなお喋りも飛び出してきそうな、そんなトスカーナ農家のオリーブオイルはまもなくアクアボッラに到着です。

搾りたてのオリーブオイル、ご注文をご希望の方、

kiyomisiena@libero.it までご連絡下さい!

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