桃二郎
今日は
ティティです。
Kiyomiさんのお母さんから桃二郎君の写真が届きました。
もともとの飼い猫が野良猫となり、
何を根拠にしてか、年齢は3歳とのこと。
自分のテリトリーを決めてからというもの、
猫でも犬でも、その道を通るものなら、
威嚇して突進していく獰猛さを備えた甘えん坊猫。
近所の池で泳ぐ魚が減っていくのも彼の仕業ともっぱら評判が立ちますが、
猫好きの人たちに食事を与えられて、悠々と生活をしているそうです。
「桃二郎君っていうのは、皆でそう呼んでいるの?」
「いいえ、お母さんが勝手に名付けたの。
聖美のところにいた桃太郎君も太ってたでしょ?
だから、弟分として桃二郎」
母が散歩すると、動物のほうから
「今日は!」と声かけてくるそうです。
これから太っちょな猫を見かけるたびに、
「桃三郎」「桃四郎」 「桃五郎」・・・と
彼女の中で猫の系図が増えていくことでしょう。
そしてこちらイタリア、アクアボッラでは犬連れのお客様が目立ちます。
ドイツ人夫婦が連れる小型犬はシャネルちゃん。
向かいのテーブルにいる若いオスにお尻を向け無関心を装い、
じーっとしている姿はまるで縫ぐるみのようです。
「それにしてもシャネルちゃん、お利口ですね。
調教スクールに通ったんですか?」
とパトリッツィオが尋ねます。
「いいえ。調教の先生は、私のワイフ(奥さん)ですよ」
「なるほど。ついでに旦那さんも調教されたってわけですね?」
いつものトスカーナ節の冗談を投げかけます。
41歳になっても結婚願望が全く沸きませんが、
将来、沢山の動物達と一緒に暮らしたい!
そんな憧れが膨らむ今日この頃です。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント