世界は俺のもの
今日は
ティティです。
「最高だな!世界が俺のものに思える」
ヒンヤリ心地よい夜風の中、
タバコを味わいながらパトリッツィオが呟きます。
「あなたが手にする前のアクアボッラは放置された空家状態で酷かったもんね。そこに私達が魂を吹き込んで、今ではこんなに賑やかに人が食べて、飲んで、素敵な時を過ごす場所になってるんだもの。最高よ!」
ここ連日、アクアボッラは満席です。
営業を終えて外で寛ぐ束の間、
足首や膝付近が熱を帯びて、鉛のように重く感じられますが、満足感がシップとなって、そんな痛みを和らげます。
思いっきり走り回って、ビッショリ汗かいて、水をがぶ飲みして・・・
大胆に喧嘩して、深く悲しんで、単純に喜んで、笑って、感激して・・・・
そんなオーソドックスな生活がたまりません。
「世界(アクアボッラ)は俺のもの!」
少人数でコツコツと築き上げたアクアボッラでは、お客様にも媚びることなく伸び伸びと生きる私達。
疲れた体内に、誇りが響きます。
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