夏はシンプルに 庶民の味
今日は
ティティです。
トスカーナは昨日も、今日も、明日もヒート!
暑い故に、スイカやビール、そして日没後の風が体を通り抜ける一瞬に感激を覚えます。
さて、この暑さの中、冷房もない生活を送るシエナより、庶民のレシピをお届けしましょう!
イタリア料理とは、メディチ家のような貴族から発祥した手の込んだレシピと、貧しい庶民の生活から生まれたシンプルなものがあります。
庶民ゆえに粗食かというと、とんでもない!
恋愛にも、食べることにも、美味しいものを率直に求めるイタリア庶民は、シンプルな方法で、贅沢な旨みを楽しみます。
そんなイタリア的庶民の明るさを、
夏のレシピを通じてお届けしましょう。
お料理経験のない男性も、是非、トライしてください。
イタリア庶民風、シンプルレシピ
ボールやどんぶり、小さな鍋を一つ用意してください。
容器なら何でもよいです。
その中に、角切りのトマト、みじん切りの玉葱とセロリを入れます。
もし、ツナ缶やカマボコ、バジルやシソの葉、オリーブの実などがあったら、それらも食べやすい大きさに切って入れてみましょう。
何でもご自由に。
お次は味付け。
塩、コショウを少々振りかけ、オリーブオイルをまわしかけます。
(ニンニクのすり卸、お醤油を数滴加えると、美味しさアップ!)
これでベースは出来上がりです。
さて、この中に、何をいれましょうか?
すき焼きの残り汁に、ご飯を入れる人と麺を入れる人がいるように、この具の中に、お好きなものを一つ選んで入れてください。
・ 昨日の晩の冷や飯
・ スパゲッティ
・ マカロニ
・ 時間がたって硬くなったパン
(細かくちぎってくださいね)
よく混ぜ合わせて、お皿に盛ったら、いただきま~す!
準備する素材としてイタリア的な素材を表記すると、
普段、イタリア食材が身の回りにない方にとっては
(気さくなもの)という気楽さが生まれないので
あえて省きました。
今回の趣旨は、オリーブオイルや素材の旨みとシンプルに付き合い、健康生活を楽しんでいただくこと。
イタリア庶民の知恵のレシピです。
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