オリーブの収穫 近況報告
今日は
愛猫のティティです。
今、トスカーナのオリーブ農園はバッタバタと大忙し。
「もしもし、ルイージ?kiyomiです。あのね」と言いかけると、「ごめん、kiyomi。後で電話するから」と小声で応え、
ツーツーツーという回線の切れた音だけが残されます。
その後、30分経過して電話しても、晩御飯時に電話しても彼は携帯には応答しません。
翌日、高齢のお母様が住む自宅に電話をしてみると、
「あら、kiyomiさん。元気ですか?ルイージと話たいんでしょ。ちょっと待ってね。
(ルイ~ジ~、ルイ~ジ~!)
今、ここに居ないみたいだけど、私が必ず電話させますからね。安心して頂戴」とはっきりした応答。
お母様の押しは強い!
いつものように、5分も経たないうちに、ルイージから電話がかかってきました。
「ゴメン、kiyomi。昨日はちょっと会話しにくい場所にいたんだ。今、オリーブ収穫の件で色々あって・・・分かるでしょ?」
「分かるわ。夜、掛けなおす?」
「いや、今、話せるから大丈夫」
「来週、私も収穫に行くわね。日本人で何人か興味がある人がいるから、彼らと一緒にタクシーで行くわ」
「了解!もし雨が降ったら収穫作業はできないけど、そうなったら農園を案内するよ。今朝も霧がかかっていたから10時までは収穫できなかったんだ。濡れたオリーブに触れると、痛むからね」
さて、モンテプルチャーノの作り手も気になります。
早速、ルチャーノに電話をしてみると、やはり彼も携帯に応答せず、自宅の電話には奥様のローザが出ました。
「あら、kiyomi、久しぶり!ルチャーノ、今、ここにいないけど、必ず、電話させるから」
その後、ルチャーノから電話があり、モンテプルチャーノでは着々と収穫が進み、来週半ばには瓶詰めして納品してくれるとのこと。
ワインとは対照的に、オリーブオイルは収穫してから出来上がるまでの工程が短時間。
それ故に、瓶のふたを開けた瞬間、濃厚でフレッシュなオリーブ香と共に、農園の賑やかなお喋りも飛び出してきそうな、そんなトスカーナ農家のオリーブオイルはまもなくアクアボッラに到着です。
搾りたてのオリーブオイル、ご注文をご希望の方、
kiyomisiena@libero.it までご連絡下さい!
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