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2010年7月16日 (金)

夏はシンプルに 庶民の味

今日は

ティティです。

トスカーナは昨日も、今日も、明日もヒート!

暑い故に、スイカやビール、そして日没後の風が体を通り抜ける一瞬に感激を覚えます。

さて、この暑さの中、冷房もない生活を送るシエナより、庶民のレシピをお届けしましょう!

イタリア料理とは、メディチ家のような貴族から発祥した手の込んだレシピと、貧しい庶民の生活から生まれたシンプルなものがあります。

庶民ゆえに粗食かというと、とんでもない!

恋愛にも、食べることにも、美味しいものを率直に求めるイタリア庶民は、シンプルな方法で、贅沢な旨みを楽しみます。

そんなイタリア的庶民の明るさを、
夏のレシピを通じてお届けしましょう。

お料理経験のない男性も、是非、トライしてください。

イタリア庶民風、シンプルレシピ

ボールやどんぶり、小さな鍋を一つ用意してください。
容器なら何でもよいです。

その中に、角切りのトマト、みじん切りの玉葱とセロリを入れます。

もし、ツナ缶やカマボコ、バジルやシソの葉、オリーブの実などがあったら、それらも食べやすい大きさに切って入れてみましょう。
何でもご自由に。

お次は味付け。
塩、コショウを少々振りかけ、オリーブオイルをまわしかけます。

(ニンニクのすり卸、お醤油を数滴加えると、美味しさアップ!)

これでベースは出来上がりです。

さて、この中に、何をいれましょうか?

すき焼きの残り汁に、ご飯を入れる人と麺を入れる人がいるように、この具の中に、お好きなものを一つ選んで入れてください。

        昨日の晩の冷や飯

        スパゲッティ

        マカロニ

        時間がたって硬くなったパン
(細かくちぎってくださいね)

よく混ぜ合わせて、お皿に盛ったら、いただきま~す!

準備する素材としてイタリア的な素材を表記すると、
普段、イタリア食材が身の回りにない方にとっては
(気さくなもの)という気楽さが生まれないので
あえて省きました。

今回の趣旨は、オリーブオイルや素材の旨みとシンプルに付き合い、健康生活を楽しんでいただくこと。
イタリア庶民の知恵のレシピです。

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