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2010年4月26日 (月)

只今、戦闘態勢

今日は

ティティです

只今、kiyomiさんはアクアボッラで戦闘態勢。

「父ちゃん」「父ちゃん」とパトリッツィオにぴったりのダリオ君。

お客との会話や冗談を嬉しそうに「父ちゃん」に報告して喜ぶ彼の会話は、ネイティブすぎてなかなか聞き取れず疎外感を感じさせられます。

「夜の8時半にのこのこ現れるウエイターがいる?」

「でも、父ちゃんが今晩は暇だから来なくていいって言ったのに、あえて僕は来たんだ」

「だったら、7時半にはいらっしゃいよ。あんたが到着する前に、私がお客に料理を運んだわよ」

3人と一匹のアクアボッラでの生活。

日常生活で生じる些細なストレスが積ると、パトリッツィオに愚痴をこぼしますが、決まって
「それは、kiyomiの問題だろ。ダリオは悪くない」
と反撃を食らいます。

確かに、ダリオは悪くない。

もし、彼の口から苦労話の一つでも聞かされたら、
近感を持つかもしれません。

しかし、23歳の青年が両親の厚いガードに守られ、
アニメを見ながら笑いこけ平和な毎日を送っている。

これには、嫉妬が含まれます。

悪気の無いダリオの言動にストレスを感じ、そんな自分に(いい年して、なんて許容範囲が狭いのかしら?)と嫌気がさし、おまけにイタリアでの心の支えであるパトリッツィオからも非難されると、爆発するか、殻にこもって意地を張るしかなくなります。

「あなたはいいわよ。父ちゃんが守ってくれて、家ではお母さんと妹と愛犬が癒してくれるから嫌なことがあっても気分転換が効く。それに引き換え、私は曇った気持ちで一人アパートに帰ると面白くないわ。あんたの得意の冗談が私にも向けられて笑ってしまうと、楽なのにね」

そんな中、家のパソコンを開くと、日本旅行中のアリアンナとミケーレから「有難う!」のメールが飛び込みます。

kiyomiが素敵なお友達を紹介してくれたお陰で、私達、とても幸せ!」

心が満たされます。

戦闘態勢の問題は、勝ち負けではなく、自分が拒否されたような居心地の悪さに心が伸縮してしまうこと。

おまけに、内面に隠しておきたい自分の醜い部分と体面してしまい、自分が意地悪に思えてしまうこと。

そんなモヤモヤを解消してくれるのは、α派のクラシックでもなく、美味しいものに食らいつくことでもなく、
自分に向けられた愛情。

感謝の気持ちを述べられると、
(私って、やっぱりいい人?)と嬉しくなり、自分が自分を好きになれるのです。

狭い環境で上手くいかなくなったら、
まずは運動して心地よい疲れに体を浸し、
その後、「有難う!」の言葉を受け、
(私はいい人!)とおまじないをかける。

そうするうちに、自分が柔らかくなって自然と環境が元にもどっていく気がします。

トラブルで生じる煙の消火作業は、愛が必要です!

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