トマト
今日は
ティティです。
スーパーのレジに並び、
他の買い物客のカゴの中身を観察してみると、
どのカゴにも真っ赤なトマトの姿が見られます。
15世紀、
メキシコやペルーからイタリアに渡ってきたトマトは当時、有毒があると信じられ、観賞用に用いられていました。
それから1世紀後、イタリア人が食材としてトマトを食べ始め、その1世紀後にはヨーロッパに普及し、
アメリカに食材として普及したのは、、1820年です。
今日、サラダ、ピッツァ、トマトソース、グリル、ドライトマトなど、様々な姿で食卓に並ぶトマトたち。
全世界に何百種類と存在する中、トスカーナのスーパーに並ぶのはこんな種類のトマトたちです。
Costoluto(肋骨型)
溝がある形の丸い中型のトマト。
とても味わいがあり、生でも煮ても美味しいです。
Ciliegino(サクランボ)
丸い小粒の輝きを帯びた赤いトマトは
シチリアなど南で栽培されます。
甘みを帯びているので、このままおツマミに。
Ramato(小枝)
丸く滑らかなこのトマトは房状に成り、大きさは中型。
果肉が多く、簡単に皮がむけるのが特徴です。
グリルにも最適。
Cuore di bue(牛の心臓)
その名のとおり、心臓の形をしたトマトは
一つが200~250グラムと大きめのサイズ。
種が少なく、果肉がぎっしりとしています。
シンプルにトマトサラダで頂きます。
San Marzano
身は固く、水分が少ないのが特徴。
皮を剥いてソース用に使用します。
さて、皆さんのご近所にはどんな種類のトマトがありますか?
暑い夏は是非、トマトをサッパリ・簡単レシピでお楽しみください。
一例として、ブルスケッタを紹介しましょう。
トーストしたパンにニンニクの欠片をすりこみ、
ガーリックトーストを作ります。
その上に軽く塩をまぶし、
オリーブオイルをまわしかけして召し上がるもよし、
もしくは、角切りトマト、バジルを載せ、
塩とオリーブオイルをかけて召し上がるもよし、
美味しさの決め手は、旬の熟れたトマトと良質のヴァージンオリーブオイルです。
では、Buon appetito !(よいお食事を)
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