飛んでる親友K
今日は
ティティです。
着信音に気づき携帯を手に取ると、
画面には、日本の電話番号の表示が。
「ハロー、聖美?」
短大時代からの親友Kです。
いつもメールで連絡をよこす彼女が突然携帯に連絡してくるなんて、何だか普通ではありません。
「聖美、今、忙しい?」
「ううん、暇してるわ。ところで、日本って夜中じゃないの?」
「うん。何だか仕事、疲れちゃってね・・・・」
(さては仕事の件で、何かあったな?)
と心の準備を整えるkiyomiさん。
「ところで、聖美は今週、忙しいの?」
「あ、分かった。また出張でヨーロッパに来るんでしょ!」
航空会社に勤める彼女は、頻繁に出張にやってきます。
「実はね、家族揃ってアメリカに行く予定だったんだけど、飛行機に空席が出ないのよ。だから、ホテルもレンタカーも全てキャンセルしちゃったの。そこで、ヨーロッパ方面を調べていたら、何だかありそうなのよ。空席」
「いいじゃない!イタリアにおいでよ!いつ頃?」
「あさって。まだ旦那には言ってないのよ。すっごく考えちゃって、聖美に電話しちゃった!」
「でも、日本は深夜で日にちが変わったから、明日ってことよね」
「そう」
こういうところ、昔から変わってません。
20代の頃の電話を思い出します。
「聖美、今から踊りに行かない?」
「え~、今から?」
「これから六本木に向うわ!」
「ところで、今、何処なの?」
「成田空港!」
遊び歩いた昔が懐かしい。
飛んでるKはその後、更に世界へ。
そしてkiyomiさんは東京発、イタリアの田舎生活へ
それぞれの道はその後、どう続くのでしょうか・・・
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